iPhone4Sが発売されて約半月が経過しようとしている。
巷ではiPhone5がいつ登場するのか? という話も出ているが、個人的に気になっているのがiPad3である。
iPad2が登場するとき、初代iPadよりも高解像度の液晶パネルで登場する可能性があったワケだが、結果的に初代と2代目は同じ解像度で登場した。もちろん中身に関しては全く別物と言えるほどの高性能化を果たしたわけだが、ユーザーが目にする部分の精細さは同じだった事になる。
だが、iPad3は果たしてそうなるのか?
初代iPadを登場させるとき、Appleは“Retinaディスプレイ”と称した132ppiを搭載したが、先日発売されたiPhone4Sは、3.5インチという大きさに対して解像度は960×640と、実に326ppiという高解像度パネルを採用している。
もちろん、iPhoneとiPadでは搭載する液晶パネルの大きさそのものに違いがあるため、同じ解像度、ドットピッチという訳にはいかない。大きなパネルはそれだけで歩留まりが問題になるからだ。
今の段階で現実的に調達できるもっとも解像度の高い9.7インチの液晶パネルだと、2048×1536のパネルが韓国LG Displayやサムスンで可能と考えれるが、これにしてもAppleが求めるだけの生産数を満たす事は難しいと言える。1個作るならもちろん可能だろうが、それを数百万という数で生産するのは現実的とは言いにくい。
それだけ歩留まりが悪い、というのがその理由でおそらくAppleの要求品質、つまりDead Pixel(いわゆるドット欠け)制約に相当数が引っかかるものと思われる。要するに、現時点の技術力では、iPad3にそれだけの解像度を要求すれば、詰まるところ製品として数を揃えられないものとなってしまうのである。
Category: Apple Device
docomoよ…一体どっちなんだ?
本日、docomoが2011年冬~2012年春モデルとしてスマートフォン及びフィーチャーフォン(従来のケータイ端末)を24機種発表した。
従来シリーズの再編も行われ、LTE方式の“Xi”(クロッシィ)に対応した初の音声端末や、iモードユーザーの移行に向けた新サービスの提供なども併せて発表される所に、今回の発表会の注目は集まるわけだが、個人的には「ああ…時代に合わせればそうなるよね…無難だね」と思わざるを得ない内容ばかり。
極端な言い方だが、今の状況を考えればdocomoの舵取りは何がどう変化しても対応できるぞ、と幅の広い所を取っているに過ぎない。これは利点でもあり弱点でもある。そういう所でiPhoneに押される原因を自ら作っているという事に、まだ気づかないのか? と思うが、幅広く万人向けに…というのがdocomoのスタンダードスタイルなのだろうから、この辺りは実に無難かつ真っ当なのかもしれない。
そうした流れを表すかのように、シリーズの再編が行われるワケだが、従来の“PRIME”“SMART”“PRO”の3つのシリーズがなくなって、スマートフォンのラインナップとして“with”“NEXTシリーズ”の2つに分類される事となった。
“with”シリーズは、ワンセグやおサイフケータイなど日本市場向けの機能を持っているスマートフォンで、ハイエンドなモデルも含みつつも従来のサービスを取り込んで当たり障りのない機能を持たせた端末。逆に“NEXT”シリーズは、日本市場特有のガラケー機能にこだわる事なく、グローバルな機能等を持つモデルを中心としている。
詳しい内容は、公式のニュースリリースを見て貰えれば分かるだろう。
だが、もっとも私が気にしているのが、今回の発表でdocomoの山田隆持社長がコメントした内容である。
「アンドロイド主軸でやっていくが、その上でラインアップの一つとしてアイフォーンを出すのもやぶさかでない」
(毎日jpの記事より)
iPhone4S、2社の違い
スティーブ・ジョブズが亡くなり、各界でいろんな動きがあった。
その中に“iPhone4Sの4Sはfor Steveの略だったのか”というような言葉もあった。
なるほど…と思うと同時にそれは絶対に違うとも思う。
スティーブ・ジョブズなら、その言葉は絶対に許さないだろう。なぜなら、スティーブ・ジョブズの為のiPhoneではなく、全世界の人々の為のiPhoneだと彼なら言うだろうからだ。
使う人達の事を考え、開発のハードルを上げ続けたのがスティーブ・ジョブズ。その彼の為のiPhoneだと何故言えよう?
ま、実際にiPhoneの開発に携わっている人からすれば、for Steveだったかもしれないが。
それはさておき、国内のiPhone4SはSoftBankとauの2社発売が決定した。
それに伴い、両者でいろいろな違いが見えてきた。
正道と邪道
auからiPhone5発売か?
