GeForce RTX2060が発表された。
4K未満をターゲット
NVIDIAが1月7日にTuringアーキテクチャ採用のミドルレンジモデル「GeForce RTX2060」を発表した。
価格は349ドル(Founders Edition)という事なので、国内で販売されれば50,000円前後をターゲットとするような製品になるのではないかと思うが、正直、ミドルレンジも随分と高くなったな、という感じしかしない。ただ、前述の通りFounders Editionの価格なので、サードパーティから発売されるものについては、もう少し価格は下がるかも知れない。
スペックとしては、CUDAコアが1,920基、RTX-OPSが37T、レイトレーシング時の演算能力が5ギガRays/sという事なので、性能的にハイエンドであるRTX2080Tiの丁度半分程度の規模という事になる。そう考えるとコストパフォーマンス的にはハイエンドモデルよりは良いのかも知れないが、狙い目としては4K解像度ではなく、それよりも小さなWQHD~フルHDを対象とした製品と言える。
搭載するメモリはGDDR6を6GBと、ハイエンドモデルより少ないメモリ搭載量となっており、そのメモリ帯域幅も192bitで336GB/sとハイエンドよりは劣る。
製品としては取り回しがしやすく、2スロットを消費するものの消費電力160Wで8ピンの外部電源1つが必要という事なので推奨搭載電源も500Wと搭載に困る事はないだろう。
実性能は1070を超える?
実際のベンチマークは以下サイトで確認してもらうとして、最終的なベンチマークからの結果からの判断として、性能は相当に高いと言える。
PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1160918.html
RTX2080TiやRTX2080とGTX1080TiやGTX1080との性能差よりも、こちらの性能差の方が大きいくらいの前世代との差が発生しているようである。
この結果の場合、RTX2060は前世代の格上GPUであるGTX1070を超える結果と考える事もできるような感じである。
ただ、どの結果も軒並みWQHDまでの結果での話で、それ以上となる4Kでの結果では搭載メモリ量の少なさから一気に性能が落ちる結果が出ている。
演算能力としては期待値以上のものがあると思えるが、搭載メモリがとにかく足を引っ張る感じで、個人的には非常に残念な結果である。
もしこれが8GB、いや、倍の12GBモデルが存在していたならば、コストパフォーマンスの面から考えてRTX2060はひょっとしたら今回のベストバイ製品だったのではないかとすら思える結果である。
まぁ…コストパフォーマンスと言ったが、メモリ価格が高ければ12GBを搭載した段階での価格も安くなければならないワケだが。
その姿はUSBメモリのような形で、片方がUSB Aオス端子、反対側がUSB Aメス端子となっている。メス端子を持っている事で無線(Bluetooth)だけでなく有線接続にも対応しており、無線接続時は本体側面のスイッチを押す事でペアリングできるようになっている。
今回もユーザーからのフィードバックなどを元に、数多くの改良が図られているという。
簡易水冷式クーラーのイメージとしては、とにかく空冷式よりも冷える、音が静か、メンテナンスフリーであれば手軽、といったものだったが、実際使ってみるとそうしたイメージとは若干異なる事に気がつく。
とりあえずコイツに高性能なパーツを組み込んでみたいなぁ…と思うが、予算を考えるとこういうのはまだまだ当分先の話になりそうである。
アルミ製の本体はサイズが幅30×奥行き50×高さ11mm、重量約40gと超小型。これに差し込んだM.2 SSDの放熱用のアルミ製ヒートシンクとシリコン製パッド、シリコン製リングが同梱される。この冷却パーツを使っても、接続したM.2 SSDが60度を超える場合があるようなので、冷却は必須と考えた方がいいだろう。

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