東京ゲームショウ2015

幕張メッセで東京ゲームショウ2015が開催されている。

ゲームショーではない

今の今までゲームショーだと思っていたのだが、正式名称はゲームショウだった…。
ま、どうでもいい事だが(爆)

今回の東京ゲームショウでいろいろと新しい情報が発表されてはいるが、その中でいくつか私がピックアップしたい情報がある。
その一つ目が「Final Fantasy 零式 ONLINE」(通称FF零式)の発表である。
FF零式は、もともとPSP専用ソフトとして制作され、その後HD版とてしPS4でも発売されたタイトルだが、それがオンラインタイトルとなって制作される事が発表された。
このFF零式オンラインの発表に先立って、ファイナルファンタジーアギトのサービス終了と、PS VITA版ファイナルファンタジーアギトプラスの制作中止の発表が行われたわけだが、このFF零式オンラインがそれらに代わるタイトルという風に見て取れる。

ただ、個人的に気になるのは“Windowsとスマートフォンでマルチプレイ可能”という謳い文句をしているという事と、開発がMMORPG「パーフェクト ワールド -完美世界-」を運営・開発する中国のPerfect Worldだという事。
一応、パーフェクトワールドという一つの完成された作品を開発した経験がある為、酷い作品を作る事はないだろう、とは思うのだが、FF14の時も中国の制作会社が制作してとんでもない作品になった経緯があるし、どうもスクエニと中国の相性が良くないように思えている私からすると、結構心配な組み合わせである。
それでもこの作品は地味にファンもいる作品であるため、オンライン版が制作されるという事そのものは喜ばしい事と思える。良い作品になる事を祈ろう。

パワードリフト

遂にきた…と思わず思ってしまったのが、ニンテンドー3DSで展開している“セガ3D復刻アーカイブス2”に、あのパワードリフトが遂に登場するという話である。
パワードリフトは今のような3D系ゲームが主流でなかった頃に、大型筐体で提供されたアーケードゲームで、遊園地のアトラクションのようなコースを爆装するレースゲームである。
ある意味、マリオカートなどはこのパワードリフトを多分に参考にしているのではないか? とすら思える内容で、登場時期から考えても、セガの大型筐体ゲームの末期、つまり体感ゲームとしては頂点に立つようなタイトルである。
それだけにそのゲーム処理が高度であり、それをニンテンドー3DS内で再現できるのか? という不安もあるのだが、セガ復刻シリーズは今までもそう思えるようなタイトルを次々と発表してきた事から、パワードリフトも否応無しに期待してしまう。
このパワードリフトが復刻されれば、体感ゲームとしての作品はほぼ網羅したのではないかと思うのだが、体感ゲームでなくてもセガのアーケードゲームにはまだまだ名作は多い。この後も“セガ3D復刻アーカイブス3”以降の登場が続いて欲しい、と願わざるを得ない。

蛇足ではあるが…

コーエーテクモゲームスも自社ブースで「DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune」「DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus」のイベントを行っている。
このイベントでは、本作に登場する9人のヒロインを決める「第1回DOAX3総選挙!~ザック島行きチケット争奪戦~」の結果を発表している。
その結果によると、1位はマリー・ローズ、2位がほのか、3位がかすみ、4位があやね、5位がこころ、6位が女天狗、7位がヒトミ、8位が紅葉、9位がエレナ、と、1位2位はどうみてもロリだろ、という結果に(爆)
正直、私は1位はほのかではないか、と思っていたが、マリー・ローズはもっと順位が下だと思っていたし、2位あたりにこころが入ってくる…と予測していたのだが…。
みんな…ロリなんだな…(核爆)
この結果を以て、以前からの予告通り、1位のマリー・ローズはPS4版「DOAX3」用の、2位のほのかはPS Vita版「DOAX3」用の初回特典が用意される事になる。
…んー、実に微妙な特典になってしまったな…。

さて…この「DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune」、通称PS4版DOAX5だが、今回のイベントの中でPlayStation VRへの対応が発表された。
PlayStation VRとは、以前“Project Morpheus”と呼ばれていたHMDを使用したVirtual Realityを再現するヘッドセット含めたサービス全体の名称だが、さっそくそれに対応する、というのである。
ヘッドセットを付けて、360°全体にザック島が見える中に、9人のDOAのキャラクターが表示され、ゲームプレイするという没入感満点のサービスに、このDOAX5が対応するというのである。これはもう開発側の「ただただやってみたい」という欲望が前面に出た開発宣言なのではないかと思ってしまうのだが…まぁ、面白い試みではある。
問題はPlayStation VRの価格がPS4の本体並みと言われている事であり、それの普及に貢献できるタイトルとして期待はできるかもしれない。
正直、新しいモノ好きの私としても、PlayStation VRは欲しいと思ってしまうデバイスではあるのだが、これも今後に期待したいところである。

ようやく国内でもPS4が活気を帯びてきた感じである。
Windows自体をPCゲーム機として使用するSteamの広がりも無視できないが、専用コンソールとして更なる拡充が行われるのは良い事である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    マリーローズが一位になったのは、部分的なサイズが唯一無二の希少価値ステータスを持っていたからに違いありません!
    そうです、時代は貧ny…
    おっと、迎えが来たようだ…

    • アバター画像 武上 より:

      ん~DOAの世界でその属性が全面的に受け入れられるってのも変な話なんだけどなぁ…。
      でも今回はデータがそれを証明した形になるのか?
      結論が出ているだけに否定できん(爆)

      個人的にはこころなんだけどなぁ。
      使用するキャラはヒトミだがw

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