Lineage II

思えば楽しい想い出だった…

クラシックサービス

Lineage II(リネージュ2)がサービス変更をしたのが4月。
その時の変更で、既存サービスはそのまま月額課金とし、11年前のサービス開始当初の状態を再現した「クラシックサービス」というものを新たに開始した。

リネージュ2自体、私も過去にブレイしていた事もあるが、当時のMMORPGはPK(プレイヤーキル)もアリだったし、レベル上げもものすごく大変で、ゲームそのものはとてもハードだった。
だが、それでもとても面白かったという記憶が私にはある。
レイドボスを倒すと高額なアイテムをドロップする事があるのだが、レイドボスは当然一人や二人では倒せない。30~50人くらいで戦わないとマトモに戦えないような敵であるため、レイドボスがわき始めるタイミングでゾロゾロとプレイヤーが集まり始め、そういったイベントを仕切る人が列を整理し始め、結果、大部隊でレイドボスを攻略、その後ドロップしたアイテムをオークション型式で換金し、それらを参加者に配分する…なんて事を、何の特別なシステムを使わずに行っていた事など、今から考えればとても懐かしい話である。

そのリネージュ2のクラシックサービスをプレイしてみようかどうしようか、ちょっと悩んでいる自分がいる。

そもそも選択肢を増やしてどうする?

私は今はFF14をプレイしているため、基本オンラインゲームはそれ1本に集約している。集約していてもまだまだメインクエストを熟し切れていないのが現状なのだから、ここで新たな別ゲームを投入するのもどうかと思うのだが、昔やっていたリネージュ2を懐かしく思い、プレイしてみたいという気持ちがあるのもまた事実。
何もかもが昔と同じというわけではないが、当時のグラフィックから各種エフェクトを強化した設定でも遊べるため、やってみたいなと思う気持ちは日々強くなってきている。
それほど、私にとってリネージュ2は心に残るゲームだったと言える。
ある意味…FF14よりもずっと印象が強いのではないだろうか。

それだけに、時間のない今の現状と合わせて考えて「選択肢を増やしてどうする?」と自戒の念ももちろんあるのだが…こういうのは感覚的問題であるため、今自分の中でやるべきかやらざるべきかを悩んでいる。

攻城戦、追加

このリネージュ2のクラシックサービスだが、今度攻城戦が加わる事となった。
攻城戦は、いわゆるPvPコンテンツなのだが、大規模戦でもあるため、チームによる共闘プレイが可能なコンテンツでもある。
私もリネージュ2をプレイしていた頃に何度か攻城戦を体験した事があるが、当時のPCではかなりハイスペックなPCを使っていたとしてもグラフィックの処理に問題が出たり、或いは通信回線に問題が出たりと、とても重い処理の中でのプレイだった。
それを今のクラシックサービスで再現したならば、かなり操作性の良い攻城戦がプレイできるのではないかと思うが、そういうのを見てみたい、という気持ちもある。
11年前では操作環境として苦しかった戦いが、今の技術ですんなりプレイできる…ある意味夢のような話である。

操作性

そういえば…最近のゲームは操作が非常に難しいゲームが多い。
移動もW/A/S/Dを使うものが当たり前だったりして、キーボードをフルに使わないと遊べないなんてものも多い。
FF14はかろうじてゲームコントローラーを使用する事ができるため、私はゲームコントローラーとキーボードの一部を併用するスタイルでプレイしているが、リネージュ2というゲームは、基本マウスだけで遊べるゲームであった事を考えると、インターフェースとしてかなり考えられたゲームだったように思う。
リネージュ2をプレイしていた頃、私はマウスとキーボードを併用するスタイルでプレイしていたが、移動等はマウスで行い、スキルや一部マクロを操作する時のみキーボードのキーを押していた。
複雑なキー操作は嫌いだが、便利に使いたい…おそらくそう考える人は、私の様な操作方法に自然となったのではないかと思う。
あくまでも基本マウスでプレイできるので、複雑なキー操作は一切不要である。リネージュ2をプレイした事のない人は、この操作感を一度知ってもらいたいと思う事もある。いや、これは今のゲーム開発者の人にこそ体験してホシイ事であるのだが、いろんな操作ができる事と簡単な操作で良いというのは全く次元の異なる話であり、プレイするユーザーを選びたくないのなら、操作は簡単にする事に越した事はないのである。
そう考えれば考えるほど、リネージュ2は良く出来たゲームではなかったかと改めて思う。

とりあえず…

現状、リネージュ2はクラシックサービスも基本無料、ライブサービスはLv84まで基本無料のプレイが可能であり、同じクライアントソフトでプレイすることができる。
興味のある人は、クライアントソフトをダウンロードし、お試し感覚でプレイしてみるのも良いかも知れない。何しろ今ならお試しし放題なのだから。

リネージュ2 ライブサービス
http://www.ncsoft.jp/lineage2/
リネージュ2 クラシックサービス
http://www.ncsoft.jp/lineage2classic/

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. アバター画像 ruser より:

    さぬきうどーーーーーーーん!!!(爆)

    懐かしいですねぇ、私がプレイした3DMMOの中で最も古いタイトルです。
    開始直後は時代遅れのスペックのPCを使っていたので、振り向くのに30秒とかお話にならない環境でしたっけ。
    無理が祟って後に煙噴いて焼け焦げたのは良くある話だけど楽しい思いでです。
    思えば、これより前にプレイしていたMMOのラグナロクオンラインも、リネージュⅡ以降も、ヒーラーかタンカーやってましたねぇ(現在進行形)。
    やっぱ、殴られても回復できるか、殴られても大丈夫なキャラが一番ですね。
    プレイがマゾいとか良く言われるけど、ヘイト稼いでじわじわ削られていくHPを見てハァハァするのがタンカーの役目なんで仕方ないですよね。

    最近カメラにどっぷりハマっててゲームしてないんで、そろそろFF14に復帰しますかね。
    その時はまた宜しくです。

    • アバター画像 武上 より:

      リネージュ2は、広いマップといいつつも、結構な距離を自分で歩いて移動できるのが印象的で、各地を転々としながらボス討伐戦に参加していたのが良い想い出です。
      FF14もその延長上にあるハズなのに、当時よりもシステム化されてしまったが為に、その印象がとても薄いように思えています。

      FF14は蒼天のイシュガルドが実装されるとまた大きな転機を迎えるので、戻ってくるには良いタイミングかと。
      問題はメインクエストを熟す際に人が集まるかどうか、といった所です。
      私も今それで困ってるのですが、戻ってくる人が増えれば、それも打開できるでしょう。
      お待ちしておりますw

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