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Category: PC/Digiガジェット

Windows MRヘッドセット

Mixed RealityとAugmented Realityの違いって何だろう…。

現実との掛け合わせ

Microsoftが、米国シアトルで開催中の開発者向け会議“Build 2017”で、Windows MRヘッドセットの情報を公開した。
Mixed Reality(MR)とは、複合現実という意味の言葉で、現実世界に仮想的映像(ホログラム)を重ね合わせ、いろいろな情報を閲覧する事ができるという技術であるが、それだけだと現実拡張と言われる“Augmented Reality(AR)”との違いがよくわからない。
正直、私自身その違いが今一つわからないのだが、おそらくHMDに収まっているものをARではなくMRと呼んでいるのだろうと思う。
このMRを可能にするヘッドセットをMicrosoftが以前より299ドルから入手可能にする、と言ってきたのだが、今回の“Build 2017”で遂に開発版として米国とカナダを対象に、最安価となるエイサー版で299ドル、高機能なHP版で329ドルというプライスで提供する、と発表した。使い方としてVRヘッドセットとして使えるかどうかは分からないが、PSVRと比較してもかなり安い価格での提供と言える。VRとしても使えればいいのだが…

問題は使用環境か

ただ、このWindows MRヘッドセットを使用する為の環境は結構キツイものとなっている。
動作環境として以下が指定されている。

【CPU】
インテルは6コア以上のCore i7、AMDはRyzen 7 1700以上
【GPU】
NVIDIAはGeForce GTX 980か1060以上、AMDはRadeon RX 480以上、TDP 15W以上
【画面出力端子】
ヘッドセット用に1基。60Hz表示ではHDMI 1.4 かDisplayPort(DP)1.2 が、90Hz表示ではHDMI 2.0かDP 1.2が必要
【メインメモリ】
16GB以上
【ストレージ】
空き容量10GB以上
【画面以外の接続端子】
USB 3.0タイプA×1基(電流供給能力900mA以上)、Bluetooth 4.0

もう既にCPUの要求の時点でミドルハイの環境を超えたハイエンド近い性能を要求している。
また、余裕をもった動作環境を考えると、ビデオカードに関してももっと上位の製品を投入しておかないと安心はできないと考えた方がいいだろう。
これを現時点の一般ユーザーに求めるのはかなり酷というものであり、まだ開発版だから良いようなものの、もし一般に下ろす時が来たならば、一般環境としてこれぐらいの性能が当たり前の時代になっていないと厳しいような気がする。
それは果たしていつごろの話といえるだろうか?

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得手不得手

まだ決定したわけではないが今の時点で考える。

検討するのはRyzen7

Ryzen7シリーズが市場に投入されて、既に2ヶ月が経過した。
既にマザーボードの品切れ状態も解消され、未だに人気なRyzen7 1700はタイミングによるが、その他の製品であれば入手できないという事はなくなった感じである。純正クーラーが高性能ならお買い得だなぁIntelコアよりも多数のコアを内蔵し、それでいて価格がIntelコアの同等品の半額というコストパフォーマンスもあってか、Ryzenの人気はある種加熱したものがあり、私自身が予想していたよりも随分とヒートアップしていたように思う。
そんな人気コアであるRyzen7だが、Intelコアよりも多数のコアを搭載しているからといって、全てが高性能というわけではない。
そこには、得手不得手というものがあり、これはRyzen以前のCPUでも存在していた性能比である。
そこで、発売して2ヶ月が経過した今、その得手不得手を考えた上で、どちらが選ぶべきCPUたり得るのか? という事を再検証してみたい。
先に言っておくと、ここにコストというものが繋がってくるので、それも踏まえると判断は結構揺らいでくる。あくまでも用途とコストの総合的なところで考えたい。

