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Category: PC/Digiガジェット

AMDがHaswell対抗のAPUを投入

 実際問題、AMDは今回新しく発表したRichland APUでIntelのHaswellに対抗するつもりがあるのかがわからない。
 方向性が違うと言われるかも知れないが、このHaswellが登場したすぐの時期に投入する以上、Haswellを牽制しているという風に採られても仕方が無い話である。
 AMDは、Trinityの後継としてRichlandを投入した。中身はPiledriverコアを2~4コア搭載したモデルで、アーキテクチャに劇的進化はない。
 Trinityよりもクロックが引き上げられている為、その分の高速化は行われているようだが、それ以上でもそれ以下でもない…というのが今回の新製品の本当の所と言える。

impress PC Watch
クロックアップしたデスクトップ向けAPU「Richland」をベンチマーク
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20130605_602236.html

 この記事によると、現時点でワットパフォーマンスに魅力があるのは、今回発表されたコアの最上位から一つ下位に当たるA10-6700である。
 65WというTDPの割にTDP 100Wの上位A10-6800Kに食い下がるような性能を出している。もっとも、これから先BIOSなどが見直されると、さらなるパフォーマンスアップを果たし、現在とは異なる結果に落ち着くかも知れない。

 今回のIntelが発表したHaswellは、ノートPCやUltrabookでの採用で有力なコアになる、とこのBlogで何回か書いたが、その予想は今の所当たっている。
 そこにきてこのAPUである。既にRichlandコアのモバイル版は発売されていたが、今回はデスクトップ版としてA10-6800Kなどが用意された。つまり、新製品を投入したがIntelと真っ向勝負をする分野はデスクトップ版だけ…というようにも受け止められる。
 実際、IntelのHaswellのコア価格とAMDのRichlandコアの価格を比較すると、その差は歴然としている。Richlandコアの方がかなりお買い得な感じがある。
 しかし省電力という面で見れば、RichlandはHaswellの足下にも及ばない。これはもう逆立ちしても叶わない。ではそれでもこのAPUを選ぶメリットはどこにあるのか?
 それは言うまでもなく強力なGPU部分である。
 今回発表されたRichland APUに内包されるGPUは“VLIW4”アーキテクチャのDirectX 11対応GPUである“Radeon HD 8000D”シリーズで、A10-6800Kや6700に内包されるGPUは384基のRadeon Coreを持つGPU“Radeon HD 8670D”となる。
 ここまでのGPUを内蔵となると、下手な外付けGPUを搭載するよりも内蔵GPUの方が性能が上…なんて事になるかもしれない。そういう意味ではコレこそがRichland APUを選択する最大の理由になるかもしれない。

 TrinityからRichlandへと変わっていくが、ソケットも従来のSocket FM2+を使用するため、アップグレードも可能になっている。
 が、基本性能的にクロックアップした割合での性能向上幅しかないため、あえて買い換える必要はないかもしれない。新たにAPUへと進もうという人の為のコア、そんな感じに私は感じられる。価格も手ごろな価格になっている。選択肢の一つとして考えてみるのも良いだろう。
 私のお薦めはA10-6700である。TDP 65Wでありながら内蔵GPUはRadeon HD 8670Dを搭載する為、使用電力とパフォーマンスのバランスがかなり良い。上位のA10-6800KになるとTDP 100Wとワットパフォーマンスのバランスがあまりよろしくない。
 今ならA10-6700をお薦めしたい所である。

Haswellコア、発売

 Intelの新たなるメインストリームCPU“Haswell”が発売となった。
 アキバでは新しい世代のコアが発表される度に深夜販売が行われるという、新しい時代の幕開けの儀式みたいな恒例行事があるが、今回もやはり深夜販売が行われたようだ。
 Haswellコアは、Blogで何度かネタとした書いたがIvy Bridgeから比べても新しいアーキテクチャとなっている事から、その性能比較が気になるところ。
 とは言っても、もともと公開されていた情報からCPU性能よりもGPU性能、そして省電力機能が大幅に向上したコアである事は分かっている。
 それでもCPU性能で2割程度向上しているという話もあり、その全体性能が気になるところである。

