先日から途絶していたnasneの通信が復活した。
WEX-5400AX6、到着
先日、当Blogで無線LANの中継器が壊れたようでnasneとの通信が出来なくなった事を書いた。
nasneのIPステータスランプが点滅していたので、ネットワークに問題があるという事は何となく判っていたのだが、nasneを無線化する為に使用していたWi-Fiの中継器のリンクランプが消えていたので、いよいよこの中継器が壊れたという事が予想された。
随分と古いハードウェアだったのも間違いが無いので、この際だから新しいWi-Fiの中継器を買おうと、Buffaloの「WEX-5400AX6/N」をAmazon.co.jpで購入した。
正直、いきなりこのような買い物をするのはバカのやる事である。
ちゃんとあらゆる角度から状況を調査、検討してからハードウェアは購入すべきなのだが、大凡このような状況の時は無線LANのハードウェアに問題がある事が多いので、見切り発車ではあったが、中継器を注文した。
「WEX-5400AX6/N」を選んだのは、今私が使っている無線LANルーターがBuffalo製だという事、機能的に中継器として作られているという事、価格がほどほどに収まる事が理由である。
その頼んでいた「WEX-5400AX6/N」が届いたので、中継器というものを初めてセットアップしてみた。
Easy Meshを利用
前回の記事では、Easy Meshを使用しないで、普通の中継器としてセットアップする予定としていたのだが、最終的にEasy Meshを利用する事にした。
理由は接続が簡単だから。ただそれだけの理由である。
で、当初はAOSSの機能を使って、無線で中継設定をして済ませてしまおうと考えていた。というのは、ネットで「WEX-5400AX6/N」を調べていたら、もう一つの設定である有線LANを使用するやり方だと設定が躓いてしまい、AOSSで無線設定するとすぐに繋がった、と書かれていたからである。
しかし、私が試したところでは逆で、AOSSを利用して無線で設定しようとしたら、まるっきりWPSによる通信を開始しない状況となり、結果、有線LANでコントローラーとなる無線LANルーターと接続してやると、ただそれだけでEasy Meshの通信を開始、設定が終わってしまった。
…ネットワークの状況の違いでこうなったのか?
それとも個体差で違いが出たのか?
詳しい事は判らないが、とりあえず私は有線LANで機器同士をつないだだけで、設定はほぼ何もせずに中継器のセットアップは完了した。
無事、繋がる
nasneの故障ということを全く考えず、ただWi-Fi中継器が壊れていると見越して入れ替えた中継器だが、それによってnasneは無事接続できることを確認できた。
やはり問題は中継器だった。
ま、機器のランプでそれは大凡判ってはいたが、毎回かならずその状況から見えた結果が正しいかというと、そうでもない時もある。
何せ壊れているのだから、目に見えているもの全てが正しいとは言い切れないのである。
場合によっては、中継器とnasneの両方が壊れている可能性もあるわけだ。
今回はnasneがネットワーク異常をランプで警告し、その警告通り中継器のリンクランプが消灯していたので、決め打ちのように中継器を交換したのだが、兎にも角にもそれ以外の問題がなくて良かった、と胸をなで下ろしたのはココだけの話。
しかも中継器の通信能力は以前のものよりも格段に良くなり、しかもそのWi-FiネットワークはEasy MeshによってMesh Wi-Fiという非常に繋がりやすい環境になった。
このおかげで、nasneだけでなく、自宅内の5GHzで繋がる機器のWi-Fiもさらに安定して繋がるようになった。
iPhone XのWi-Fi状況を確認したら、本来信号が弱くなるハズの5GHzのアンテナはMax状態で、逆に2.4GHzの方が受信感度が低かったぐらいである。
ハードウェアも年々進化しているので、どこかのタイミングで入れ替える必要があるのだな、ということを改めて知る。
今回はとりあえずこのような形で問題解決である。
もっとお手軽に有線LAN機器を無線化する方法もあったかもしれないが…ま、思いついた最善の形がコレだったので、コレでヨシとしようかな。