世間ではRyzen7を絶賛

CINEBENCH R15というベンチマークがある。
コイツはCPU性能比較に使われるベンチマークだが、コイツでRyzen7とIntelコアを比較すると、軒並みRyzen7が高スコアを残す結果を出す。
Ryzen7 1800Xと同等の8コア16スレッドのIntel Core i7-6900Kと比較しても、Ryzen7 1800Xが6%弱、高スコアを出してくる。
片や6万円台、片や12万円台というコスト差で考えれば、確かにRyzen7 1800Xのコストパフォーマンスは素晴らしいものがあるが、実は性能だけで見ると1800Xは6900Kに対してクロック周波数で12%ほど上回っている。だから同じクロック数で勝負させると、本当に1800Xが勝利するかはわからない。
シングルコア性能で6%弱、マルチコア性能で4%弱の性能比なので、クロック周波数の差を埋めてしまうと6900Kの方が高性能になる可能性があると言える。
もっとも、前述した通り、この性能を約半額で手に入れられるという事を考えれば、Ryzen7を選択する人が多くなるのはうなずける話である。

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Windows 10 S

新たな市場開拓の刺客か?

Surface Laptopは教育用?

Microsoftが新しいSurfaceシリーズを発表した。Ultrabookとは一線を画すハードウェアの発表と同時にWindows 10 Sという軽量OSを発表、それを搭載した新型である。
感覚的にはUltrabookの感じと似ているのかな、と思っていたのだが、いろんな記事を見ているとそうでもない。
ハードウェアとしては、ちゃんとタッチ対応モジュールが組み込まれていて、ペン入力も可能であり、さらにはSurface dialを組み合わせれば、デスクトップ版のSurfaceと同様なクリエイティブ作業をする事もできるというから、以前のUltrabookとは全く異なる方向性を持つと考えられる。
本体はシンプルなクラムシェル型で、厚さは14.48mm、重量約1.25kgと最近の格安ノートPCとも異なる仕様で、液晶の解像度は2,256×1,504ドットの13.5型のPixelSense液晶を搭載している。
搭載しているCPUは、第7世代のCore i5もしくはi7を搭載し、処理能力はもはやUltrabookとは似ても似つかない。それでいて価格が999ドルからというから、Microsoft製としては価格も安い。
何がここまで変化させたのかが気になるところではあるが、おそらく教育用という市場を狙った戦略なのではないかと思われる。

Windows 10 S

Windowsも今までいろんなシリーズが作られてきたが、今度のWindows 10 Sはある意味今までのWindowsとは全く異なる分類に入るのではないかと思われる。
というのは、基本的に使用できるアプリケーションがWindowsストアからダウンロードしたもののみに限定しており、これによって使用環境そのものをクリーンな状態に維持できる。
このクリーンな環境に維持できるという事が、起動時間の短縮にも貢献するのは言うまでもない。レジストリが汚れないのだから当たり前である。
以前にも、新しいアプリケーションをインストールする事ができなくなる機能を持たせられるアプリケーションなどが出ていたが、今回はMicrosoftがその機能を標準で持たせてきた事に大きな違いがある。
言わば、公式なRead Only Windowsである。
ただ、前述したようにWindowsストアでのアプリは許可されているので、完全なRead Onlyではないし、そもそもいろんな設定などを予めUSBメモリ等に保存しておき、セットアップの途中でそのUSBメモリを読み込ませる事で、共通化したセットアップが簡単にできるような仕組みも持っているので、そこら辺は使用状況を考慮した運用が可能なOSと言えるだろう。
なお、前述のSurface Laptop以外にも、Windows 10 S搭載のノートPCや2 in 1、タブレットも各社から投入される予定のようで、Microsoftが独占しているというわけではない。

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1070を超えるVega

3種のSKUが存在する模様。

まだ基本はNVIDIA優勢か?