 だが、私が考えるにHaswellがその性能の真価を発揮するのはノートPCの分野だと考えている。
 前述したように、HaswellはGPU性能と省電力機能が大きな目玉であり、その恩恵を最も受けるのがノートPCだからだ。デスクトップPC、しかもビデオ機能をディスクリートによって追加しているパターン(つまり私のようにNVIDIAのGPUでないと…といっているような場合)だと、純粋にCPU性能でしか差が出ない。そうなるとキャッシュ性能で差がついたとしてもその他の性能では思った程に差が出ない事になる。

impress PC Watch
新世代デスクトップCPU「Core i7-4770K」をベンチマーク

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20130602_601853.html

 上記サイトでベンチマークを行っているが、確かに確実に進化している事はわかる。
 だが大凡にしてIvy Bridge比で1割程度、Sandy Bridge比で2割程度の性能差になっている。但し、新拡張命令セットであるAVX2とFMAの効果が顕著に表れるベンチマークでは8割近く性能を伸ばしているものもある。
 まぁ、Ivy BridgeからCPUコア自体を大きく変えている訳ではないため、この結果は実に順当な結果ではないかと思う。
 GPU性能では、HaswellのGT2構成の4770Kコアでも確実な進化が見て取れる。だがやはりここはGT3構成のHaswellが出てこないと、Haswellの真価は問えないだろう。ノートPCで決定的な差が生まれるとしたら、まさしくGT3構成の場合だと言える。
 一方、消費電力は内蔵GPUを使用している時はHaswellがもっとも省電力で稼働しているが、ディスクリートGPUを使用している時はTDP通り、Ivy Bridgeがもっとも省電力という結果となっている。
 つまり、この結果を見て確実に言える事は、内蔵GPUを使用するUltrabookでは相当な進化が望めるという事だ。

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6月より11型超のIGZO液晶が量産

 ちょっと前の話になる。
 シャープが6月よりノートPC向けのIGZO液晶量産を亀山第2工場で開始すると発表した。
 量産するモデルは3つで、2,560×1,440ドット(WQHD)の13.3型、WQHDの11.6型、3,200×1,800ドット(WQHD+)の14型、WQHD+の15.6型になる。
 つまり、今のUltrabookで採用されている液晶パネルのほぼ全てのサイズを網羅する事になる。
 解像度は今までのものよりも広いというのは見て分かる通り。光の透過率が従来液晶より格段に良いIGZO液晶なら高解像度化できるだけでなく、低消費電力化も実現し、静止画表示時の駆動電力を抑えるという性能も持ち合わせる事になる。ノートPCというデバイスで考えれば、まさに理想の液晶と言える。
 このIGZO液晶は、さらに従来品よりも薄く出来るという利点もあるため、タッチパネルへの対応もそんなに苦にならずに実現できる。
 つまり、Windows8以降のインターフェースとの相性も良いという事だ。
 こんな特性を持つ液晶を、PCベンダーが見逃すハズがない。

 第4世代になるHaswell以降のIntelコアは、Ultrabook向けにTDP17wというタイプが存在する。このコアにGT3のGPUが統合されているワケだが、その低消費電力に合わせてIGZO液晶の省電力性が加わると、より薄いバッテリーで駆動させる事が可能になる。
 つまり、Ultrabookとしては革命的なまでの稼働時間を得ることが出来るわけで、一日フルで使用してもまだお釣りが来る…なんて時代もそう遠い話ではなくなるのである。

 個人的に期待しているのは、2011年に発表されたNECのLaVie XにHaswellとIGZO液晶が搭載されるとどうなるのだろう? という事。
 LaVie Xは12.8mmという超薄型の15.6型液晶搭載のUltrabookだったが、薄さを達成するためタッチパネルを切り捨てていた。さらに突き詰めた電力設計で通常より小さな容量のバッテリーを搭載し、薄い筐体を実現していたワケだが、これにHaswellとIGZO液晶を加えると、従来よりも高解像度なLaVie Xが高解像度化した事による消費電力増とトレードオフで実現できてしまう。いや、おそらく電力効率で言えばもっとよくなっていてもおかしくない。