この情報が日経や東洋経済で一気に流され、ネット上でも大騒ぎになった本日。
誰もがSoftBank以外からのiPhoneの登場に期待している事は間違いない話なのだが、週刊ダイヤモンドでこんな記事が掲載された。
「全ての人に分かれ道はやって来る。問題は、そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ」
これは日経など最初の情報公開の前にSoftBankの孫社長がTwitterでつぶやいた内容だが、これがすなわちiPhoneの事だったのかどうかはもちろん定かではない(週刊ダイヤモンドではiPhoneの情報と確実視している)。
だが、もしiPhoneの事だったとしたならば、正道とは何で邪道とは何を指すのか?
ほとんどのネット住人は「SoftBankのiPhone独占販売の方が邪道だろう」というコメントをしているが、まぁそれは人それぞれの感じ方に任せるしかない。
この週刊ダイヤモンドの記事では、最悪のタイミングで情報漏洩し、情報漏洩がすなわちAppleとの破談に繋がる可能性からSoftBankがほくそ笑む、としている。
まぁ、SoftBankも苦しい状況にある中でのこの話題、SoftBank側からすればauからの発売となってしまえばダメージは相当に大きいと言える。
この記事を読んでいると、何となく“SoftBankが掴んだ情報を流した”ようにも読み取れなくもない。ま、それこそ事実無根だろうとは思うが、仮にそうだとすると、実にスマートなシナリオが描けてしまう。いや、邪推だが。
だが、同時にプラチナバンドを巡って争っているイー・アクセスが、上位回線事業者の失墜を後押ししたい気持ちもあるような雰囲気にも感じ取れる。仮にそうだとすると、実にスマートなシナリオが描けてしまう。いや、これも邪推だが。
iPhone5がauから発売?
22日付けの日経WebにiPhone5がauから発売される、という情報が掲載されたようだ。
今まで日本国内のiPhoneはSoftBank専売だったところに、auからの発売という従来とは異なる販社からの発売は、要するに今までのAppleのやり方とは異なる手法を採ってきた新戦略がAppleには必要不可欠となったという事だと思う。
実際、今までは一国一回線事業者という割り当てだったが、米国でAT&Tだけだった販売がiPhone4から2社販売となり、一国一回線事業者という縛りは崩れてしまっている。
この流れは、iPhoneの売れ行きが従来と違って鈍ってきている為とも言われている。Androidの猛追とiPhoneそのものが行き渡ってきたという理由がその鈍さを生み出しているのだろうが、Appleも方針を変えざるを得なくなった背景があると思われる。
で、日本もSoftBankが専売だったが、同じように売れ行きが鈍化してしまっていると言われている。これは別にSoftBankだけに問題があるわけでなく、SoftBankは堅実にKDDI(au)の加入者数を追い越す勢いで売り続けているのだが「SoftBankだからiPhoneを買わない」層が確実にいて、その層の厚みが売れ行きを鈍化させている所がある。
この「SoftBankだからiPhoneを買わない」層は何故SoftBankだから買わないのか?
理由はいくつかある。一つは回線が貧弱だからというもので、人口密集地域以外ではまともに通信できないという問題がある。これを嫌ってのものである。
もう一つは、テザリングを使用不可にしている為、というのもある。iPhone4は本体機能としてテザリングを搭載しているが、SoftBankで販売している端末はこの機能を意図的に使用不可にしている。これはただでさえ貧弱な回線を切迫させない為の施策の一つだろう事はわかるが、便利な機能を使用不可にしている事を嫌う消費者が多いのもまた事実である。
そしてもう一つの理由が、純粋にSoftBankが嫌いだからというもの。これは個人の理由なのでどうしようもない。
この3つの理由が「SoftBankだからiPhoneを買わない」層を形成していると思われる(勝手に私が思っているだけだが)。
新型iPhoneの売名行為なのか?