AMDの次期ハイエンドグラフィックスアーキテクチャ“Vega”だが、3種類の製品を用意しているようで、Device IDが漏洩したようである。
687F:C1、687F:C2、687F:C3の3種がそのDevice IDで、それぞれ687F:C3が水冷、687F:C2が大型FAN搭載空冷、687F:C1が空冷と目されている。
もしこれらの製品がRadeon R9シリーズと同様の構成を取るならば、687F:C3がRadeon R9 Fury X相当、687F:C2がRadeon R9 Fury相当、687F:C1がRadeon R9 Nano相当になる…と考えられる。
もっとも、AMDがnanoの後継製品を出すかどうかは現時点でまだ分からないが、nanoは比較的人気製品だったため、可能性としてはあり得る話である。
気になるのはその性能だが、今の所Vegaはフルスペックで、32bit時で12.5 TFLOPS、16bit時で25 TFLOPSという性能を持つと言われている。
ただ、実際はどうなのか? という話になると、このAMDの主張を裏付けるものが見えてこないとホントのその性能はわからない。
今回話題となったは、3DMark TimeSpyのスコアで言うと、前述の3種のSKUの中で最下位のSKUであっても、GeForce GTX 1070を超えるものになりそうだという事が見えてきたということである。
絶対性能で言えば、ようやくNVIDIAと並んだか、多少超えてきたかと言えるのかもしれないが、よくよく考えて欲しいのはVegaは8GBのHBM2を搭載した性能だという事である。
今回の3種のSKU全てで8GBのHBM2を搭載しているという事らしいが、要するに広帯域メモリを使ってようやくNVIDIAにちょっとだけ性能を超えてきたというワケで、もしNVIDIAが同じようにHBM2を使用したならば、やはりNVIDIAが優勢になる、という可能性がある。
AMDが当初言っていた優位性から比べると、随分とコンパクトに話が収まってしまったな、という感じがしないでもないが、それだけNVIDIAのアーキテクチャがまだ優位にある、という事なのかもしれない。

あとは価格次第

Vegaの性能はある程度見えてきた。
となると、次に気になるのはその価格ではないだろうか?
GeForce GTX 1080が現在499ドルという価格設定になったワケだが、Vegaはそれと同じかもっと安くならないと、市場に根付くのは難しいように思う。
このGW中では、GeForce GTX 1080がGW特価で60,000円を切る価格で店頭販売されているという事実があるようだが、少なくともそれと同額、あわよくば5万円前後くらいの価格でVegaが発売されないと、結構厳しいのではないかと私は思う。何しろ1070よりは上としながらも、1080との比較においては絶対的に上とは言っていないのだから。
…まぁ、価格については多少私の希望的なところも含めてではあるが、1070の価格などを考えれば、まだ安くても不思議ではない。
第2四半期で発表する、としている事から、そろそろそういったコストの話も含めて情報が流れてくるのではないかと思う。
性能的な部分や製品が少なくとも3種類存在する、という事は間違いなさそうなので、今はその後の続報を待ちたい。
AMDには、CPUに続いてGPUでも業界を引っかき回して欲しいと思う。

PLCって規格もありましたね…

一時期期待した事もあった。

無線LANが飛ばない時の一手

通常、PLCというと「プログラマブルロジックコントローラ」という、リレー回線の代替装置として開発された制御装置の事を言うのが一般的なのだが、実はもう一つ「パワーラインコミュニケーション」という呼び方ができる、通称“電力線搬送通信”を意味する言葉でもあったりする。
電力線搬送通信とは、言葉の通り、電力線、つまり電気を送電している配線に通信信号を乗せ、LANのように通信ネットワークを構成する技術の事で、日本では2001年に最初の研究会を総務省が開催し、電柱から建物への屋外PLCを検討していた。
ところが、既存の無線通信、特に短波帯の通信に与える悪影響から、一度この技術に関してはトーンダウンしてしまい、実用化されるまでにその後約5年もかかった。
2006年12月に、屋内に限って2MHzから30MHzの周波数使用を認める項目を追加する省令改正をしたのを受けて、2006年12月製品が流通したワケだが、登場した直後には、コンセントでLANが組めるのか、と個人的には結構期待した技術でもあった。
だが、結局無線LANの方が実用度が高く、その後無線LANの技術向上もあり、その後PLCアダプタを見る事はあまりなくなり、私自身、この製品の存在をすっかり忘れていたのだが、ここに来て、第3世代のHD-PLCアダプタ製品がI-O DATAから発売されたという情報を聞き、非常に懐かしく感じた。