 また、Haswell搭載機ではないが、おそらくこのIGZO液晶を搭載しているであろうUltrabookが発売されている。
 それが東芝の“dynabook KIRA V832/28HS”である。2,560×1,440ドット(WQHD)表示対応の13.3型液晶を採用しているUltrabookで、コアはIvy Bridgeになる。
 静電容量方式のタッチパネルも採用されていて、最大10点のマルチタッチに対応している。
 メーカーの東芝はIGZO液晶である事を公言していないが、パネルの性能や登場時期、状況を考えればIGZO液晶である事は疑いようがないように思う。
 ただ、この“dynabook KIRA V832/28HS”では、バッテリー駆動時間はあまり長いとは言えないかも知れない。これはタッチパネル化した事と高解像度化した事で従来パネルを使用したモデルよりも消費電力が増加した為と言えるが、これがもしHaswellならもっと電力効率は良くなり、従来機種と比較しても見劣りしないバッテリー駆動時間になるのではないかと期待したい。

impress PC Watch Hothot Review
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20130521_600076.html

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ビンテージで記録的高値

 ビンテージ品はマニアでないと信じられない価格で取引される事が多い。
 ジーンズをはじめとした衣類などは、一般層でも結構ビンテージ品を目にする事も多いのではないかと思うが、日本では古来より骨董という言葉で、様々な美術品が取引されている。
 こうしたビンテージは、衣類、陶器、美術品などがほとんどを占めるのだが、今回記録的高値が付いたのは何とコンピュータ。
 電子機器は通常新しいものほど価値があるのが普通。何しろ新しいものほど高機能だし省電力で、使い勝手がいい。だが、そんなコンピュータも既にビンテージ品と呼ばれるものが存在するくらいの歴史を重ねた結果、オークションで取引されるぐらいになった。
 今回、記録的高値を付けたのは、Appleが製造した最初のコンピュータ“Apple 1”である。

 Apple 1は1976年に製造されたもので、販売時には回路基板のみで、666ドルで販売された。ケースやキーボード、モニター等は自達しなければならなかったのである。
 今回ドイツのオークションハウス“Breker”に出品されたものは完動品で、今や世界に6台しかない1台だという。
 出品された本体にはウォズニアック氏のサインが書かれており、また、今は亡きジョブズ氏自筆の古いビジネスレターも同梱されるというオマケ付き物件だが、その落札価格は驚愕の値段で、何と668,000ドル!
 今日のレート(1ドル=101.27円)で計算すると、何と67,648,360円…。
 666ドルのコンピュータが1,000倍の価格に跳ね上がったワケである。
 ちなみに落札者は匿名希望のアジア人だという。

 まぁ…こういうモノは金持ちの好事家が集めるのが主で、一般人には関係のない世界なのだが、私ならコレに6,764万円も出すなんてあり得ない話ですな。
 今のコンピュータと比較して、価格は1,000倍になったが性能は1/1,000以下だろうし、そもそも使い道がない。そういう使い道のないものにお金を出す事ができるからこその金持ちという事だろうか?
 私は金持ちではないので、金持ちの気持ちがホントわからんよ…。

すぐに終了してしまうだろ、コレ…

 自宅に眠っているビデオカード。
 つまりは既に使わなくなってしまったビデオカードの事を指すが、パワーユーザーと呼ばれる人達ならほとんどがそういったビデオカードを持っているハズである。
 私も今使っているGeForce GTX 670の前に使用していたGeForce GTX 560Tiが、まさに眠っているビデオカードになってしまっている。
 もったいないと言ってしまえばもったいない話なのだが、560Ti自体が結構な電力喰いカードであるため、セカンドマシン等で使いづらいという理由から全く使用していないビデオカードになってしまっている。
 そんな私に朗報が…。

 なんとAMDが死蔵している特定のコアを持つビデオカードとA10シリーズのAPUを交換するというキャンペーンを始めた。
 対象ビデオカードにはGeForce 500シリーズという文字が…。
 使わないビデオカードなら交換するのもアリかもしれない!
 そう思ったのだが、冷静に考えるとちょっと微妙かもしれない。ま、あくまでも560Tiと比較して、の話である。
 もしこれがもっと下位のビデオカードだったりすると、かなりお得な話になる。
 だが560Tiだったら、もうちょっとパフォーマンスの活用の仕方があるし、ビデオ能力だけで考えればA10シリーズのAPUよりまだ上と言える。ま、ワットパフォーマンスは落ちる事にはなるが。

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ついに姿を現した次期Xbox“Xbox One”

