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ポメラDM25登場

 久々のポメラの新型機である。
 というか、私としてはポメラの新型機はもう登場しないかもしれないと思っていた。
 ポメラDM100が登場した頃から、ポメラの存在意義がどんどんと薄れているように思える。その理由は単純で、スマートフォンやタブレット端末が時代と共に幅を利かせてきたからである。これらの端末が、文字を打つだけという製品のポメラの領域を脅かすのは難しい話ではない。何故なら、スマートフォンもタブレット端末もそれ以上の事が出来、また予測変換精度に関しても申し分のない端末であるから、あえてポメラのようなテキストデバイスを使おうという強い意志を持っていない限り、その必要性そのものがないのである。
 もっとも、ポメラを使ってきた人達からすると、そもそもそうした意図的にポメラを使おうという意思がなければこの製品を使ったりはしない、というかもしれない。つまり、ポメラを使っている人は、テキストデバイスに何かしらの拘りがあるわけで、そうした狭い領域にいる人達へのビジネスに、キングジムが突貫するかどうかが新機種登場の一つのカギだったといえる。
 だが、そのポメラから新型機が登場した。
 これは発売元のキングジムがニッチな市場で戦っていけると踏んだ事に他ならない。そして選んだ道は、前機種DM100のようなスタイルではなく、前々機種DM20の後継機であった。

 たしかに、折りたたみキーボードで小型に圧縮できるポメラの方が良い、という人も多い。DM100が登場した時に一部で囁かれた言葉である。それを考えると、今回の新型機は今までのスタイルでポメラを使ってきた人たちへのアップグレードパスとして用意された、と解釈すべきかもしれない。
 外見は従来のポメラよりも薄型化していて、その結果、DM20比で10gだが軽量化した。中身に関してはほとんどがDM100譲りであり、縦書き機能、グリッド表示、フレーム表示機能、PC版ATOK辞書のインポート機能、強化されたカレンダー機能、等々、DM100から引き継いだ機能はバックライト以外全て引き継いでいると言える。


 公式サイトを見ると、DM100がなくなるわけではないようで、併売されるだろうと思われる。コンパクトサイズが欲しい人はDM25、フルサイズで暗いところでも使いたい人はDM100という棲み分けとしているように思える。何しろ機能は同じなのだ。
 今までの旧機種も手に入るとは思うが、私的にはお薦めしない。理由は搭載されている拡張カードスロットがマイクロSDカードスロットだからだ。
 
今回のDM25も標準サイズのSDカードスロットが搭載されているのだが、これにより東芝製のWi-Fi内蔵SDカード“FlashAir”が使える可能
性が高い。実はDM100はファームウェアアップデートによって“FlashAir”が使用可能になり、これによりWi-FiでEvernoteへのアッ
プロードが可能になった。
 つまり、Wi-Fi環境下であれば、ポメラは単体で外部ネットワークストレージへのアップロードが可能になるワケである。
 また、Wi-Fiルータやテザリング可能なスマートフォンがあれば、3G回線下でも同じ使い方が可能になる。
 今や、ポメラは内部にテキストを溜め込む為のデバイスではなく、新たな道に進んできたというわけである。

 もちろん、これらの機能はあくまでもテキスト入力を特別なものとして捉えている人にしか向かない。
 ポメラも決して安いものではないし、手軽に使いたい人なら専用デバイスを使わずともスマートフォンやタブレット端末で事足りてしまう。
 それでもあえてもっとテキストを大量に書き込むことができるデバイスが欲しい…という人であれば、ポメラの意味は理解できるだろうし、評価もできるのではないかと思う。

 非常に限られた市場に、限られた人の為だけに投入されたDM25は、大ヒット製品になるかならないかと問われれば大ヒットはしないだろうと思われる。
 それでも従来のポメラ愛好家の為に…とも言えるスタイルで投入してきたキングジムに私は敬意を表したい。
 私はこのポメラから未来の文豪が生まれんことを切に願う者である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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