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DC62が9月13日に発売

 私が今ひとつ欲しい家電を挙げろと言われたら、多分“掃除機”と答えるだろうと思う。
 別に掃除好きというわけではないのだが、今手持ちにある家電の中で、もっとも手薄な家電が実は掃除機で、特に私のようなものぐさ者が使うに最適な掃除機はコードレスの掃除機だったりする。
 ところが、このコードレス掃除機というのは、何かと駆動時間の短さが問題になったり、吸引力に問題が出たり、メンテナンスに問題が出たりと、コードレスというメリットをいとも簡単に帳消しにしてしまえる問題点を持っているものがほとんどだった。いや、全てそうだったと言えるかも知れない。
 その中でもマシと思えたのが“吸引力が落ちない唯一の掃除機”で有名なダイソン製の“DC45”で、私も欲しいなと思った事もあった。
 そのDC45に後継機種が出た。
 その名も“DC62”で、なんとDC45の1.5倍のモーター出力を持つらしい。
 他社メーカー品と吸引力の比較テストをしても、その吸引力は圧倒的。コードがある普通の掃除機と比較しても劣る事のない吸引力である。
 ではそれだけの吸引力を持つのであれば、当然消費電力は大きいハズだが、その辺りは新型のモーターを開発する事で解決。バッテリーの保ちはというと、従来製品より多少悪くなっているかも知れないが、日本国内で連続使用する平均時間である20分を超える容量を確保しているという。
 その他の性能に関しては流石はダイソンと言えるもので、小さなサイクロン部を15基搭載し、より微細なゴミを集塵する事ができるといった基本的な部分は従来機種より劣る事は決してない。

 正直、ここまでスゴイ性能だと、コードレス掃除機で従来製品を置き換えることができるのではないかとすら思えるが、そこはそれ。
 使う場所と性能を考えれば用途によってもっと高出力&長時間駆動が必要な場面での使い分けが存在する。
 ただ、私の使い方の場合は多分置き換える事ができると断言できる。というか、私の場合はコードのある標準型掃除機は、大がかり過ぎて使いにくいというのが現状なのである。

 このDC62の唯一の欠点と言えば…もう価格しかない。
 付属するツールの数が異なる「DC62 モーターヘッド コンプリート」と「DC62 モーターヘッド」の2機種が用意されていて、価格は参考価格で79,800円、69,800円となっている。
 また、ダイソンのオンラインストア限定になるが、付属ツールが最も充実している「DC62 モーターヘッド プロ」も発売され、その価格は79,800円となっている。量販店で値引き販売されなければオンラインストアで買った方がお得という事になるかもしれない。

 コードレス掃除機で約7万円という価格。
 これを性能と比較して高いととるか安いととるか?
 普段の私なら性能絶対主義で「安い」と言うところだが、流石にコードレス掃除機で7万円という価格を無条件で「安い」とはやはり言えない。
 これがもし4万円くらいだったら…絶対に買いの掃除機と言ったかもしれないが、流石に7万円は高いと言わざるを得ない。
 日本仕様に合わせた…というDC62だが、性能だけでなく価格も日本の標準仕様に合わせてくれればよかったのに…と思ってしまう良製品である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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