往年の名機をモチーフにしたバッグ。
CZ-600Bag
当Blogでも何度かX68000の事に触れた事がある。
私はこのX68000というシャープから発売されたパソコンが好きで、本当は実機すら手元に欲しいとすら思っている。
かつてX68000 Expertを実際に所有していたが、引っ越しやら生活の変化で既に手元になく、残しておけば良かったなと未だに公開しているものの一つである。
そんなX68000をモチーフにしたショルダーバッグ「CZ-600Bag」が11月下旬にHELMETSというメーカーから発売される。予価は税別で19,800円。
CZ-600Bagは、X68000とほぼ同寸の幅170mm×高さ370mm×奥行き300mmで作られており、左右に独立した収納スペースを持っている。A4サイズのノートPCを収納できるぐらいのサイズ感で、容量は一室あたり4.5リットルある。
正面から見ると、X68000のエンブレムが取り付けられており、上部中央には実機にもあったハンドルが取り付けられている。また5インチFDDが搭載されている位置にはファスナーが取り付けられており、下部のポート部にはスナップボタンを取り付けてそれらしく表現するなど、細かい部分にも見た目を気にして作られている。
実は高級品
この「CZ-600Bag」に使われている生地は、高級ビジネスバッグにも用いられる「コーデュラ」が採用されており、撥水や耐衝撃に優れたものとなっている。
端にネタで作られた製品ではなく、ちゃんと実用を考慮して作られているという事であり、まさに肩からX68000をかけている感じで使用する事ができる。
ただ…見た目にはやはりネタとしか見られないとは思うが、これで実用性が高ければ使いたい側からすれば願ったり叶ったりではないかと思う。
ちなみにこのメーカーであるHELMETSは、X68000に模したRaspberry Piのケース等を販売したところでもある。
Raspberry Piのケースでは、通常のX68000モデルだけでなく、XVIモデルも発売されたので、今回のビジネスバッグもXVIモデルが登場する…可能性は低いが、売れれば可能性としてはあり得るかもしれない。
なお、今回発表された「CZ-600Bag」は8月19日から9月15日までの完全受注生産品となり、HELMETSオンラインストアで現在注文受付中である。
HELMETS公式ページ
https://www.helmets.co.jp/helmets-web/products/cz-600bag/
実売2万円を超えるバッグなので、すぐに購入決断できないのなら、とりあえず9月15日までは受け付けているので、しばらく悩むのもアリだ。
今すぐ注文したい、という人は早々の内に注文してしまおう。
愛される名機
先日、当Blogでも紹介したNECのPC-8001が40周年を迎えた話があったが、今だからこそ愛される名機というものがある。
シャープのX68000は、当時のパソコンの中では爆発的に売れたパソコンではなかったかもしれないが、このX68000でプログラマーの道に進んだという開発者はかなり多いと聞く。
当時としては画期的なX-BASICとC Compilerへの移行の容易さがそうした開発者を生み出す土壌になったのではないかと思うが、あの当時、X68000は間違いなく名機として語られたマシンである。
本物ソックリに移植された「グラディウス」は、X68000の性能の高さを表していたし、その後に登場したタイトルも他パソコンを圧倒したものばかりだった。
MC68000というMPUを採用した事で、非常に自由なプログラミングを可能にし、表現という枠を他パソコンより確実に上に持ち上げていた。
その後、X68030という32bitの後継機が出たものの、普及率や時期が悪かったようで、迫り来るIntelマシンの流れを止める事は出来ずに、歴史からその名を消していった。
もしこの時に歴史から消えていなかったとしても、AppleのMacintoshのように生き残るパソコンには鳴らなかっただろうし、何れ消えていく事になったとは思うが、あれだけ遊び心に満ちたパソコンは、そうはなかったと思っている。
というか、バッグにまでなったパソコンはそうはない。
それだけ愛されていたという証だろうし、その結果がこのバッグのようなグッズに現れているのだと思う。
ちなみに、HELMETSによると、このバッグはシャープの登録商標の為、許諾を受けたうえで商品としてロゴ等を使用しているとのことである。
まさに公式バッグと言えるものと言えよう。


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