まだ悩んでいるが、とっとと変更した方がいいのだろうと思う。
資産運用
当Blogでも以前にネタにした事があるが、私が資産運用を意識してその口座を楽天証券に開設したのは、2013年ごろの話である。そして2014年に、その口座をNISA口座へと登録したのだが、その口座で資産運用する事は一度も無く、使われる事がないまま2018年につみたてNISAが始まった。
今では当たり前のようにわかっている事だが、NISA口座とつみたてNISA口座は同時に開く事はできない。どちらかしか選べないのだが、私はNISA口座を使う事なく、またつみたてNISAに変更する事なく、今まで放置しつづけている。
当時、この口座をほったらかしにした理由は、親の借金を背負っていたからだが、昨年、その借金を完済したので、いよいよもって資産運用か、というタイミングになったものの、実はその後そうした動きも一切しておらず、NISA口座は未だにほったらかしである。
あれほど、資産運用を調べておきながら今だに手付かずであるのは、偏に私が臆病だからに他ならない。結局、預金という手段はもっともお金の価値を理解していない手段でありながら、一番手軽で見た目の損失がない手段という事なのだろう。
ただ、今の時代はコレは悪手だという事は理解している。重い腰を上げて対策するしかない。
どちらが良いのか?
というわけで、ここでもう一度NISAという仕組みを理解する事に。
そもそもNISAとは「少額投資非課税制度」の事で、年間120万円まで非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等での配当・譲渡益等が120万円までなら非課税になるという制度である。ただNISAはこの制度を利用できるのが5年と決まっている。
一方、つみたてNISAはこの非課税投資枠が年間40万円になるかわりに、利用出来るのが20年と長期運用が可能だというところが大きな違い。ただ、運用できる金融商品は厳選された投資信託に限られているという制限もある。
よりアクティブに資産運用をしていくのがNISA、比較的安定的に長期視野に立って運用するのがつみたてNISA、という感じと思えばよいだろうか。
どちらにも利点もあれば難点もある。
ただ、私のようにほったらかしにしがちな人は、つみたてNISAの方が心配がない、というのも事実である。また、つみたてNISAは金融商品が投資信託に限定されているので、運用そのものは金融のプロが行う商品を購入する事になるので、初心者は間違いなくこちらを選ぶ方が利点が多い。
もうここまでの段階で、私の様なド素人はつみたてNISA一択じゃないかと思える。
というか、おそらくこんな事で迷う人は本来はいないと思うほど明確な違いである。
私が未だにここでぐずぐずしているのは、最初に作った口座をつみたてNISAが始まる前にNISA口座としてしまったからに他ならない。切替えがとても面倒くさい、と思い込んでいるだけの話である。
切替えるにはどうする?
以前調べた時はこのNISAからつみたてNISAへ切替えるのがとてつもなくややこしいと感じた。
というか、この調査は単に私が勘違いしていただけで、実際はとてつもなく簡単である。
実際には、楽天証券の口座の設定で、1クリックで変更が出来てしまう。…何でコレを難しいとか厄介だと感じたのだろうか? と自分で自分がわからなくなるほどである。
難しいと感じた要因は、10月1日~12月末までに切替えの申請をすると、翌年からでないと切替えができない、という制約がある事と、実際にNISA口座での取引がある場合は、その翌年の9月末までは口座の切替えができない、という制約がある事が原因である。
そもそも、意味がわかっていなかった私は、この説明がとてつもなく理解不能なものに見えていたというワケである。
実際、私は口座を放置していたのだから、取引実績も何もない。だから、この制約そのものが適用されるはずがなく、実際の切替えは1クリックである。
…何か、バカみたいな話である。
運用をもっと深く考える
切替えは私のバカげた思い込みで簡単に終了である。
問題は…ここからの運用をどうするかを考える事である。というかココからが本番である。
年間40万円という枠で考えると、1ヶ月のつみたて額は33,333円が限度になる。これで年間399,996円だからだ。問題は、今の私の収益で月に3万円以上を積み立てられるか? という事。
…うーん、3万円はキツイかなぁ。稼ぎが少ないから orz
ここらへんは、もう少しじっくり考えた方がいいと思っている。
まず毎月いくら積み立てられるのか?
そして、積み立てるにしても、金融商品として何を選択するのか?
私の資産運用は間違いなくココから始まると言える。
まずはいろいろと知る事からはじめようと思う。
…というか、やはり日本人はもっと投資や投信などの知識を得られるための制度が必要なように思える。
もう預金で未来が約束される時代ではないし、金融という知識が明暗を分ける事は言うまでもない。
世の中でユダヤ人が金融を牛耳るようになったのは…いや、この話はとてつもなく長くなるのでココでは止めよう。
少しでもこれから先を見据えるなら、間違いなく金融の知識は必須だと思う。