 PS4が発表されてしばらく経つが、その直接のライバルとなる次期Xbox“Xbox One”の概要が発表された。
 発表された、と言ってもまだ分からない部分が多分にあるわけだが、それについても来月行われる展示会等で詳細が発表される事になるだろう。
 今回の発表でハッキリわかった事は、PS3 vs Xbox360の時の互いコンセプトが完全に逆転した、という事である。
 PS3はHomeエンターテイメントの中核マシンとして企画されたのに対し、Xbox360はゲーム機としてより高みを目指したものだったが、今回は全く逆。PS4はゲーム機としての面白さを拡張してきたのに対し、Xbox Oneはホームエンターテイメントの中核マシンとして発表された。
 コンソールマシンとしては対照的である事は結果として良い事とは思うが、ココからお国柄が出てくるのではないかと私は思っている。

 今回のXbox Oneが従来機と全く異なるのは、Microsoftが現時点で持っているクラウドサービスを内包しているという事。ブラウザのInternet Explorer、検索エンジンのBing、コミュニケーションツールのSkypeと、それぞれがシームレスに繋がる事で、Xbox Oneは明らかにPS3の時よりもホームエンターテイメントの中核たる機能を備える事になる。しかも今回はTVのセットトップボックスとしても機能する為、エンターテイメントのほとんどをXbox Oneでコントロールできる。
 また、それらのインターフェースとして進化したKinectを使用する事で、直感的な操作を実現しようとしている。これは米国人からすれば理想的なスタイルになったと言える。

 こうした統合的とも言えるエンターテイメントの中核機という位置づけは、はたして日本の場合受け入れられるのか?
 私が思うに、PS3は機能として不十分だった為に中核機になり得なかったと言われていたが、本当の所は日本人としてエンターテイメントの中核機そのものが不要だったのではないか? 或いは、そもそもエンターテイメントの中核機という意味そのものがよく理解されなかった、という事ではないかと思っている。
 もしそうなら、今回のXbox Oneは日本では受け入れられない(売れ入れられにくい)可能性もあり得る話だ。
 だが、一方でこの中核機構想は今の時代なら受け入れられるかもしれない。現在はオーディオもPCオーディオという言葉が生まれるほどコンピュータと家電が融合し始めている事実がある。そう考えれば受け入れられる要素は十分ある。ただ、その場合であっても新しいOSは受け入れられにくい。それは今までの歴史が物語っている。Xbox Oneが有利なのは、エンターテイメント部分を統括するOSがWindowsカーネルだという事。それで時代がガラリと変わる可能性も考えられる。

 あと日本にはKinectを利用できる環境が少ない。住宅環境が米国とは明らかに異なるからだ。それに、そもそも言葉や身振り手振りで操作を行うインターフェースは日本人向きではないようにも思う。
 時代と共に人種も変わっていくが、日本人という枠で考えた時、大多数の人がアメリカンスタイルを受け入れられないように思えて仕方が無い。例えば、iPhoneに搭載されているSiriにしても、日本人がバリバリ活用しているシーンを私は見たことがない。docomoにも“i コンシェルジュ”という機能がありCMもバンバン放送されているが、街中で使っている人を見た事がない。
 だとすると、今回のXbox OneのKinectを利用したインターフェースは日本人には不向きのように思えてならない。便利かもしれないが、それを大手を振って使用する人はいないように思うワケである。

 こうしたお国柄や国民性を考えると、今回SCEが判断した方向性は日本人には受け入れられやすいと思う。逆にXbox Oneは実にアメリカンスタイルである。
 この差がどのように出てくるのか、ちょっと見物ではないかと思う。

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Windows BlueはWindows 8.1

 Windows 8は短命で終わる。
 そういう噂が、Windows 8が発売された後に流れた。
 というのも、MicrosoftがWindowsの更新期間を短くして、OSのアップデートを早めるという話が出たからだ。
 Windows XPが余りにも長すぎた為、OSを頻繁に切り替えるという事に不慣れになってしまったユーザーからすると、そうしたMicrosoftの動きは受け入れがたい感じがしてならない…そう思ったのは私だけではないだろう。
 結局、Windows 7もそこそこの年数でWindows 8へと切り替わったワケだが、個人的には未だWindows 7の方が使いやすいと思っている。