2010年4月20日、まだ未発売だったiPhone4がApple本社に近いサンノゼのバーで、社員が置き忘れるという事件が起きたが、またしても未発表のiPhoneがサンフランシスコのバーで紛失したらしい。
7月下旬、Appleのセキュリティ担当が緊急にサンフランシスコへ出向き、数日間にわたってそのデバイスの回収を試みたようだ。
今回の経緯は前回よりも単純な経緯をたどっているようだが、現在もAppleは紛失したiPhoneの回収ができていないようだ。
実際の所、サンフランシスコ警察の広報によると、同社はバーでのiPhone紛失に関して、警察に正式な届け出はしていないという。
しかしAppleはGPS機能と思われる、電子的な手段でサンフランシスコのバーナルハイツ地区にある2階建ての1戸建て住宅にそのiPhoneがあることを突き止めたらしい。
サンフランシスコ警察とAppleのセキュリティ担当がそのiPhoneがあると思われる家を訪ね、そこに住む20代男性から話を聞いたところによると、その男性はiPhoneが紛失した夜に紛失したと思われるバーにいたことを認めたらしい。が、iPhoneについては何も知らないと主張した
ようで、さらに警察が20代男性の許可を得て家宅捜索を行ったが、結局は何も見つ
からなかったらしい。
その家を去る前、Appleの従業員は男性に対し、iPhoneを買い取ると申し出たらしいが、その申し出があっても男性はiPhoneについて何も知らないと主張し続けたらしい。…はたしていくらで買い取るとAppleが申し出たのか…が気になる所だが、前回は5000ドルの現金で買い取った経緯があるだけに、おそらくその額を下回る事はなかったものと予測する。
キャンセルされたiPad3
以前、iPad3もしくは解像度のみを引き上げたiPad2 Plusという製品が出るかもしれないとこのBlogにも記事にした事がある。
これは“iOS5のSDKキットの中に2048×1536ドットの画像が見つかった事”がその理由だったが、どうやらこの解像度の液晶パネルを調達していたのは事実だったようで、その上で2,048×1,536ドットの解像度を持つ9.7インチディスプレイの歩留まりが非常に悪く、想定していた供給量を確保できなかった為に、今回の新型iPad発売をキャンセルした、という話が浮上した。
つまりこれが事実だと、今発売されなくとも次のiPad3もしくはiPad2 Plusでは2,048×1,536ドットの解像度を持つ9.7インチディスプレイを搭載したモデルになる可能性が非常に高い事になる。
ただ、この2,048×1,536ドットの解像度を持つ9.7インチ液晶パネルの問題が歩留まりや生産量だけには留まらないような話もある。
デジカメでもそうなのだが、CCDやCMOSの解像度(素子数)が上がれば上がるほど、1素子に必要な光量は増えていくわけで、結果から光量を確保できるようにしなければならなくなる。
また今回の液晶パネルでは、高解像度にしてしまうとバックライトがエッジライトという側面照射方式では光が行き届かないという問題もあると噂もあるため、iPad2以上の薄さを想定しているAppleからすれば、技術的には解決していくのはまだまだ難しい事なのではないかと思われる。
どちらにしても、この秋に発売される事もなく、また冬を越えた時期にもっと詳細な情報が出てくるのではないかと思われる。
次期iPadは今はおあずけ。新情報が出てきたときにもっと楽しくなるような技術をもって現れる事を期待したい。
キングジムにつづいてコクヨも…
iPhoneアプリで手書きのメモをデータ化するアプリ“ショットノート”がキングジムから出ていた。
前にもこのBlogで取り上げたが、紙の四隅に専用のマークが書かれていて、そのマークで縦横比を補正できるようにした商品である。
ノートは有料販売されるのだが、この四隅に書かれたマークを別の紙に書き写したり転写したりすれば、専用ノートを買わなくても済むのでは? とも思える商品なのだが、これと似たような仕組みのノートとアプリが、今度はコクヨからも発売される事となった。
その名も“CamiApp(キャミアップ)”と呼ばれる商品で、iPhone用アプリは無料提供される。
その代わり、ショットノートと同じく専用のノートが9月7日に発売になる。
価格はそれぞれ、ツインリングノート(中横罫、50枚)のB5が441円、A5が388円、A6が315円、ツインリングノートの5mm方眼罫仕様のA6が315円、ツインリングメモ(A7、50枚)が241円、ノートブック(中横罫、40枚)のB5が273円、A5が241円、A6が210円という感じになっている。
文房具の価格としてはまぁそんな所かな? とも思えるが、無地のノートと比べてやはり割高になっているため、買うには多少の抵抗があるだろう。
ただ、アプリと連動させて使用する事を前提に考えると、この価格は投資額としては安い部類かもしれない。あとはどれだけ使う人が役立てるか? で、このノートの価値が決まってくるハズだ。
iPad2 Plus?
