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Category: PC/Digiガジェット

時期尚早なRyzen

昨日はさんざん書いてきたといって書かなかったRyzenの話。

品不足、時間不足

さて…早速のRyzenである。
ホントはもっと情報を集めてから書こうかと思ったのだが、思いのほか秋葉原はお祭り状態だったらしいので、今ある情報をかき集めて思うところをちっょと書いていこうと思う。

秋葉原では、CPUであるRyzenよりも先にマザーボードの方が品切れになるという状態だったらしい。
そもそも、RyzenそのものはAMDが先に開発終了していたようだが、チップセットはその後に結構急いで開発していたようで、ベンダーからしてみれば、もっと時間的余裕が欲しかった、というところだったようである。
この時間がないというのは、ハードウェアの製造ももちろんそうだが、マザーボードのBIOS(今はUEFIと言うが)の開発も同じで、とあるメーカーでは3月2日という発売直前にBIOSのアップデートをかけるという、実に慌ただしい対応をしていたところもあるようである。
つまり、このようにハードウェアとしてのCPUは準備が整った状態で発売され、チップセットは製造すら時間が足りない状況下、そしてそれらを実際に使えるようにする為に必要なソフトウェア部分の開発に時間を掛けられなかったという事で、Ryzenは本来持っている能力を活かしきれない状態でのデビューとなった。

それでもスゴイ性能

今回のRyzenで私が一番心配だった部分は、何と言ってもチップセットの能力部分であった。
CPU性能に関しては前々からES品のベンチマークである程度見えていたため、IPC(シングルスレッドの処理能力)がIntel製品と比較して劣る事がない等、確認ができていたので心配はしていなかったが、最終的にユーザーが使用する環境になった時はCPUだけの問題ではなく、マザーボード等の組合せの結果の性能を見る必要がある。またCPUにしても、実際にユーザーが使用する環境に近い形でのテストプログラムで見てみないと、実際の性能は見えてこない。
実際に発売された事で、これらの情報がネット上でいろいろ公開され始めたので、現時点でのRyzenの性能が見えてきた。

RyzenのCPUだけの性能を見ると、やはり前情報通りIntelのCore i7 6900Kと互角以上の性能が発揮されていると言える。
ただ、その中で見えてきたのは、CPU-Z等でRyzenはAVX2に対応しているとしているにも拘わらず、AVX2を使用するテストでは極端に性能が落ちる傾向にある。AVX2は主にマルチメディア系の処理で使われる命令セットだが、そういう部分ではIntelの方が一日の長と言う事ができる。
こうしたいろんなテストでわかった事は、Ryzenは以前のAMD系コアと同じく整数演算にはやたらと強いが、浮動小数点演算になるとガクッと性能が落ちる傾向にある。
また、キャッシュやメモリ周りの速度が出ていないという事も見えてきた。
ここらへんはCPUの元々の性能というよりはsteppingがまだ熟れていないという事や、マザーボードのUEFIがまだ成熟していないという理由が大きいかもしれない。
これらの事から、AMDが以前より掲げてきているゲームに強いコアという部分においては、まだその実力を発揮できない状況にあると言える。
実際、ゲームなどではIntelコアに最適化されている事が多く、Ryzenではまだまだ太刀打ちできない結果しか出せていない。今後、マザーボードメーカーやゲームメーカーなどがRyzenに向けた最適化パッチを配付するなどの対応が行われれば、Intelと真っ向勝負しても同等かそれ以上になり得る力を持っているが、今のところ、その性能はまだ発揮できない状況、というのが、今見えてきた真相である。

