無線LAN中継器、こわれる

nasneが突然接続できなくなってしまった。

nasneが壊れた?

先日より、iPhoneからもiPadからもPCからもnasneに接続する事ができなくなってしまった。
torneアプリやPC TV Plusといったソフトウェアからnasneに接続するのだが、ネットワーク内にnasneが存在しないと出てくる。
熱暴走でもしたかな? なんて思ってnasneを確認してみたところ、IPステータスランプが点滅していた。
IPステータスという事はネットワーク系のトラブルという事は想像が付く。
とりあえずお約束として再起動してみたが、状況は変わらなかったので、おそらくnasne本体の問題ではないのだろう。
というわけで、nasneのネットワークに接続しているアクセスポイント…というか無線LAN中継器を再起動してみた。
nasneは単体で無線LANを搭載していないので、環境的に有線LANで接続できないウチで利用するにあたって、昔つかっていたNECの無線LANルーター付属だった中継器をそのまま利用して無線化して繫いでいる。
その中継器を見ると、リンクのランプが消えているので、こちらが仕事をしていないのだろうと予測できた。
で、こちらもお約束のように再起動させてみるのだが、いくら再起動してもリンクのランプが付くことがない。
…こりゃ、完全に壊れたかな?
何と言っても、この機器は私の無線LANとして3世代前くらいから存在していたものなので、年数的には20年弱といったところ。そもそもそんなの使ってることそのものが間違いだろ的なアイテムである。
セキュリティ的にも推奨できるレベルのものではないので、この際中継器を新しくしてもよいかもしれないと考えた。

中継器=無線LANルーター?

さて、イマドキの事情から説明すると、中継器と呼ばれるものは一応販売はしているが、実のとこ中継器とアクセスポイント、無線LANルーターと呼ばれるものは、ほぼ同一のものと言える。
いや、正確に言えば違いはあるのだが、無線LANルーターを購入すると、その動作モードをブリッジモード(アクセスポイントモード)で動作させればアクセスポイントとして機能するし、中継器モード(ワイヤレスブリッジモード)で動作させれば中継器として動作するので、無線LANルーターを購入しても狙った使い方ができるのである。
ただ、その無線LANルーターによってはブリッジモードは持っていてもワイヤレスブリッジモードを持っていない場合もあるので、そこだけは注意が必要になる。
図解せずとも仕組みは簡単なもの
対象の機器の側面や裏面などに、Auto、Router、AP、WPなどと書かれていると思うが、APと書かれているスイッチを入れるとアクセスポイントモードとして動作し、WPと書かれているスイッチを入れれば中継器モードとして動作する。Autoはネットワークを調査してルーターが存在していなければルーターモードで動作し、ルーターを見つけられればブリッジモードになるという機器が多い様である。また強制的にルーターモードで動作させたければRouterと書かれたスイッチにすれば良い。
このように、今やメーカーは無線LANルーターを製造することで、全ての機能を持つ製品を発売していて、用途別に違う製品をリリースしているケースは少ない。この方が製品在庫を管理する上で便利なのだろうと思う。
もっとも、中継器としてコンセント直挿しのようなスタイルを持つ製品を発売していたりもするので、全てが無線LANルーターと兼用ということはないのだが、その辺りは自分の好みで選んでしまって良いだろう。

WPS機能でお手軽設定

イマドキの無線LAN機器はほとんどがWPS機能で設定できてしまうので、中継器をセットアップするのはほとんどがボタン一発といった感じがある。
機器によって設定の仕方はいろいろあるので、マニュアルを見て設定するしかないのだが、最近は無線引越し機能なんてものがあって、WPSボタンを10秒以上押すような設定をすると引越し機能が働いてしまい、問題になりかねない。
このあたり、もっと安全な方法がなかったものかと思わなくもないが、ま、そんなに極端に難しい設定でもないので、マニュアル通りにやれば困ることはないだろう。
ただ、EasyMeshを使用するかしないかは、その人の環境に依存するので、よくよく考えた方がいい。
というか、これを悩むのは私ぐらいかもしれない。
というのは、ほとんどの場合、EasyMeshを選んでおいて問題はないのだが、私の場合、安定性を求めてQNAPのQHora-301Wというルーターを導入するとした時、コイツはEasyMesh対応機ではないので、中継器とする機器もEasyMeshとして設定してしまうとまた再設定する必要があるので、どのみち中継器を1つしか追加しない現状であれば、EasyMeshを使わずに普通の中継器として設定する方が後々楽になる可能性がある。
なので、自分の環境を見据えた上で設定すればよかろう。
…それにしても、ホント、私はこういった機器に対して金のかかるヤツだな、と。

とりあえず予約いれていた録画が問題なく録画されていれば良いのだが…。
nasneはネットワークトラブルがあっても、テレビ信号に問題がなければ録画はしているハズだが、さてどうなっていることやら…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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