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詰めが甘いAMD

最近はどこも同じなのかもしれないが…。

実に微妙なRadeon RX 480

先日もこのBlogで取り上げたAMDのRadeon RX 480だが、PCI Expressから規格の上限値を超える電力を消費していたという話が出た。
本来、PCI Expressからは最大75Wの電力が供給できる。これは規格上の上限値ではあるが、この規格に沿って作られたマザーボードでは、基本的に75W以上の電力をPCI Express側が要求すると、マザーボードの電源供給回路にいろいろと問題が出てくることになる。
実際、75Wを超える86W程度が消費されていた、という事のようで、この状態で仮にRadeon RX 480をオーバークロック動作させようものなら、それをさらに超える電力を消費する可能性がある。
実際にオーバークロックを試みて、990FXのマザーボードが故障した、なんて話が上がっているようである。
本件はAMDも声明を出していて、ソフトウェアによるGPUのチューニングで解決できるとしていて、修正ドライバを発表から48時間以内に発表する、としている。
既にテストドライバを確認している段階らしいので、早々に登場するものと思うが、この電源問題の修正以外にも、一部人気ゲームタイトルの性能が最大3%向上する修正も含めてくるようである。
また、全体の電力を下げるオプションも搭載するようで、おそらくドライバ開発チームで別々に対応している修正項目を纏めて実装してくるようである。
しかし…何とも基本的な部分で問題を発生させたという事そのものが実に微妙な問題で、ホントに大丈夫か? と言いたくなる話である。

性能と電力と効率と

Radeon RX 480を改めて見てみると、個人的には実に微妙な個体になったな、と思えて仕方が無い。
というのは、ライバルであるNVIDIAに対して、何のアドバンテージも持てていないという事実がただただ浮き彫りになった形でしかない、という事。
NVIDIAのPascalアーキテクチャは、おそらくGeForce GTX 1070の下位モデルでも間違いなく前モデルの性能を確実に超えてくる事が予想される。
何故なら、1080の圧倒的な性能と1070の現時点での性能も、前モデル比で1.6~2.0倍という性能を叩き出しているからである。
ここで注目すべきは、ライバル比ではなく自社製品比での話である、という事。
残念ながら、Radeon RX 480は自社製品比で言っても、前モデルより効率面では倍率は高いかも知れないが、性能比では極端な底上げに至っていない。
バランス比で言えば多少マシかもしれないが、それでもNVIDIAの前モデル比と比較すると何とも微妙で、期待を超えるものではなかったとしか言えない。
唯一、コスト比は高いかも知れない。なので前モデルをより省電力で使いたいという人には、コスト的にもアリな製品かもしれないが、それ以上でもそれ以下でもないのが現状に思えてならない。

IntelとのCPU勝負では圧倒的資金の前に屈するのも致し方ない話かもしれないが、対NVIDIA戦略でも後塵を拝するというのが、残念でならない。
もし、AMDがNVIDIA戦略において後塵を拝していない、と考えているようなら、まずその考え方が消費者目線と一致していないという事を自覚した方が良いのではないかと思う。
残念だが、真実よりも印象の方が世間では優位に立つ事など、ザラにあるのである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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