昨日の話通り、iPhone6 Plusに機種変更してきた。
契約や本体機能などいろいろな所に違いがあるのをちまちまと見ていく事にする。
機種変更契約してきた
私はSoftBankで契約しているのだが、機種変更そのものは別に驚く程面倒という事はない。
従来の機種変更と同じようにできるのだが、iPhone独特の問題などあり、そういった所に面倒な部分を抱え込んでいる。
この面倒な部分というのは、docomoにもおそらくauにもある。
料金を割引する代わりに、いくつかのサービスに加入しなければならない、というアレである。
SoftBankでiPhoneを契約する場合、まず入る事になるのが「iPhone基本パック(i)」である。
今回のiPhone6以降は「iPhone基本パック(i)R」と名称が変わるが中身は同じ。
この「iPhone基本パック(i)R」は、位置ナビ(対応GPS対応ケータイが必要)、留守番電話プラス(要するに普通に留守番電話)、紛失ケータイ捜索サービス(なくしたケータイをGPSを使って探す)、一定額ストップサービス(利用料金を一定額使用したところでサービス停止する)、グループ通話(複数人を切替ながらの通話)、割り込み電話(通話中に他からかかってきた通話に切り替える)、という6つのサービスが含まれたものである。
よくよく考えてほしいのは、契約したiPhoneが「スマ放題」と「パケットし放題」に加入している場合、一定額ストップサービスは全く意味を成さないという事。
だから、留守番電話不要、キャッチ(通話中の切替)不要、グループ通話不要、紛失しても自分で探せる、位置ナビなんていらない、という場合は、この基本パックは全く不要という事になるのである。一応お試し期間として一ヶ月が設定されている為、不要と思えば一ヶ月以内に解約で課金されない。
また、他にも加入する事になるのが「あんしん保証サービス(i)R」で、これは、故障・破損・水漏れや電池消耗の際に、修理代金の90%分を毎月の料金から値引したり、破損・盗難・紛失の際、会員(割引)価格で買い直すことができる、というサービス。
これについては自分がどれだけiPhoneをガードするかで決まる。ただ、これは保険と同じで何をしたから不要という事はないため、人によっては入っておいた方が良いかも知れない。
もし解約したいという話であっても、一ヶ月間はお試し期間であるため、一ヶ月以内に解約で課金されない。
そしてもう一つ加入する事になるのが「UULA」というもの。
これはavexとソフトバンクが出資するスマートフォン向け映像サービスで、月額505円で映画やドラマ・音楽など60,000以上のコンテンツが見放題になるサービス。ハッキリ言ってiPhoneで動画は観ない、観たとしてもニコニコ動画とかYouTubeで十分…という人には全く不要のサービス。
しかも、このUULAの恐いところは、お試し視聴期間として設定されているのが一週間という事。つまり、使わないのに一週間ほったらかしにしておくと、月額課金が開始するという凶悪さ。
これら3つのサービスはほぼ加入する事が強要されると思って良い。もちろんそれによって購入時の料金のサービス等を受けられるのだから、ある程度は仕方が無いと思うが…問題は解約方法にある。
面倒な解約手続き
前述の3つの強要加入プランだが、一番簡単なのは「iPhone基本パック(i)R」である。
これはネット環境さえあればMy SoftBankにアクセスしてそこで解約できる。
問題なのは「あんしん保証サービス(i)R」と「UULA」で、これらは一番簡単なのは電話をかけてガイダンスに沿って解約するという方法。ネットで出来ないのである。電話をかけるため、当然だが通話料がかかる。
次に簡単なのがSoftBankショップに行って解約するという方法。但しこれはもちろんSoftBankショップが開いている時間に行かないと手続きできないし、混み具合で1時間とかかかるケースもあるため、通話料などが不要という面はあるが時間効率は非常によろしくない。
「あんしん保証サービス(i)R」はこの2つの方法しか選択しがないが、「UULA」はもう一つ方法がある。
UULA専用ウェブサイトから手続きするという方法だが、そもそも自動で加入している為にパスワードを知っているケースがほとんどない。パスワードは申請する事でSMS等で確認する事ができるが、結局一手間以上の手間がかかるのである。
こんな面倒な解約手続きをしなければならないものに、ほぼ強制加入しなければならない。
これはSoftBankだけの問題ではないが、今の日本の3大キャリアであれば、ほぼ同じなのではないかと思う(docomoにこうしたサービスがある事は確認済み)。
加入しても解約する人が多いのが現状だが…キャリア側は何を考えてこんな事をする事を強要するのだろうか? というか、要するに解約するのを忘れた人たちから搾取しているとしか思えない行為である。
そして…これは私が一番疑問に思う事なのだが、機種変更等でこのようなサービスに強制加入した場合、一体何時からこのサービスが開始し、いつのタイミングで解約すれば良いのかがわかりにくいという事。
今日の契約にしても、私は毎月20日締めであるため、既に翌月締日までは従来の契約内容となっている。
つまり、今回強制加入したサービスに関して、いつから試用期間でいつから支払いが発生するのか? という事がわかりにくいのである。
My SoftBankで契約内容を見ると、既にこれら3種のサービスに加入している事になっている。
しかし、今回は契約内容を見直していて、その新しい契約内容はまだ反映されていないのである。
追加サービスだけ既に進行していて、契約そのものは翌月以降という事なのだろうか?
こういう所がわかりにくいのが最大の問題。
強制加入は割引サービスのトリガーだから仕方が無いというのなら、それは甘受しよう。しかし、問題はその契約や解約に対して明確なものを示していないという事である。
MVNOに進む人は、3大キャリアの料金設定の不満もあるだろうが、こうしたいらぬサービスに対してうんざりしている、という事もあるのではないだろうか?
