日本人は背景がボケた写真が比較的好きな民族らしい。反対に海外の人はパンフォーカスを好むらしい。ホントに?
今はそうでもない
日本人がボケ味をもつ写真を好むのは今も昔も変わらないが、海外の人がボケ味をもつ写真を嫌う傾向はここ最近みられなくなりつつあるらしい。もっとも、パンフォーカスが好き、という事は変わらないようだが、ボケ味を出した写真も最近は受け入れつつあるというのが今のトレンドらしい。
そもそも、背景がボケるというのは単純に焦点が合っていないから起きるのだが、合焦距離が短ければ短いほど、つまり被写界深度が浅ければ浅いほど、撮りたい被写体の周囲がボケるワケである。
逆に合焦距離が長い、つまり被写界深度が深ければ深いほど、焦点の合う範囲が広くなり、パンフォーカスに近づいていく。
究極の形は、見えている範囲すべてが合焦するパンフォーカスという事になるのかもしれないが、そもそもこのパンフォーカスは、絞り羽を絞り込む事で起きる。逆に絞り羽を開放すればするほど、被写界深度が浅くなり、背景がボケるという現象がおきるのだが、コンパクトデジカメでは比較的簡単にパンフォーカスという状況になる。
実はこれは当たり前で、コンパクトデジカメには絞り羽が存在しないからだ。絞れないからパンフォーカスにしかならない。つまり、もともと無限遠で焦点が合うように作られているわけだ。もっとも、全ての焦点を合わせなければボケた写真になってしまうのだが…。
とにかく最近はこのボケ味を活かした写真が流行ぎみである。
つまり、レンズ交換式のカメラがそこそこ人気が出てきているわけであり、特に機構が簡単なミラーレスに注目が集まっている。
35mmフルサイズのミラーレスから、マイクロフォーサーズ、1インチのNikon 1など、センサーサイズでもいろいろなサイズのものがある。
私は個人的に言えば35mmフルサイズは必要ないと思っている。もともと35mmにサイズが落ち着いた最大の理由は、たまたまフィルムのサイズが35mmだったからだ。その35mmのネガに映写する為に35mmが一般化しただけの事であり、必要とされるだけの画素と画質が得られれば、35mmより小さくても良いハズだし、あえてフィルムの時代が終わっても35mmに付き合い続ける必要などないのではないかと思っている。
ただ、センサーサイズが小さいとボケ味もあまり出ない為、それでは醍醐味が薄れるというものである。結局はこのバランスが重要なのではないかという事である。
簡単にボケ味を得るには…
とりあえずレンズ交換式カメラのレンズを開放気味にして撮影してみると、ボケ味は得られる。
だが、問題はセンサーサイズが小さいとあまりボケない、という事である。
その状態で、もっとボケた写真が撮りたい、となると、ポートレートで人物の背景を強制的にボケさせなければならない。というか、そういう手法で、被写体以外を強制的にボケさせるアイテムが存在するのである。
それがマンフロットから発売されたLastoliteブランドの「アウトオブフォーカス背景」である。
例えば、水面の反射をイメージした柄であれば「秋の葉/海辺」の柄を持つ製品を使い、緑の木々の中のイメージであれば「夏の葉/シティライツ」という製品で、カバーできる。

この製品は実に画期的かつ面白いアイテムだが、光源を考えた使い方をしないと、違和感のある写真になってしまう問題がある。
impress デジカメWatch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/20141007_670043.html
おそらくは「ハウジングなしで水深10m防水・2m耐落下・-10度耐寒を実現した」という性能がメリットなのかもしれない。
ちょっと色味が赤くなったかもしれないが、キャメル色のレザーカバーである。
こんな感じ。唯一見栄えとして良くなかった出っ張っているカメラは、こうしてすっぽりとカバーに隠れ、弱点が弱点として見えなくなった。念の為、カバーが映り込むかを確認したが、問題なく撮影できる事を確認した。
見た感じ、Windows8のModern UIがデスクトップのウィンドウ内で実行されているのを見ると、なんとなくエミュレーターが稼働しているように見える。
この画面を見る限り、私は最善の方法で従来機能を融合させてきたかな? と思っている。

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