規格値240Mbps

今回I-O DATAから発売された「PLC-HD240E」という製品は、親機と子機の2台セットで価格は14,000円という製品である。アダプタは単品でも販売され、その価格は7,550円になる。無くなって欲しくない技術の一つ通信速度は規格値240Mbpsで、無線LANが届きにくい場所でもネットワークが組めるというのがウリになる。
速度240Mbpsという速度がどれくらいの速度かというと、現在無線LANではGbitを達成している事を考えれば、決して早い速度とは言えない。しかし、無線通信が混線している中でも確実に200Mbps程度の通信ができるという事を考えれば、使い道も見えてくる。
ただ…恐らくその時は普通は有線LANを引いてしまうのが一番の解決策なわけだが、どうしても有線LANが引けず、無線LANも電波が届かないという時には、こうしたPLCが役に立つ、というレベルの製品である。
設定も簡単で、親機と子機をそれぞれコンセントに繋いで、セットアップボタンを押すだけで通信ができ、また子機の増設もできる。
セキュリティに関しても、セットアップした機器間意外では通信ができないAES128bitの暗号化機能も持っているが、そもそもPLCは配電盤で大幅に信号が減衰するため、隣の家などへはほとんど伝送される事はない。
流石に第3世代ともなると、そういったセキュリティ関係もちゃんとした製品が登場してきたワケだが、問題はどれぐらいの需要があるのかが全く分らないという事である。
できれば、こうした技術は消えないで残って欲しいと思うのだが、需要がなくなれば製品も発売されなくなるわけで、結構深刻な問題なのではないかと思う。

I-O DATA PLC-HD240E 製品情報
http://www.iodata.jp/product/lan/plcadapter/plc-hd240e/

せめて1000Base-Tくらいの速度が出ると…もっと利用価値が出てくるんじゃないかと思うが…難しいのかな。

Pro DuoとVega

AMDからPolaris版Radeon Pro Duoが発表された。

より現実的か?

AMDより、Polarisアーキテクチャを採用したプロ向けDual GPUビデオカード“Radeon Pro Duo”が発表された。
昨年にも“Radeon Pro Duo”が発表されたが、そちらはFijiアーキテクチャ版であり、今回発売されたものと内部が異なる。
Fiji版では、その搭載メモリがHBM(High BandWide Memory)を採用していたが、今回のPolaris版ではGDDR5に変更されていて、さらにGPUアーキテクチャが異なる事から、Stream Processorも8,192基から4,608基へと減少している。
この事から、処理能力は大幅に変わり、Fiji版では16TFLOPSだった処理能力は11.45TFLOPSとなり、メモリインターフェースも4,096bit×2だったものが256bit×2へと変更になっている。但し、メモリに関してはデータレートは1Gbps程度から7Gbpsへと上昇している為、帯域は速度で稼ぐという方式に変更になっている。
この事から価格も変わり、Fiji版では1,500ドル程度だったものが、999ドルと低価格化している。発売時期は5月末としている。
個人的に言えば、より現実的な価格になったかな、という感じがしないでもない。

TITAN Xと比較すると?

大体、このようなハイエンド製品が登場すると、ほとんどの場合はライバルとの性能差を宣伝文句にするのが常套手段だが、今回はあまりそういうのを大々的にしていない感じがする。
Dual GPU化している事で、消費電力が大幅に上昇した事で、シングル構成のライバルとの比較はしたくない、というのが本音なのかもしれないが、その影にはやはり次世代アーキテクチャのVegaがちらついているからではないかと思う。
というのは、AMDは依然としてVegaが今年の第2四半期にローンチされるという事を説明しており、その通りであるならば、Radeon Pro Duoの発売から1ヶ月以内にVegaが発表されるという事になる。そうなると、消費者側の期待はどうしてもソチラに向いてしまうのは避けられないのではないだろうか。
Vegaに関しては、AMD幹部のインタビュー等で「Vegaの性能はTITAN Xpと肩を並べるものになる』と答えている事から、相当に自信があるような感じで、登場するコアであるVega10には、HBM2を搭載しStream Processorも4096基になるらしい事が分っている。
同時期に登場するだろうVega11の事についてはほぼ分らないが、モバイル向けとメインストリームデスクトップ向けに投入されるとされていて、Vegaアーキテクチャが幅広い層に投入される事も大体見えている。
つまり、AMDの本気はVegaアーキテクチャが登場してから、という感じに聞こえてくるワケだが、こういった経緯から、何となく今回発表されたRadeon Pro Duoは、Vegaの影に隠れてしまいそうな製品にしか聞こえてこない。

Vegaを心待ちにしている人は、おそらく相当数いるはずである。

120Hz表示詐欺?

やはり実現は難しかったという事なのか…。

誤記で許される事なのか?

