FF14パッチ5.0にようやく突入。
ここまでが長かった
FF14ネタは毎回ネタバレはしないように書くつもりではあるのだが、その説明からFF14をプレイしているという人が読むと間違いなくネタバレになるので、どうしても気になると言う人は読まない方がいい。その前提で今回のBlogは話を進める。
先日、ようやくFF14の全ジョブのXHBの設定を終え、それらを他キャラクターにコピーし終えた。
メインキャラ以外がパッチ5.0に突入するのはまだまだ先にはなるが、それでも新システムには移行しているので、これで私が操作する上で、キャラクターが変わろうが操作性は統一する事ができる。
前準備に時間を相当掛けたが、この操作性への憂いがなくなったので、ようやくメインキャラにて漆黒のヴィランズのメインクエストを進める事にした。
パッチ4.5のあたりから、以前戦った闇の戦士たちの世界に暁のメンバーの魂が次々と出向いているのだろうな、と思っていたのだが、やはりというか、そのまま今度は主人公が第一世界に行く、という流れになった。ここまでは想定通りだったのだが、以前から気になっていたのが、ゴールドソーサーやその他のコンテンツとのアクセスが全く出来なくなるという部分においては、どのように対応するのだろう? とずっと疑問に思っていた。
吉田Pの話では、辻褄を合わせるようなストーリーにしている、と言っていたが、パッチ5.0のメインクエストを進めていく事で、その謎が解けた。
「嗚呼…なんてご都合主義(爆)」
ただ、納得できないものではないので、なるほど、と思う反面、このシステム使ったら第一世界以外にだって行けるんじゃないの? と思ったり。まぁ、そちらの鏡像世界に召喚者がいないとダメなのはわかるが。
今まで、たびたびFF14で霊災と呼ばれる大災害が起きていたが、それがどういう意味だったのかの説明も今回の一連のシナリオで見えてくるあたり、今後のストーリーへの奥行きがどんどんなくなっていくのではないかという不安を感じつつ、いよいよ私も第一世界の住人になった。
クリスタリウム
新しい街「クリスタリウム」は、感覚的にイシュガルドよりも機能的には纏まっているとは思うが、迷いやすいような気がする構造。多層構造なのでマップで見るとその場所なのだが、高低差で結局向かった先が目的地じゃなかった、という事が多発するパターンである。多少マップに改良が施されていてそのあたりがわかりやすくなったとは言え、迷う事はあるだろう。ただ、見た感じ綺麗な街である。少なくとも私としてはイシュガルドに匹敵するほどデザイン的に気に入った街である。
根本的に光に包まれた第一世界だけに、非常に明るいのが最初の印象だが、正直ここまで明るいと光害の影響もハンパないんだろうな、と思ったり。
何しろ夜がない。
今回の主人公の使命は、この第一世界に夜を取り戻す事なんだろうなと思いつつ、今回のメインNPCとなる水晶公にいろいろ説明してもらい、次なる使命となったのが、先にやってきているアルフィノとアリゼーに逢いに行く流れ。
メインクエストが分岐するのは、今に始まったわけではないが、クエストの並び順的にはアルフィノから本来なら探すべきなんだろうが、あえて私はアリゼーに先に逢いに行くことにした。アリゼーの「敵を知る為に最前線に赴く」という目的が実にいい。やはりまずは敵を知る事は重要である。
罪喰い
アリゼーを探すにはアム・アレーンという国(?)に行く必要があるが、これはひとっ飛びで行ける。アリゼーに逢うのもそんなに困る事なく逢えるが、ここで「罪喰い」と呼ばれる今回の主敵がどんな敵なのかを知る。途中知り合うテスリーンというNPC、恵まれない人に奉仕するけなげな美少女だが、何となく私のカンが働く。
「コイツは死ぬ…」
もうね、シナリオの王道である。逆に死ななかったらテスリーンというキャラクターの存在価値がないとすら思えてくる。
罪喰いという存在が、いわば天使のような光の使徒である事はほぽ間違いない。ただ、その描写がいわゆるキリスト教などで出てくる天使とはかけ離れている。いや、ある意味同じなのかもしれないが、罪ある者を喰っていく存在だから多分罪喰いというのだろう。
そしてテスリーンは…やはり罪を背負った存在だった。もちろん、それは罪喰いから見て罪を背負っているだけで、人の目から見れば慈悲ゆえの罪であり、側面から見れば確かにエゴではあるわけだが。
テスリーンが亡くなり、アリゼーが覚悟を決めたところで、再び舞台はクリスタリウムへ。今度はアルフィノを探す旅である。
歓楽都市