 私が初めてWindows 8を触った時には、スタートボタンがない事に随分と戸惑ったものである。これがないだけでなんて使いなくいんだ…そう思いつつ、知り合いのPCの設定をしていたのだが、実際問題OSとしてのWindows 8は確かに高速起動可能な、実に優れたOSだという感じは受けた。
 しかし、そのWindows 8も、前述したように3月末ごろに次のアップデートの噂が流れた。しかもその時には仮とはいえ名称まで情報が出てきた。
 Windows Blueというその名は、コードネームでしかなかったが、噂が形となった瞬間である。

米Microsoft、次期Windowsを含むコードネーム「Blue」を公式に発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130327_593308.html

 そのWindows Blueが、Windows 8.1として無償提供されるという話が明らかになった。Windows Storeでの提供となり、位置づけは従来のService Packのような感じのアップデートになるようだ。
 6月26日にはパブリックプレビューも提供されるようで、Windows 8を搭載したPCを使っている人は、より便利になったOSの恩恵をいち早く受けられる事になる。

Windows Blueは、Windows 8.1として2013年後半に無償提供
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130515_599389.html

 Windows Blueの頃の噂では、スタートボタンが復活するかもしれない、旧Metroインターフェースを経由せずに起動可能になる等、インターフェースの一部に変更が入るような噂もあった。
 個人的にはスタートボタンの復活はありがたいところである。
 やはり急激なインターフェースの変化は、ユーザーの混乱を招くだけでなく、不便なものを改善するならまだしも、問題のなかったインターフェースをなくすという事は、よほどの覚悟が必要な事だという事ではないかと思う。

 何はともあれ、これでメーカーPCで言えば来年の春モデルくらいからはWindows 8.1搭載のPCが普通に出てくるのではないかと思う。
 そしてその時期になれば、Ultrabook版のHaswellが登場した後になるハズだ。
 UltrabookはWindows 8.1とHaswellの導入で、さらに使いやすくなったものになるかもしれない。今から個人的には超期待である。

Adobe、Fireworksの開発を終了

 5月6日の事になる。
 Adobe Systems(以下Adobeと略)がWebページ向けグラフィックスツール“Adobe Fireworks”の開発終了を発表した。
 Fireworksは元々Macromediaという会社のソフトウェアで、Adobe製品でいうならばPhotoshopの一部機能とIllustratorの一部機能を融合し、そこにWeb独自の機能を足したような製品だった。
 個人的には未だに使えるツールの一つと思っていて、Adobeに買収される前のFireworks MXを使用したりしているのだが、買収後の新シリーズはここで開発が終了し、6月に予定されているAdobeのCreative製品のアップデートにFireworksが含まれない事となった。

 Adobeの6月予定のCreative製品のアップデートというのは、いよいよ始まる“Adobe Creative Cloud”への移行であり、従来のパッケージ製品提供から配信によるサブスクリプション(定額制)での提供が始まる移行である。
 現行の“Creative Suite”製品のサポートとしてバグ修正などは行われるものの、次製品である“Creative Suite 7”の発売は行われないというから、Adobeの製品提供大改革になる事は間違いない。
 何よりこの大改革で、完全にサブスクリプション制(月額制)へと移行する構えをAdobeが見せたという事がポイントである。

 サブスクリプション制のメリットは、常に最新版の機能を使え、複数の端末で同期しながら作業できるという点に尽きるわけだが、Adobeはこの“常に最新版の機能を使える”という側面に対し、今後の新機能提供に関して随時対応するとしている。つまりこれは、従来のように新機能を得るのに18~24ヶ月待ってパッケージ発売を購入しなくても済む、という事でもあり、プロのデザイナーとしてはある意味ありがたい話でもあると言える。
 ただ、同時に個人認証の為にネットワークに接続できる環境が必須という可能性もある。もしネットワークに接続できる環境にない場合はそのあたりがどうなるのか“Creative Cloud”のルーリングが気になるところである。

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次世代インターフェースを考える

 インターフェース。
 入力機器と言い換えてもいい。
 今のPCのインターフェースとしてもっともポピュラーなものはキーボードとマウスである。今はそれに加えてペンタブレット、トラックボール、タッチパッドなどがあり、タブレットPCをはじめとしたスマートフォンでは手その操作がそのままインターフェースとなる。
 随分と進化した、と言えるが、これらの操作はその全てがデジタル媒体を扱う事のみを想定したインターフェースであり、あくまでもPC上のデジタルデータを操作する、という事のみで使用される。
 だが、PCで扱うデータは、外部から情報として入力される必要がある。その情報がアナログだったらどうなるか?
 おそらくスキャナー(プリンタと統合された複合機が今は主流)でその情報を取り込み、結果、それをPCの画面上でいろいろ操作して取り扱う。OCRソフトがあれば、アナログデータ上にあるテキストをデジタルテキストに変換する事もできるが、結局それも一度PCの画面上に落とし込んでからの話である。
 だが、そうしたPCの画面上に置くというワンテンポを間に挟む事そのものが、ムダになるかもしれない技術を富士通が公開している。それが“指で直観的に操作可能な次世代ユーザーインターフェース”である。