UPQから発売された50型4K液晶ディスプレイ「Q-display 4K50」および「Q-display 4K50X」、「Q-display 4K65 Limited model 2016/17」に関して、同社より12日に「120Hzは誤記であり実際の仕様は60Hzだった」と発表されていた。
本Blogでもこの製品に関して取り上げた事があるが、その時も120Hz動作に関してメーカーには詳しい情報が記載されていない、と書いたが、結局その後詳しい製品情報は記載されていなかったのかもしれない。コレを使ったPC環境を作りたいなぁ…本件に関してUPQ側では、購入者に対しては返金や120Hz駆動製品への交換ではなく、2,000円分のAmazonギフト券の送付で対応する。
この対応、購入者側として納得できるものと言えるだろうか?
元々、60Hzであるとか120Hzであるとかを気にして購入していない人からすれば、結果的に「あ、そうなんだ」と言えてしまう事かもしれないが、120Hz駆動するパネルという事で購入した人からすれば、詐欺に等しい結末だったと言える。
ただ、この製品をODM供給として受けているDMMは、返金対応すると表明しており、購入したメーカーによって対応が異なる。

何故こうなったのか?

UPQといえば、折りたたみ電動バイク「UPQ BIKE me01」を発売したメーカーとしても有名な新興メーカーだが、今回のような事が何故起きたのだろうか?
もちろん、この件に関して公式にメーカーからコメントが出たわけではないが、私が予測するに製品開発する上で、購買する部品の仕様確認が相当に甘かったという事が考えられる。
通常、製品開発する時には、自社で製造する事のできない部品は当然どこかしらの製造メーカーから部品調達する。
その調達部品の仕様を、製造メーカーが提示してきた仕様書どおりと受け止めて、自社内で確認できていない事が問題の一つを生み出したのではないか?
製品を開発する上で、当然試作を行うが、その試作の検証もどこまで細かく行われたのかが非常に気になる所である。
通常、製品開発は「レビュー」「検証」「妥当性確認」と3つの確認を行うが、これが甘いと当初作られた製品開発計画が正しく履行されているかが分からなくなる。その為、試作すれば当然第三者的な立場の人(もちろん無関係な人であれば機密情報が漏れるため全くの第三者という事はない)が検証や妥当性確認をするのだが、おそらくこの部分が相当に甘い、もしくはちゃんと行われていない可能性がある。
私がこの製品を購入したのであれば、そうした製品開発におけるDesign History File(設計履歴記録)を公開しろ、と言ってしまいそうである。

どちらにしても、メーカーとしては随分とお粗末な結果を残したな、と言わざるを得ない。
そう、商品のメーカーになるという事は、そうした責任の名の下にある、という事を企業はもっと真摯に受け止めるべきと思う。
まぁ、だからといって、ベンチャー企業が立ち上がってはいけないという事はない。ちゃんとした事をちゃんとした手順でやる。重要なのはソコなのだから。

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HDR10対応への長い道のり

DELLが発表したディスプレイでようやくHDR10対応。

NAB 2017にて発表

ラスベガスで開催された放送機器展“NAB 2017”にて、DELLがいくつか新製品を発表した。
「UP2718Q」は27型のHDR液晶ディスプレイで、4K解像度かつDELL初の“HDR10”規格対応ディスプレイになる。5月23日発売予定で、価格は1,999.99ドルになり、UHDアライアンスのプレミアム認定を取得している製品になる。ようやく標準的に対応したRec.2020の色域対応で、色域カバー率としてはAdobe RGB 100%、sRGB 100%、Rec.709 100%、DCI-P3 97.7%、Rec.2020 76.9%という非常に広色域をカバーする製品で、当然だがハードウェアキャリブレーションに対応する。
通常、DELLのディスプレイの型番は「U」から始まるのが通例だが、この製品が特殊という事もあって、型番が「UP」から始まっている。
ただ、この「UP」という識別はHDRに対応しているから、というのが理由ではない。というのは、他に発表された製品群にもHDRに対応した製品があるためだが、このUP型番とU型番の製品では、対応するHDRの規格が異なる。
UP型番はあくまでもHDR10対応というのがウリであり、そこにこの製品の最大の魅力がある。

