Parallels Desktop17を入れてるけれど、アップグレードできない?
仮想TPM
私が所有しているMacBook Pro2020(Intel Mac)13インチだが、2021年9月4日の記事にも書いたように、既にParallels Desktop 17を導入し、次のmacOS、Monterey及びWindows11の対策は済ませてしまった。
なので、私からするとMacBook ProにWindows11を入れる事そのものはもう問題なく入れられるだろうと思っていたのだが、今日、MacBook ProでWindows10を起動して、実際にWindows Updateをかけたら、Windows11のアップグレード要件が満たされていない、という注意メッセージが出てきた。
Windows11に対応したParallels Desktop 17をインストールしているので、私としてはもう問題はなくなっている、と思っていたのだが、何がいけないのだろうか?
ひょっとしたら何かやるべき事がなされていないのかもしれない。
そう思い、ネットで情報を確認してみたところ、Parallels Desktop 17は仮想TPMを導入する事でWindows11の導入条件を満たしているという事がわかった。
しかも、どうやらそれは、Parallels Desktop 17の設定で導入する必要がある、という事らしい。
どうやら、今から新しく仮想Windowsを導入する人はそのまますんなりとWindows11の要件を満たせるのかも知れないが、既に作られている仮想環境では、改めて仮想TPMを組み込む必要があるようだ。
で、設定を見てみると、確かにハードウェア構成のところに「TPMチップ」という項目が増えていて、これを加える事ができるようになっていた。
なるほど、これでTPMの要件をクリアできるのか、と思って、とりあえず私の仮想環境に組み込んで、Windows10を再起動、そのままWindows Updateを確認してみた。
だが…そこには「Windows11にアップグレードできません」の文字が…。
コレ、何をすれば出来る様になるんだろうか?
他に必要なものがある?
いろいろ考えて見るが、そもそもがMacBook Proなので、ハードウェア要件など足りていないものがありすぎる可能性もある。
CPUはWindows10の上では全てが仮想CPUだし、メモリにしても8GBを割り当てていると言ってもGPUに割り当てるメモリ量はWindowsとは異なる。そのあたりでもWindows11の要件を満たしていない可能性も考えられる。
いろいろな問題がある事が予想されるが、一番手っ取り早いのは、Microsoftが公開しているPCヘルスチェックアプリをインストールして、システム要件の確認をする事である。
Microsoft PCヘルスチェックアプリ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck
まだチェックしていないのだが、この辺りをチェックして必要な要件を再確認して、またトライしようと思っている。
説明が少ない
Parallels Desktopの最大の問題は、私の探し方にも問題はあるのかもしれないが、とにかく説明が少ないという事である。
もともと海外製アプリケーションであり、日本語にローカライズされているソフトウェアだから、その使い方などに関しても英語が基準になっているのは致し方ないが、わからない事があっても、知るまでにとてもクリアする壁が高い。
既に発売されているParallels Desktop 17と、公開されているWindows11の事なので、ネットをくまなく探せば、既存の作成済み仮想環境でWindows11にアップグレードする方法が出てくるかもしれないが、まだそうした事例そのものが少ないのか、参考にできる情報がなかなか見つからない。
これは…神は私に人柱になれ、と言っているのだろうか?(爆)
ま、それは冗談だとしても、もう少し説明や事例があれば、導入もできるのだろうが、ちょっと調べた今の段階では、何をどうすればいいのかが見えてこない。
もう少しじっくりと腰を据えて対策を考える必要がありそうである。
もっとも、Windows11にもまだまだ問題はあるだろうから、もう少し待って対策が出てからMacBook Proに導入という手筈でもよいという考え方もある。
私としては、より安定したWindows11が望ましいと思っているので、このアップグレードは追々進めていく事にしようと思っている。
自己レス。
MacBook Pro上で動作させたParallels Desktop 17で仮想Windows10を起動し、PCヘルスチェックアプリをインストール、そのまま正常性をチェックしたら…
「このPCはWindows11の要件を満たしています」
と出てきた。
その後、仮想Windows10のWindows Update画面を確認したら…
「このPCでWindows11を実行できます」
に表示が変わってた。
PCヘルスチェックアプリを入れないと、正常確認ができないって事なのか?
だったらWindows10の状態でWindows11の事をとやかく記載する必要ないじゃん、と思うのだが…。
とりあえず、仮想TPMを加えれば、Parallels Desktop 17上でWindows11は動作させられるようである。
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