 この動画を見れば、インターフェースの進化を知ることができる。
 キーボードの操作に不慣れな人であっても、アナログデータとデジタルデータの混在する情報を取り扱う事ができるかもしれない。
 画期的だ、と直感的には思える。だが、私としては、本当にコレが使いやすいのだろうか? と疑問を感じる部分もある。

 たしかに本の中の文献を利用したりする分には便利かもしれない。
 だが、ゼロから情報をあつめて編集、文書を作成するにあたっては、私としてはキーボードの方が楽だと思う。
 おそらく、こうした指先インターフェースと合わせて声による入力を加えると、かなり便利になるのかもしれないが、テキストを自ら落としていく場合は、残念ながら私はキーボードの方が使いやすいと思う。
 しゃべった内容が自動でテキストになる…というインターフェースにしても、文字入力以外の事をやらせようとすると結構混乱するものである。
 結局は、思った通りの事をデジタルデータにするには、こうした次世代インターフェースだけでは解決できないと私は思う。便利になってきたとは思うが、人間が考える意図をコンピュータが理解しないかぎり、結局はマニュアル操作が一番手っ取り早く、楽に操作できる事になる。

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Radeon HD 7750がちょっと欲しくなった

私が今使っているビデオカードは、今や高パフォーマンスとも言えなくなったような気がするGeForce GTX 670である。
当然メインPCとしてこの性能に不満はないのだが、問題は会社で使用しているPCにある。
私は会社では実に低スペックなPCで作業している。
正確に言うならば、Core2 Duo E7200 2.53GHz、メモリ2GB、HDD250GB、ビデオカードはRadeon HD 2400シリーズと、自宅のPCとは比較にならないくらいの低スペックである。
だが、実際はこのスペックでも他社員のものよりはずっとマシなのである。他社員のPCでは、未だにPentium3世代のCeleronや、Pentium4世代のCeleronなどを使用し、メモリも1GB未満、ほとんどが512MBしか搭載していないPCだったりする。
それでもビジネス用途ではそこそこ使えてしまうから、なかなか新PCへと移行しない。実に悪しき体制である。
ただ、製造業の事務管理用PCのスペックなどはほとんどがこのレベルのもので、どこも似たようなものではないかと思う。業務に多少差し支えがあったとしても、使えるなら使うのが当たり前…という流れが、極々普通の流れであり、そこに贅沢は求められないのが実情である。

ところが、それだと私のストレスが溜まりまくるのである。
というのも、私がPC全般の管理を本業と兼務で行っているからであり、さらに広報じみた仕事も兼務している関係上、画像を扱ったりする関係でパワーパフォーマンスが必要になるケースがあったりする。ハッキリいって、このスペックでどうしろというのか? と言いたくなるようなケースもあったりして、低スペックPC故に悩む事も多い。
そういうパワーパフォーマンスが必要な場合というのは、ほとんどが表示に関する場合で、ビデオカードさえ良いものが付いていれば解決できるかも…という事が多い。
本来なら、その弱点にメスを入れ、会社から予算をもらうのが良策なのだが、その予算が出ないから困りもの。
自分に降りかかるストレスを考えれば、もう自前でもいいからビデオカード交換でパワーアップして業務効率を上げていくしかない…と考えてしまう。
で、いろいろ考えた。
自分の許せる範囲で自前で強化してしまった方が良いかもしれない。
イライラするよりはずっとその方がマシと思ったのである。
そうなると決断は早い。
早速、現PCに追加できるビデオカードの物色開始である。

今業務で使っているPCはスリムPCであるため、拡張カードはロープロファイルサイズに限定される。また、搭載している電源が275Wという容量であるため、大電力を必要とするようなものは当然NGだ。
そうした観点で考えると、Radeon HD 5450、6450、7750という選択肢が浮かんできたのである。