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明日はお祭り

ひな祭り? コッチはそれどころじゃない。

Nintendo Switch

3月3日は、Nintendo Switchの発売日である。
正直、私自身はそこまで期待はしていないハードウェアではあるものの、それでもあの任天堂の新製品という事もあって、期待している人も多い。
特にフレキシブルに据置き型とモバイル型に変化する本体に魅力を感じている人も多いのではないかと思う。
Nintendo SwitchのCMなどでは、一人で遊んでいるところから、いかにも楽しそうに複数人で遊べる姿を見せ、それに柔軟に対応する本体の在り方をアピールしているが、実際複数人がワイワイと集まってプレイする環境というのは、現在ではかなり特殊な状態なのではないかと思う。
据置き型としては、ハードウェアパワーが圧倒的にPS4やXbox Oneより劣る部分を、任天堂らしい切り口で割り切ったNintendo Switchだが、果たしてその割り切りがどのように受け止められるのかが気になるところである。
まぁ、この割り切りに関しては私としても納得できる部分は多々ある。
例えばPS4 Proは、まだ4KやHDRの表示環境が各家庭に浸透していない状況で対応し、これが次世代だと言っているが、任天堂はそれに真っ向から反発し、現環境で実現できない機能を今搭載する必要はない、という切り口でNintendo Switchを開発している。
これに関しては確かに納得できる部分ではあるが、Nintendo Switchはそれ以外のハードウェアパワーも若干足りない部分がある。あえてスマホと同等かそれより少し上のパワーで勝負してきたところに限界を感じるのは、おそらく私だけではないだろう。
「枯れた技術の水平思考」を絶対的指標にしているわけではない、としつつも、出来上がってくるハードウェアが今一つ中途半端感を感じるのは、やはりVRなど新しい方向性がNintendo Switchからは見えてこないというのが理由かもしれない。

Ryzen

Nintendo Switch? バカ言ってんじゃねー、3月3日はRyzenの発売日だろ?
おそらくコレを言いたい人もいるのではないかと思えるほど、今自作PC派はRyzenが熱い。
ここ数年ずっとIntelの後塵を拝してきたAMDの、急激な追い上げの中生まれたRyzenは、IPCがBulldozerコアの40%上乗せという結果をもって登場した。
その性能はIntelの上位コアを超える勢いで、しかもベンチマークでその証拠を示しつつ、価格をIntelの半額近い状態に持ってきた。
ここ数年見てこなかった、劇的な(良い意味での)市場荒らしである。
コストパフォーマンスに優れ、低価格でハイスペックを実現できるRyzenだが、ただ、以前よりこのBlogで書いてきた内容と最終的な結果で、いくつか食い違いが出ているので、その事には言及しておかねばならない。
AMDは2万円台後半という予測でマザーボード価格を見ていたという話があったが、最終的にX370チップセットを搭載したマザーボードは、現在の市場の流れから高級化が進み、最大で4万円をちょっと超えるぐらいの価格になって発売される見込みとなった。
平均で言えば、おそらく3万円台後半といった所だが、それでもIntel製品より安いという事は間違いない。
Ryzenの最上位コアである1800Xが59,800円でマザーボードが4万円だとすると、これで10万円に達してしまう状況になり、予想よりはIntelとの価格差がなくなってしまった。
もちろん、同じ性能をIntelで実現しようものなら、15~20万円近い価格になってしまう事を考えればコストパフォーマンスに優れる事になるのだが、当初の総額でも半額となる状況は実現しなかったと言える。