Dell HDR

DELLが通常対応させているHDR規格は、DELL独自の規格の「Dell HDR」とよばれる広色域規格である。
どういった規格なのか、詳しい事はわからないが、Dellが独自に規定したルールに則ったHDR規格なので、通常この規格ではPS4 ProなどはHDRテレビとして認識しない。
今回のNAB 2017では、前述のUP2718Q以外にも「U2718Q」「U2518D」という製品が発表されたが、これらは共に「Dell HDR」に対応した製品になっていて、価格は699.99ドル、499.99ドルと設定されている。
UP2718Qとは1,000ドル以上の価格差があるが、これは機能的な問題だけでこの価格差なのか、それともUHDアライアンスのぷレミアム認定を取得した事による価格差なのかが気になる所である。
DELLが独自のHDR規格製品を発売する理由が、そうしたアライアンスなどにかかる費用によって上昇する価格にあるとするならば、アライアンスを策定している事の意味が逆に普及を妨げている事になるが、実際はどうなのだろうか?

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Coffee Lakeが前倒し?

Ryzenの存在はIntelを相当に脅かした?

6コア中心に移行する?

まだ可能性の話でしかないが、どうもIntelは次期主力CPUである“Coffee Lake”の発売を予定より半年近く前倒しし、2017年8月に発表するらしいという話が出た。
まだ噂の段階を出ない話ではあるが、私がいつも参考にしているサイトでの情報である。

北森瓦版
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8907.html

それによると、ComputerBase.deの推測では“Coffee Lake”のCore i7は6コアとなり、i5は4コア8スレッド、i3は4コア4スレッドとなるだろうとの事。
まぁ、現在のPentiumとi3が共に2コア4スレッドという事を考えると、ちょうど差別化できるから良いのかも知れないが、それにしても最上位のi7が6コアというのは、Ryzen 7シリーズを相手にしても6コアで十分という自信があるからなのか、それとも現在のCPU設計では6コアにしておかないとダイサイズが大きくなりすぎるという判断なのか、気になる所である。
どっちにしても、現在のIPCで考えればIntelは未だAMDを上回る部分が多い為、6コアでRyzen 7シリーズと渡り合う事は十分可能と判断してもオカシイはなしではないだろうと私も思う。
ただ、アプリケーションレベルでRyzenへの最適化が進むとIPCが向上する可能性もあり、Intelの6コアという判断がそのまま優位性に繋がらなくなる可能性はあるかもしれない。
何だかんだと、ほとんどのアプリケーションはIntelコアで最適化されている事実があるため、Ryzenは依然として真っ向勝負できていないのではないかと私は思う。
Intelの思惑通りにいくのか、それともAMDがRyzen最適化の動きをより活発化させ逆転を狙ってくるのか、気になる所である。

チップセットはZ370へ

“Coffee Lake”に組み合わされるチップセットは、また一つ進化しZ370へと進んで行く。そのほかH370, B350, H310チップセットも登場はするが、その時期は2017年末とかそんな感じらしい。
仮にCPUだけ先行しても意味は全くないわけで、Z370の予定も繰り上がると考えれば、この噂が本当にそうなのかはよりアヤシクなるわけだが、Intelは自前で製造ラインを持っている事を考えると、チップセットを何とか間に合わせる、なんて芸当もできてしまうから読みにくい。
Z270に対して今分かっている進化は、USB 3.1(10Gbps)への対応とIntel Wireless ACの対応という所ぐらいである。まぁ、簡単に言っているが結構大きな違いではある。他にはPCI-Express 3.0レーンの数が気になるところだが、今の所は24レーンとZ270と変わらない感じになりそうである。
採用されるソケットはLGA1151とSkyLakeやKaby Lakeと同じものを使用するという事で、アップデートする人にはパーツ互換性はメーカーのBIOS対応しだいといった所だろうが、新しく追加される機能をどうみるかで、乗り換えかどうかが決まるだろう。

ただ、ここで一番気になるのは、これらのCoffee LakeとZ370チップセットのマザーボードの組合せ価格が、一体どれぐらいになるか? という事である。
Ryzenシリーズの最大の強みは、この価格という部分だった。ハイエンド近い性能でありながらもIntelと比較して圧倒的コストパフォーマンスを持っているRyzenは、それ故に人気なワケだが、Intelはこのあたりをどう考えるのか?
今までのコストパフォーマンスとは違う流れになった現状を踏まえた価格設定となるのか?
個人的にはそこに興味がある。