従来、ロープロファイルでローエンドモデルのビデオカードと言えば、Radeon HD 5450や6450などの、Radeon HD x450系が主であった。中にはRadeon HD 5570のロープロファイル版も存在していたが、上位版のコアを搭載していた事から消費電力が結構なものになっていたりして補助電源が必要なものも存在していた。さすがに補助電源が必要となると今回の私の要件から外れてしまう。

しかし、Radeon HD 7750では補助電源は一切不要。アイドル時に60W程度(公称値55W)の消費電力で、最大でも100Wクラスに留まると思われる。メモリバス幅も128bitと、Radeon HD 6450やRadeon HD 5450の64bit幅から倍のレートになっているし、全体的な底上げが28nmという微細化プロセスによって実現されている。
製品的には1年前のビデオカードだが、非の打ち所のないビデオカードと見ることができる。
もしRadeon HD 7750に弱点があるとするならば、ローエンドという分類に入るビデオカードだとい事だろうか。ただ、それにしたとしても、Radeon HD 7750は従来製品と比較するとローエンドという実力ではない。性能でRadeon HD 6770を超え、消費電力でRadeon HD 6770を下回るという、素晴らしいワットパフォーマンスを持つ個体である。

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Haswellの1チップ版に大きな期待

 6月から順次投入されるという予定のIntelの新CPU“Haswell”だが、使われる状況によって構成がいろいろあり、その中でもチップセットまでをも取り込んだ1チップ版に私的に期待がかかっている。
 10年ほど前にCentrinoというブランド名称でノートPCが爆発的に展開した時期があるが、今度のHaswellはそれに匹敵するぐらいの大きなステップアップと言えるようだ。
 何がそこまでそうさせているのかというと、CPU処理能力もさることながら、GPU性能、そしてシステム全体の消費電力にまで至る高度化が、大きなステップアップと捉える事ができる。
 CPU処理能力に関しては、現在のIvy Bridgeでも十二分な性能を持っていると言える。これは実際に使っている人であればよく分かると思う。特に動作的に軽いといわれているWindows8との組み合わせなら、その動作に不満を持つ人はいないと思う。
 そしてGPUだが、これはもう内蔵GPUでもここまで来たか、というぐらいの性能へジャンプしている。標準構成のGT2でも20プロセッサ構成で、上位のGT3になると40プロセッサを内蔵する。また、GT3には2種あり、上位版はオンダイキャッシュとしてeDRAMを実装できる仕様になっている。これによって速度の遅い(ビデオメモリとして遅いという意味)メインメモリでなくビデオ専用メモリでのドライブが可能になり、より高性能化できる事がわかっている。総合的にみてもヘビーな3D演算能力が必要という事でもないかぎりは、必要十二分な性能を持っていると言える。
 また消費電力だが、これはもう別次元へと移行しつつある。
 というより、この消費電力削減が、Haswellのもっとも大きな進化と言える部分てある。

 私が1チップ版に期待するといっているのは、前述したGPUのGT3が搭載されるのはノートPC用Haswellのみであるという事と、その1チップ版Haswellのシステムアイドル時の消費電力が、現時点で100mW以下としている所にある。
 システムアイドル時では意味がないのでは? と思う人も多いかもしれないが、通常CPUが稼働している時間の7~8割ぐらいはアイドル状態にあると言える(一般的には9割程度と言われている)。このアイドル時の消費電力を落とすという事は、即ち稼働時間を延ばす最大のポイントになり、また、パフォーマンスが必要な時、つまりはアプリケーションが最大限に稼働している際に高いパフォーマンスを発揮し、処理を素早く終わらせるという事は、即ち稼働時間を延ばすポイントになる、という事である。
 高速処理で稼働時間を減らし、より待機時間を増やす事で省電力化する。
 まさにこれを実現するのがHaswellという事である。

 おそらく、私が期待する1チップ版Haswell with GT3は、15インチ以上クラスのUltrabookに搭載されるCPUではないかと予測している。
 15インチクラスで12.8mmという薄さを世界にアピールした、NECのLaVie Xシリーズがその対象ではないかと今から期待しているのだが、このクラスは既に液晶もフルHD化しており、その解像度故のグラフィックス処理能力として、内蔵するGT3は大きく期待できるのである。
 また、AppleのMacBook Proでは、既にその上の解像度であるRetinaディスプレイが搭載されているワケだが、もしLaVie Xシリーズ(15インチ以上)にもそうした超高解像度ディスプレイが搭載されたとしても、GT3なら従来よりずっと高度に処理してくれるだろう。