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GeForce GTX 1080 Ti、発表

噂通りのタイミング。

11GBというハンパ感

NVIDIAのビデオカードにおいて、常に最上位に君臨するのが「TITAN X」という名称になるのだが、今回発表された「GeForce GTX 1080 Ti」は本来ならその下位に属する製品になる。相対価格として699ドルは安いだが、発表された「GeForce GTX 1080 Ti」は、性能的には「TITAN X」を超えるものであった。
使用されているコアは“GP102”のダイで、基本的には「TITAN X」と同等である。しかも搭載しているCUDAコアの数も全く同じなのだが、違いはそのコアの駆動クロックにある。
若干だが「GeForce GTX 1080 Ti」の方がクロックが高めに設定されているため、処理の面で高速化している。
また、メモリ周りにも違いがあり「TITAN X」はROP数が96基だったのに対し、「GeForce GTX 1080 Ti」は88基と減ってしまっている。これにより、メモリインターフェース幅も「TITAN X」が384bit幅だったのに対し「GeForce GTX 1080 Ti」は352bit幅と減ってしまっている。
だが、それでも性能は「GeForce GTX 1080 Ti」の方が上回っているとしているのだが、その理由は使用しているメモリであるGDDR5Xの動作クロックが10GHzから11GHzと10%向上しているからである。
これにより「TITAN X」がバス帯域幅が480GB/sだったのに対し「GeForce GTX 1080 Ti」は484GB/sと結果的に上回る事となり、全体的なパフォーマンスは「GeForce GTX 1080 Ti」が上という事になるという。
但し、ビデオメモリ量は「TITAN X」が12GBに対し「GeForce GTX 1080 Ti」が11GBと1GB分少なくなっている。これは接続するメモリチップのインターフェース幅の問題でこうなっているので、結果的に両者の性能のバランスを取った、という感じに見えるかもしれない。

価格は699ドル

今回発表された「GeForce GTX 1080 Ti」の価格は699ドルという価格設定となった。
「TITAN X」の価格が1,200ドルだった事を考えると破格とも言える価格だが、気になるのはこの下位に属する「GeForce GTX 1080」の価格が599ドルと100ドルの差しかない事である。
100ドルの差が小さいかと言われれば決して小さいわけではないが、従来の高付加価値ビデオカードでの100ドル差という数値は、決して大きいわけではない。
そのあたりを考えてか、NVIDIAは「GeForce GTX 1080」の価格を499ドルにすると発表した。
どちらかというと、私からすると「GeForce GTX 1080」が499ドルになった事の方が朗報とも思えるのだが、そう感じる人は意外と多いのではないかと思う。
これに合わせ「GeForce GTX 1070」の価格は見直されるのかどうかはまだ分からないが、正直、バランスを取らないと不釣り合いに思えるのだが…今の所、1070の価格改定のアナウンスは出ていない。

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Raspberry Piの躍進

最近、Raspberry Piが非常に元気。

Raspberry Piがコア

オトトイ、サエクコマース、ティアック、トップウイングサイバーサウンドグループ、バリュートレード、ブライトーン、ラックスマンの国内オーディオ関連企業8社が「ワンボードオーディオ・コンソーシアム」の設立を発表した。
そしてそのワンボードオーディオのコアとしてRaspberry Piを採用したオーディオプラットフォームの規格策定を行うとしている。
ワンボードオーディオ・コンソーシアムでは、ワンボードコンピュータという最新のIT/IoT技術を活用して高音質と快適な再生環境を追求するとしている。
当然だが、今世間一般的に最も代表格として知られているワンボードコンピュータはRaspberry Piであり、それをメインに規格策定を行うというのは理にかなっているが、当然これにはRaspberry Piの汎用性の高さと処理能力、Inter-IC Soundで内部コンポーネント間を接続できるなどの機能があるからこそ選定されたという事は間違いない。
実際、Raspberry PiはOSとしてもLinuxが使え、ソフトウェア資産が元々豊富にあるというのも魅力である。
ワンボードオーディオ・コンソーシアムでは、今回の規格策定にあたり、Raspberry Piだけに拘るつもりはもちろんなく、それ以外のアーキテクチャも視野にいれている。
その為、規格はハードウェアとソフトウェアの2分野で進め、それぞれを策定するとしている。
ハードウェアプラットフォームは、ヘッドフォンに適したポータブルタイプと他のオーディオ機器と組み合わせるコンポーネントタイプの2つを定義し、面白いのはこれら両プラットフォームで、一部を交換・アップグレード可能な設計にするとしている。所謂“育てる”オーディオプラットフォームを目指しているというところが、特徴と言える。
なお、この両プラットフォームでは、ハードウェアの互換性はないが、共通のシステムソフトウェアで動作するようにするという。やはり基盤レベルでの互換性を保ったまま、ポータブルとコンポーネントを実現するのは難しい、という事なのかもしれない。
また、現時点でのポータブル規格では、Raspberry Pi2 Model BもしくはRaspberry Pi3 Model Bに、寸法がHAT規格互換の拡張ボードを装着したシステムを格納できるケースを定義しているという。このあたりは、いろいろな端子に適合させる必要があるので、ケースパネルは交換可能とするらしい。
他、コンポーネント規格もCompute Model3を搭載するベース基盤を用意し、DACやアンプ、ディスクドライブなどの他デバイスとは内部配線で接続するようにする。それらの一部は寸法と仕様を規格化し、交換可能にするという。
こうしたハードウェア規格は、一部独自としつつも、ある程度の規格化をすすめ、交換可能な規格として進めるようである。