ローエンド中心の500シリーズ

Radeon RX500シリーズが発売された。

従来品の置き換えシリーズ

先日、Radeon RX500シリーズの話にちょっと触れたが、正式に発売となったのでもう一度触れてみる事にする。
私的にはRX580に関してもう少し期待していた所があるのだが、結果としては性能的にはRX480と比較して3~6%の性能向上で、オーバークロック製品でも6~9%の向上と、クロック周波数が上がった度合いに見合った性能向上のみであった。
当たり前と言えば当たり前過ぎる結果なのだが、TDPも150Wから185Wと35Wも上昇しているので、消費電力はその分引き上げられてしまった。オーバークロック製品ではそれ以上の消費電力アップになっているので、あくまでも省電力重視という人であれば、リファレンス製品を中心に考えた方が良いかも知れない。
こうした結果から、あくまでもRX580に関して言えば値下がりしたRX480を購入しても大差ない、と考える人もいるかもしれない。
但し、これがメインストリームからローエンドのRX560より下位製品になると事情が異なってくる。
RX560とRX460を比較すると、RX460では一部無効化されていたCompute UnitがRX560は全て有効化されているため、性能向上幅がずっと大きい。
また、RX550に関してもRX450はアーキテクチャが“Polaris”系ではなかったものが、RX550からは上位と同じ“Polaris”系へと移行した為、性能向上幅が大きくなる。
つまり、RX500シリーズはどちらかというと既存製品の置き換え的要素が強く、しかもメインストリームからローエンドといった製品で大きな恩恵が得られる製品群と言えそうである。

第2四半期のVega

こうしたRX500シリーズの登場は、どちらかといと中継ぎ的製品であるため、計画が遅れている時などの当て馬的製品…と言えば聞こえは悪いが、どうしてもそうしたイメージがついて回る。
実際、2017年の初めには、元々2017年の第2四半期にはアーキテクチャ“Vega”が登場する、としていた。第2四半期といえば4月~6月だから、まだ2ヶ月は期間的にはあるのだが、総じて第2四半期というと4月中というイメージがある。
その4月のタイミングでVegaではなくRX500シリーズが投入されたという事は、Vega自体が遅れている可能性が非常に高いのではないだろうか。
Vegaは、HBM2をキャッシュに採用したりするという話があったり、アーキテクチャそのものが刷新されるなど、革新的な部分が多い為、難航している可能性がある。
NVIDIAと違い、ミドルレンジからGPUを発表するAMDは、こういう部分でハイエンド製品がどういった内容で、タイミングが何時になるかなどが非常に読みにくい。
Ryzenで好調なAMDではあるが、こういう部分で足並みが揃わないのは残念な話である。

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出そろったRyzen 5シリーズ

ようやく全てが発売された。

6コアは恐るべきコスパ

Ryzen 5/1500X/1400の発売が4月15日と、当初言っていた4月11日より4日遅れたが、ようやく全てのRyzen 5シリーズ製品が発売された。
5シリーズ最上位の1600Xおよび1600は、6コア12スレッドでありながら価格が3万円台と、Intel製CPUより圧倒的安価で提供されるという事で、4月11日の段階でもそのコストパフォーマンスの良さに驚いたワケだが、では実際の性能はどういう感じなのかが気になる所。
実際、性能予測は悪いものではない。何故ならRyzen 7シリーズと基本的なアーキテクチャが同じであるため、あとはコア数とスレッド数の違いによる性能差でしかないからだ。
だが、Ryzen 5シリーズの想定しているライバルはCore i5であり、問題はそのライバルとどれぐらいの差があるのか、という事。
想定されるライバルは、Core i5-7600K及びCore i5-7500になる…というか、どうも評価するにあたってAMDから「ライバルはコレ」と指定があるようである。また、比較するマザーボードのチップセットも、AMDはB350、IntelはB250という指定があるらしい。
これは、同価格帯のもので比較してくれ、という事なのだろうが、チップセットで言うと、B350はメモリに優位点があるため、とても同位体での比較にならない。まぁ、そもそも6コア12スレッドという時点で同位体比較にはならないので、AMD側としてはコストパフォーマンスの良さをとにかくアピールする、という戦略なのかもしれない。