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ちょっと気になりだしたHaswell搭載ノートPC

 ちょっと前になるが、仕事でノートPCが必要という話題の続きである。
 低予算で…と当初考えていたのだが、自分の中で用途が拡大してしまい、どうも低予算で済ませられる中古ノートPCのスペックとコストが用途とバランスが取れなくなり、中古ノートPCを選択する意味が薄れてしまってきている。
 意味が薄れている要因の一つに、私が狙っている中古ノートPCが国内メーカー品だったりする事もコスト増の原因になっているのだが、それらを含めて考えても中古ノートPCを選ぶ理由が希薄だ。
 さらに、既に持っているVAIOノートZの内蔵HDDをアップグレードして…という手段を前回は考えたのだが、ハードルは高いわ、部品価格が結局は高いわで、その選択もコストメリットがないという事もわかった。
 なら…今からちょっとずつ予算構築して、Haswell搭載可能時期に新品ノートPCを買うというのはどうだろう? と考えたてみた。
 もちろん、ここでいうHaswell搭載という所に大きな意味がある。
 Haswellは、内部アーキテクチャに関しても、省電力性に関しても、そして内蔵GPUに関しても、モバイルのIvy Bridgeを遙かに超えるCPUである。Haswellは、近年着実に進歩させてきたCoreテクノロジー、そしてその後のSandy Bridge、Ivy Bridgeと異なり、Intel CPUとしては大きなテクノロジージャンプが与えられている。
 その中でも私が特に注目したいのは、新しい電力管理システムで、ノートPCでの運用をかなり楽にしてくれるハズだ。
 さらに、内蔵GPUはGT2グレードなら必要十分、GT1搭載タイプであっても、中古ノートPCと比較するのが失礼なくらい性能が違う。まして最上級のGT3なら、イマドキの3Dゲームをプレイしてもかなり快適に動作してくれるだけでなく、流行のGPGPUだってそこそこ機能してくれる。
 この辺り、AMDのAPUでも同じような結果が得られるのかも知れないが、残念ながらAPU搭載のノートPCというのがあまりない。選択肢は少ない、総合的なパフォーマンスはHaswellが上と、そもそもAPUを選択するメリットが薄すぎる。
 おそらく各PCベンダーもHaswellが発表になった後に発売するノートPCの大部分をHaswellにリプレースして商品を展開してくるだろうと思われる。

 と、ここまで読むと、価格なんかまるで気にしていないように思われるかもしれない。
 正直、スペックを語れば価格など度外視になるのがパワーユーザーというものである(爆)
 しかし、やはりそこは背に腹はかえられない。シビアな現実を見なければならない。
 幻想と現実の狭間でより長く使えるノートPCの最適解を求めると、今の所予算的に約10万円という価格での新品ノートPCという姿が私の場合は浮かんでくる。
 中古で3~4万円のノートPCと10万円の新品ノートPCの違いをどう考えるか?
 多分、この判断は個人によって大きく変わってくると言える。

 私的には、なんとか絞り込んで10万円レベルの新品ノートPCの方が最終的なコストメリットが大きいように思えている。というのは、今の世代のノートPCは性能がダントツ良いのだから。
 今の相場で考えると3~4万円の中古ノートPCならば、運が良ければCorei5の物件があるが、通常はCore2 Duoクラスになる。Core2 Duoおよびその内蔵GPUの性能と、Haswellの性能で考えると…これはもう価格対効果はHaswellの圧勝ではなかろうか?
 ただ絶対的コストが高いというハードルをクリアできれば、の話である事は言う迄も無い。

 Haswellのデスクトップ版は6月2日、モバイル版は多少遅れて8月くらいに登場する、と言われている。おそらく各PCベンダーはそれに併せた商品企画を既に進行させているだろうから、それらの動向がハッキリするまで、私はとりあえず貯めるものを貯め続ける方向で考えるとしよう。
 実際に、貯めても買えない…という判断が下されれば、また別のプランを考えるだけである。
 本当なら、すぐにでも必要なノートPCだが、個人で用意するものである以上、ランニングコストを重点に最大のメリットを見据えて考えたい。

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