アルフィノは、第一世界の現状を知る為にユールモアという国があるコルシア島にいる。
クリスタリウムからはひとっ飛びで行けるので、これも困る事はない。
島に着くと、実に貧困な村に着くわけだが、人々は歓楽都市であるユールモア(国の名前でもあり国家元首のいる街も同名)へ移住し、徐々に人が減っているという。
何とかアルフィノと出会う事ができたら、今度は調査の為にユールモアへ潜入する事となるわけだが、ユールモアという街は富豪の街なので、一般市民は選ばれないと入る事ができない。なのでユールモアの入口前にはスラムのような町が出来上がり、そこで施しを受けながらユールモアへの入国審査を待つ人々で溢れていた。
「嗚呼…これは街全体がダメなパターンだ」
ありふれたストーリーを予感するも、結果は紛れもなくそうだった。街の支配者が罪喰いを従える能力を持つという意外な特殊能力持ちだというのは気になるが、その見た目がどうみても「スターウォーズ」の「ジャバ・ザ・ハット」の人間版。しかも街の住人はほぼほぼ洗脳されているかのような従順っぷりである。
街の前には歓楽都市で生活したいという、ただ施しを受けるだけの人々がいて、街の中には約束された平安な日々を送る人々がいる…この国には独立独歩の道がない。
…何か、今回のパッチ5.0は、シナリオからしてメッセージ性がパッチ4.0とは大きく異なる感じがして、今の所、私としては実に嬉しい限りの展開である。…先が読めるけど(爆)
訪れる夜
アリゼー、アルフィノという双子との再会を果たしてクリスタリウムに戻ると、早速と大罪喰いという下級の罪喰いを従える光の軍団がとある村を襲撃してきたという知らせ。
いよいよ、最初のインスタンスダンジョン(ID)である。
パッチ5.0からは、メインクエストのIDにはフェイスというメインクエストのNPCを伴って突入する事のできる機能が追加されている。
早速ID「殺戮郷村ホルミンスター」に突入し、大罪喰いの討伐を開始。そこでどうして主人公が第一世界に呼ばれたのかの意味を知る。
通常、大罪喰いが倒されると、その体内に内包した光が漏れ(これを光の氾濫と言う)、近くにいる別の生命の光のエーテルに干渉して新たな大罪喰いが誕生する。だが…主人公は光の加護を受けし者なので、難なくその光を吸収してしまう。そして…クリスタリウム一帯に100年ぶりの夜が訪れた。
フェイスという機能、実によく作られたAIでNPCが動くと思う。グランドカンパニーの小隊もこれぐらい賢いAIで動いてくれたらいいのに…と思ってしまう。ID「殺戮郷村ホルミンスター」には凝った仕掛けはないので、このAIでの突入であれば、クリアは難なくできるだろう。このような共闘システムをFF14は今後もっと別のところで使える様にして貰えたらなぁ、と切に願う。
とりあえず大罪喰いを倒し、夜を取り戻した主人公は、第一世界の伝承にある「闇の戦士」ではないか、となったが、とりあえず現時点では秘密にする事に。
以前、原初世界にやってきた闇の戦士たちは、この世界では光の氾濫を起こした大罪人とされているので、実に皮肉なものである。
今日はここまで
とりあえず、次のメインクエストを受注するにはLv72以上が必要という事で、この先に進むことができなかった。
本日はここまで進めたところで、一端別のフレームワークに戻る事にする。
とりあえずメインクエスト中心に進めてきた事もあるので、通常のクエストの消化と、ここまで進めてくると、タンク、ヒーラー、物理DPS、魔法DPSで分岐するロールクエストが受注できるようになるので、それでLv72以上を目指す事となる。
メインクエストはここまでくる途中、原初世界の出来事もプレイヤーには語られるが、あちらでは不在となった暁のメンバーの代わりにエスティニアンが活動していた。
…コイツ、何かもうすっかり中核キャラ入りしているなw
個人的には、パッチ4.0(紅蓮のリベレーター)のストーリーは悪くはないが今一歩足りないという感じがしていた。それに比べパッチ5.0(漆黒のヴィランズ)は新鮮だという事もあるし、先が読めないわけではないのだが、プレイしていて今のところ悪くない感じである。
パッチ3.0(蒼天のイシュガルド)がものすごく良かっただけに、それに並ぶ作品になるといいなと思っている。光=善、闇=悪、という図式ではなく、光も人からすれば受け入れがたいものになる、というストーリーが好きな人には向いているように思う。
…真・女神転生とかもそんな感じだし、真・女神転生好きに向いているのかも?
とりあえず、今後が楽しみである。