docomoが新たに機種購入する場合にSIMロック解除手続きを自動化する流れへ。
条件こそあれ…
NTT docomoが、新たに機種を購入する場合において、SIMロック解除手続きを自動化した状態で販売する事を発表した。
これまでは、条件を満たしていてもユーザー側が別途申し込む必要があり、Web上で手続きできる人は無料で、店頭でSIMロック解除する場合は手数料3,000円で実施する必要があったが、今回の対応でその手続きそのものを行った状態で販売する事となるので、ユーザーの申し込みは不要となった。
但し、この対応となるのにはパターンが2つあり、それぞれいくつかの条件があり、その内の一つの条件を満たす必要がある。
<ドコモの回線契約を伴う場合>
1.当該回線において、過去SIMロック解除を行っており、その受付から100日経過した場合
2.当該機種を一括払いで購入した場合
3.当該回線または一括請求の代表回線において、ドコモの携帯電話の支払い方法を「クレジットカード」に設定した場合
<ドコモの回線契約を伴わない場合>
1.当該機種を一括払いで購入した場合
2.「スマホおかえしプログラム」を適用し、当該機種の分割支払金の支払い方法を「dカード」または「dカード GOLD」に設定した場合
これによって、docomoユーザーは今後SIMロック解除を全く必要としなくなるので、海外で利用したり、場合によって他キャリアへ変更したとしても端末は継続利用する上で困る事はなくなるだろう。
他キャリアの対応は?
こうなってくると、気になるのは他キャリアの対応である。
一応、この措置は総務省が改定したガイドラインによって、携帯キャリアに対して即時解除を義務付けた事が発端となった措置である。
今の所、SIMロックを根本的に必要としないと表明しているのは楽天だが、その楽天でも現時点でSIMロックがないわけではないようで、手続きとしてSIMロック解除する必要があるようである。
docomoが先陣を切った事で、他キャリアにも波及していく事が予想されるが、事はそう簡単な話ではないのではないかと思う。
特にSoftBankは昔からSIMロックを解除する事に対してあまり積極的ではなかった背景があり、実際にはSIMロックされた状態であっても問題はないはずだという立場を示していた。
もちろん、その行為そのものがユーザーの囲い込みを意味するわけだが、SoftBankの言い分としては囲い込んでもその分ユーザーに利点があるようなサービスにしている、という事を言いたいような感じであった。
ま、気持ちはわかるけどさ(-_-;)
私は次の端末で
私の場合、現在のキャリアはdocomoなので、次もdocomoで契約する事になるだろうと思っている。
家族の関係から、MVNOに移行できないので、最終的に行き着く先としてdocomoを選んだのだが、結果として良かったという事かもしれない。
ま、今ではドコモ光とかもまとめて、全体的な支出を下げる事にも繋がっているので、あえてMVNOに移行する必要も無いと思っている。
なので次はdocomoのキャリアでiPhone 12へと切り替えるかどうか、という所だが、今の所継続してiPhone Xを使っていても良いかな、と思っている。
バッテリー等がヘタって来ていれば、買い替えの検討もすべきだが、今の所5Gもまだ早いし、乗り換えるだけの「何か」を感じていないので、今年は微妙である。
とりあえず、今のiPhone XのSIMロックは解除できる状態なので、手続きだけでもWebでやってしまおうかな、という所か。
というわけで、docomoの人はこれから先はSIMロックを意識する事はなくなるだろう。
他キャリアも続いてくれれば良いが…さて、どうなる事やら。
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