Retina Displayになった“iPad2 Plus”が年内に発売されるのでは? という話が浮上している。
こんな噂が出たのは、iOS5のSDKキットの中に2048×1536ドットの画像が見つかった事がその理由だが、もともとiPad2が出る時にもRetina Displayになるのでは? という噂があったワケで、その時には技術的な問題が伴ったため解像度は次期へと持ち越しとなったとされている。
だから開発キットの中に2048×1536ドットの画像が見つかったとなれば次期iPadの発売が近いのか? という噂も出て然るべきという所。
だが、iPad2発売からまだ半年という状況で次期iPadが発売される…というのも考えにくい。
というわけで、浮上してきたのがRetina Displayになり解像度が向上したiPad2、つまり“iPad2 Plus”というワケである。
だが、私としてはこのiPad2 Plusの存在も混乱を招く元になるのではないかと思ってしまう。製品乱発としか思えない。
消費者としては完全な新機種が出てくる方が納得がいくというものである。
ただ…製造業の人間という視点で見ると、こうした“確実に売れる製品”の登場は景気づけには良い製品だったりする。
この辺り、なかなかのジレンマだったりする。
何はともあれ、真実は見えないが可能性がないワケでもない。
Apple製品のブランド力が光る今、売る側からすれば売れる製品を展開したいところ。
世界的な景況感すら左右しかねない製品であるだけに、登場を待ち望む人も多いだろう。
Tweet ATOKのパワーアップKit
iPhoneでTwitterのタイムラインを確認する際、以前はTwitter公式のアプリを使っていた。
別段それで困る事もなかったのだが、ATOK Padを購入してからというもの、やはり日本語入力はATOKが優れているな、と再認識する事に。
その後、ジャストシステムはiOS用のTwitterクライアント“Tweet ATOK”を公開、これが無料アプリという事でそちらも使っていたのだが、このTweet ATOKにはちょっとした問題もあった。
それが広告入りだという事。
何だ、それだけか…と思った人、これ、実は結構大きな問題なのですよ。
表示される事そのものは問題ではないのだが、一番問題なのは立ち上げる度に広告内容を通信するのである。
常にWi-Fi環境で接続するなら問題なくとも、3G回線、しかもSoftBank回線の脆弱な所だとこの広告の通信データを読みに行くという行為がかなり大きなパフォーマンスロスになるのである。
というワケで、入力の利便性とトレードオフという感じでTweet ATOKを利用していた。
そのTweet ATOKがver2.5.0にバージョンアップし、さらに待望のパワーアップKitが登場した。
という事で早速導入(人柱)してみた(画像は窓の杜より引用)。
docomoからiPhoneは発売されない
現在の私がdocomoとソフトバンクのダブルキャリアでケータイを使っているのは、偏にdocomoがiPhoneを取り扱わないからだ。
当初のdocomoはiPhoneの取り扱いに関してあきらめないというスタンスだった為、私はdocomoの契約を継続してソフトバンクの契約を1回線増やした。
その後、日本通信からdocomoの回線を利用したiPhone利用の道が示されたが、ソフトバンクとの価格差は私では吸収しきれないと判断、そのままソフトバンクでの利用を続けている。
このような状態がいつまで続くのかと思っていたが、意外な形で…いや、意外でも何でもないが、docomoが株主総会で「iPhoneの発売の予定はない」と発表した。
この判断そのものを私は英断だと思う。
docomoは夏野氏がいた頃から積み上げてきたi-modeというサービスがあり、今のdocomoのケータイネットワークの根幹は、i-modeを中心に作られてきている。
それらのサービスを今までと同じく活用できる方向性を模索するならば、新しいネットワークアプリの構築が難しいiPhoneは扱いにくい。むしろ、そうした外部アプリケーションを容易に組み込む事のできるAndroidの方がdocomoには向いている。
だからdocomoがiPhoneを扱わないという判断は、どこからどうみても理にかなっている。
しかし、私個人の立場で考えると、これは困った事になったぞ、という事になる。
7notes miniでiPhone4が手書きメモに
iPhone4を使い始めてから既に1年が経過しようとしている。
今の仕事先に就職してからは通話をあまりしない私からすると、ガラケーだろうがスマートフォンだろうがあまり関係がなく、iPhoneのケータイという部分ではなく、アプリデバイスとしての活用の方が断然多く、そして便利なワケだが、一つだけ残念な事があった。
それは…咄嗟のメモ帳がわりになかなかならない、というものである。
一応、音声認識メモアプリも持っているし、その認識性能の高さにも文句はないのだが、音声認識メモは取りたいメモ内容をiPhoneに向かってしゃべる必要があり、それはそれでメモとして使えない時もあるわけで、何かをサッと書き取るという場面に出くわしたとき使いにくい。
手書きメモアプリもインストールしているが、こっちは変換してくれないという問題もあり、即座に書くことはできるが後で読み返そうとして意味不明な文字を書いていたりして使いにくい。iPhoneを片手に持って咄嗟にメモを取ると、結構荒れた文字を書いてしまうため、そのままの筆跡が残るメモアプリだとどうも使いにくい。
そんな状況なので、iPad用アプリである“7notes”が非常にうらやましかった。
この7notesはある意味私の理想のメモアプリ…というか文字入力システムと言える。手書きで入力し、その場で即変換が可能で漢字ひらがな混在単語をも変換するというシステムであるため、まさに「漢字わすれたーっ!」という状況でも問題なく使える。
この7notesがiPhoneで出てくれれば…ずっとそう思っていたのだが、6月7日にiPhone用の“7notes mini”が公開されていたのである。とにかく便利に使える。その一言に尽きるアプリである。


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