使ってみた感じは?
こうした問題はあるものの、とりあえず本体は既に手元に来た。
各サイトでiPhone6 Plusはデカすぎる、とかよく言われているが…まぁ、たしかにデカイ。
それに曲がるくらい弱いとかいう話も出ているが、これについては「実はそうでもない」という事が実験で証明された。
IT media ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1409/27/news014.html
私としても、実際手にとってみた感じ、これを曲げるというのは、余程「曲げよう」という意思がないと曲げられないだろうな、と思っている。
但し、事故で曲がる可能性はもちろんある。薄くなり、大きくなれば当然弱くなる。これは物理的な問題だから間違いなく正しい。
ただ、思った程ではないというのが私見である。
また、大きさだが実際に使ってみると決して大きすぎるように感じる事はない。
片手で全て操作できなければダメという人であれば確かにダメなのかもしれないが、タブレットと同等に使う人であれば何ら問題にならない。
逆に、画面が大きい事のメリットの方が大きいと私は思っている。
手軽に持ち運べる小型タブレット。
このように考えれば全く問題のないサイズであり、また仮にこのiPhone6 Plusで通話するとしたとしても、決してそれが出来ない大きさではない。
私はSOCIUSを使って通話するため、まさにiPhone6 Plusはポケットに入れて持ち運べるタブレット、という感じである。
これがその大きさ。比較対象としてクレジットカードを置いてみた。確かに大きいが決して大きすぎる事はない。
というか、私はこのサイズを待っていた!
1920×1080というフルHD化で、PCと連動させた動画を観るのにも適しているし、今まで小さい画面でちまちま入力していた文字も、これでかなり楽に入力できるようになった。また、先日手書き文字をiOSの入力に使える「mazec」を導入したのだが、画面が大きい事で実に入力しやすいというメリットもある。
今回は裏面の保護フィルムがまだ入手できていないが、とりあえず表面に反射防止保護フィルムを貼り、バンパーを装着してみた。
とりあえずこれで運用してみるが、私のようにSOCIUSを通話端末として使用しているようなケースでは、iPhone6 Plusは手帳のような革製のカバーに入れて使用する方が良いかも知れない。
まさにスケジュール帳のような感覚で持ち運び、情報端末として使用するというスタイルが向いていると言える。
この大きさに抵抗のある人は、やはり迷わずiPhone6という事になるだろう。
4.7インチといえども片手で操作できる事は間違いないし、以前よりは使いやすいとは思う。
ただiPhone6はiPhone5やiPhone5Sのような安心感ある厚みではない為、持ちやすいかもしれないが、取扱には注意である。何しろ、実験ではiPhone6 Plusより強度的に不安な筐体だという事が判明したのだから。
もう少し使い込まないと実際の所は分からないが、とりあえずしばらく使ってみて問題を感じればその都度示していきたいと思っている。
iPhone6かiPhone6 Plusかで迷っている人は、まずは実機を手に取ることである。
そろそろモックアップやデモ機が店頭に現れる頃だろうから、試す事ができるハズである。他人がいろいろ言ったとしても、結局は自分で感じた結果が全てである。私はベストな選択肢だったと思っているが、その感覚こそ万国共通ではないのだから。
とりあえず、強制加入系は、どこのキャリアにも存在しますね。
iPhoneだけでなく全てに。
割引をする代わりに、強制加入を二ヶ月使え(しかも、有料)などです。
これらは、割引額と強制加入オプションを計算すると、余り変わらない(千円くらい)ことが多く、契約時には冷静に対処しなければならないところと思っています。
ちなみに、iPhoneはSIMフリー考えている…と言いましたが、それも止めます。
現在、docomoでガラケー1台、Android1台、WiMAX2+契約していますが、ここから、Androidを解約してしまおうと思っています。
だいたい、毎月のパケット通信は9Gくらいですが、+2Gのため(+iPodTouchのため)に色々つかうなら、iPodTouch+WiMAX2+でいいかなぁと思ってまして…。
殆ど、Twitterとプラウザだけですしね…
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月でバケット通信を9GBも使うのか…私とは雲泥の差だな。
SoftBankは強制加入に関しては初月無料ですよ。
但しUULAだけは別のようですが…私は解約しましたけどね。
個人的にお薦めなのはガラケーとWi-Fiルーターの契約です。Wi-Fiルーターがあれば、いろんなデバイスを通信させる事ができるので、ほとんどこれで対応できるハズです。
私はこのWi-Fiルーターの代わりにiPhoneを使用している、という感じです。
安い買い物ではありませんが、本体代を一括で支払わなくて良い分、重宝しているという感じです。
ま、半年で0.6GBくらいしかモバイル通信していない私であれば、それでも予算かけ過ぎですけどね。
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追記。使ってるのは、Twitterとブラウザと動画(ニコ生とYouTube)くらい…
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私もTwitterとブラウザ、たまにニコ動を見るくらいかな。但し、ニコ動もWi-Fi通信下で見てる事がほとんどですが。
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私も大体似たような用途で、恐らくWebブラウズが一番大きい。
最近はニコ動をスマートフォンでみる機会が減ったせいか、使用量は1.3G/月くらい。
テザリングでもしないとLTE上限の7Gは使い切れそうにない感じ。
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月に1.3GBも使うのか…結構使うなぁ。
電車移動の人でもそれぐらいだとするならば…やっぱり私は月2GBもあれば十分だな。
何しろ今の段階で半年で0.6GBくらいだし(爆)
それよりも、私は自宅に保存している動画データを自宅で気軽に見る為に、常時稼働型ファイルサーバが欲しい所。
これがあると、iPhone6 Plusが簡易的ビデオ視聴デバイスになるんだが…
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