メインPC入れ替えの様相はまだ見えないが、次を見据える必要はある。
資金獲得の為
現在、私のメインPCにはGPUにAMDのRadeon VIIを搭載している。
自分には過剰なビデオカードだと思っていたが、いまや3年経過し、性能的には最先端とは言えなくなっている。
ところが…Radeon VIIはVega系アーキテクチャを採用した民生用のdGPUとしては現時点でも最高峰のものでもあるので、GPGPUやマイニングで使用する上では未だに需要がある。
一時期は中古で20万円くらいの価格にまで高騰していたようだが、今でも15万円くらいの価格で取引されていたりする。
…たしか私が購入した時の金額は9万円ちょっとだったはず。未だ新品時よりも高値で取引されているという事実は、まさにVega系アーキテクチャを採用していたからに他ならないのではないかと思う。
私からすると、PCゲームでしか利用していないので、宝の持ち腐れと言えばそれまでだが、ビデオメモリが16GBもあるおかげでウルトラワイドモニタ&WQHDモニタという私の環境でもメモリ的負荷に安心して耐えられるという事で重宝している。
ただ、ここまで高値で取引されているのであれば、こいつを売却する、というのも一つの方法ではないかと最近考えるようになった。
それと…Vega系であればFluid Motionが使えるというメリットもあるが、これに関してはRadeon RX 500系のビデオカードと入れ替えればFluid Motionが使えるので、中古でRadeon RX 570とか580を購入し、それと差替で売却…というシナリオが考えられる。
先にモニタ選び
先日も記事に書いたが、今、次期メインPCの検討をする上で、メインPCの中身よりもモニタを先に検討しはじめている。
というのも、PCを新しくしてもその映像を今のモニタでは再現できない。
私のポリシーで、PCの解像度は100%表示というのがあるので、4Kだと43型くらいの大きさになってしまう。なので高解像度を狙うとすると、最大でも38インチくらいの21:9モニタが限界になるわけだが、そうした選択肢の中で自分の満足のいくモニタは何になるか、と模索をはじめた。
最初に目についたのは、Dellの「AW3821DW」というモニタ。価格的には17万円くらいになるので、とても高価なモニタという事になるが、3,840×1,600ドットでリフレッシュレート144Hz、HDR対応と、私が要求する性能は満たしている。
このDellの「AW3821DW」以外であれば、MSIの「Optix MEG381CQR Plus」が当てはまるのだが、こいつはもっと価格的には高い。20万円超えなので、これなら普通に43型の4Kモニタの方が安かったりするわけだが、これはもう需要と供給の問題でどうしようもない問題である。
他にもいろいろと選択肢を探してみたのだが…似たり寄ったりという感じのものが限界で、この2機種の下位互換的な製品ばかりであった。
…モニタで20万円とかキツイなぁ。
Dell AW3821DW
https://dell.to/3vERk8R
MSI Optix MEG381CQR Plus
https://bit.ly/3pInlsD
PCも高騰している今
PCの構成を考えても、軽く20万円を超える現状を考えると、今回のPC移行はとんでもない価格になる事が予想される。
その資金をどうやって用立てるか、というのが今後の課題となるワケだが、その一つの手法が前述したRadeon VIIの売却という手段である。
ヤフオク!とかで検索すると、それなりの額で売買されているので、すくなくとも私が購入した金額を下回る事はないと思うが、それでも焼け石に水である。
せめてモニタがもっと安くなれば移行しやすいのだが…ひょっとしたら、私の場合、まず住環境を整える方が先で、その住環境を作って行く上で置けるモニタの制限を取っ払う方が良いのかも知れない。
…まぁ、住環境を変える方がよほど大変なワケだが。
というか、この先の近い未来、どこにどれだけのお金が必要になるかわからない時代に、こんな事をやっていて良いのか、という疑問もあるにはあるのだが、正直、PCやデジタルガジェット以外にお金は使っていないので、これを止めてしまう事はなかなかに難しい。
…ま、程度というものを見直す事は必要かも知れないが。
というわけで、メインPCの更新という流れは、以前よりもずっと厳しい状況で、なおかつさらにモニタという大きな壁に遮られる事になってしまった。
道のりはさらに困難を極めはじめたわけだが…さて、どうしたものかな。