圧倒的という程でもない

いろいろなベンチマークを実施した結果は、他のサイトのレビュー記事を参照してもらえばわかるかと思うが、傾向はRyzen 7シリーズと非常に似通っている。
結局、シングルコアでの性能はやはりCore i5が若干優位に立つ。しかしマルチコアでの性能は論理コアが有効になっている分Ryzen 5シリーズが若干有利だし、また6コア12スレッドの1600Xはその分上乗せされた性能を発揮する。
ただ、これもRyzen 7シリーズと同じだが、処理する内容によってIntel CPUに届かないものもあるのも事実。このあたりは、純粋に届かない部分もあればプログラムの最適化で向上する可能性があったりと、まだまだアプリケーション側の対応によって性能が底上げされる可能性もある。
ただ、Ryzen 7シリーズと違って、6コア12スレッドの1600X/1600以外は物理コア数が同じであるため、その点でRyzen 7シリーズよりはライバルに対して優位な結果を出せているとは言い切れない。
また、発売直後という事もあって、価格的な優位性も今の所ない。
なので、考え方ではあるが、6コア12スレッドの1600X/1600を選択する人であれば選ぶメリットはあるかもしれないが、1500X/1400の場合は、Core i5を選択するという手もあるかもしれない。
その上で、今後の最適化によっては、Ryzen 5シリーズは更なるパフォーマンスアップがあるかもしれないので、あくまでも現時点での判断ではIntelコアを選ぶという選択肢もありうる。

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Ryzenの次に来るモノ

やはりVegaに期待したい。

その前にRX 500シリーズ

3月頭から、PC関係の話題として常にその前が登場しているRyzenだが、私としてはそのRyzenの次に来るモノを今から待ち望んでいる。
RyzenはCPUだから、ちょっとベクトルが違うと言われてしまうかも知れないが、やはり次はGPU、しかもNVIDIAの最高峰と渡り合えるだけのハイスペックな仕様になると言われているVegaが気になる所である。
しかし、今出ている噂では4月18日にRadeon RX 500シリーズが登場すると言われている。残念ながら、コイツはVegaシリーズのコアではなく、現世代コアのPolarisアーキテクチャのGPUであり、基本的には現行のRX 480や470の周波数を引き上げたもの、と言われている。
能力的には、RX 480はGeForce GTX 970と同等程度だったため、それよりも周波数が引き上がっている分、RX 580はGeForce GTX 980に並ぶぐらいになったか、という程度だと思う。
だが、GeForce GTX 980は既に前世代コアであるため、現世代のコアでいえばGeForce GTX 1060程度、或いはそれ以上になれば御の字という性能ではないかと予測される。
おそらく、部分的には1060を超えるかも知れないが、全体的にはまだ1060を超えられない…RX 580はそのレンジに収まるGPUではないかと考えられる。

Vegaの推定スペック

3月に、VegaのES品ではないかと思われるGPUが出回っている事が噂された。
OpenCLとCUDAによるGPGPUの性能指標となる「CompBench」というベンチマークに「AMD 687F:C1」という名がランクインしていたのである。
その性能は、GeForce GTX 1080に迫るものであり、GPGPUの性能でいえば1080と980Tiの間に収まる性能である(1070はシェーダプロセッサが少ないためGPGPUでは伸び悩む)。
となると、予想されるのはこの「AMD 687F:C1」はAMD RX Vegaではないか? となる。
もともと、NVIDIAほどの最上位コアを作るよりは、その下のコアをデュアルで搭載して性能達成する方が低コストだという流れがAMDにはある。そう考えれば、「AMD 687F:C1」がVegaである可能性は十二分にある。
仮にこの「AMD 687F:C1」がVegaだとするなら、性能的には最終的チューンなどを経て1080と同等性能という所だろうか。
問題は、その時の価格である。
1080は価格改定で499ドルという価格が現在の価格になるが、Vegaはこの価格より安くならないと広まらないと私は予想する。というのは、残念だがRadeonは一般的にGeForceよりも性能が伸び悩む傾向がある。これはソフトウェアのチューンがNVIDIAほど進んでいないからである。性能が下回るのに同価格で買うという人はいない。となると、やはりAMDは価格で勝負してくる事になる可能性がある。
もしその流れなら…私的には大歓迎なのだが…。

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