Linuxを活用するソフトウェア

ソフトウェア規格は、当面はオーディオ再生に特化した既存のLinuxディストリビューションを活用し、その後カーネルやライブラリ、サウンドシステム、コーデックなど共用可能な基礎部分を継承しつつ、独自の実装を検討していく。
音質に直接影響しない部分でオープンソース化し、継続利用でき、かつ改良可能なインフラを形成して開発資源の効率化を目指すという。そうした活動の中には楽曲配信サービスも視野に入れていて、自動ダウンロード機能も想定しているという。
こうしたソフトのサポートや配付は、原則としてディスクイメージで行い、microSDに書き込んで起動ディスクにする。
こうしたソフトウェア規格を見ると、オープンソース化してあらゆる資産を取り込んでいくという姿勢が見えてくる。

何となく、こういう規格の流れを見ていると、かつてのMSX規格のような感じがして、実に面白い。
独自性を持ちつつも共有化したシステムで動作する環境が出来上がってくると、オーディオの世界もまた違ったものが見えてくるような気がする。

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Intel CPU、やはり値下げか?

Ryzenの登場でIntelも合わせたか?

Intel CPUが値下げされる?

先日Ryzenが正式発表され、そこでその性能と価格が発表された。
驚きだったのはそのコストパフォーマンスで、RyzenはIntel CPUの半分のコストで同等以上の性能を示すという事だった。
その性能をちゃんとした比較で示した事で、Ryzenの性能がより明確になったワケで、自作PCファンからすれば現時点でIntel CPUを選ぶ理由がほぼなくなったと言える。
当然ながら、この状況をIntelが把握していない訳が無い。
私としても、Intelの値下げがやってくるかな、と思ったのだが、早速ネットでIntel CPU値下げの噂が流れ始めた。

ジサクテック
http://jisakutech.com/archives/2017/02/30851

このサイトによると、Intel CPUのほぼ全てが軒並みプライスダウンしている。

Intel Core i7-6950X ($1599 US) – $300 Price Cut
Intel Core i7-6900K ($999 US) – $200 Price Cut
Intel Core i7-6850K ($549 US) – $150 Price Cut
Intel Core i7-6800K ($359 US) – $140 Price Cut
Intel Core i7-5820K ($319 US) – $100 Price Cut
Intel Core i7-7700K ($299 US) – $80 Price Cut
Intel Core i7-6700K ($259 US) – $140 Price Cut
Intel Core i7-4790K ($279 US) – $90 Price Cut
Intel Core i7-7700 ($289 US) – $50 Price Cut
Intel Core i7-6700 (259 US) – $90 Price Cut
Intel Core i5-7600K ($199 US) – $70 Price Cut
Intel Core i5-6600K ($179 US) – $$90 Price Cut
Intel Core i5-4690K ($189 US) – $70 Price Cut
Intel Core i5-7500 ($189 US) – $30 Price Cut
Intel Core i5-6500 ($179 US) – $50 Price Cut
Intel Core i5-4590 ($159 US) – $60 Price Cut
Intel Core i3-7350K ($159 US) – $20 Price Cut
Intel Core i3-7100 ($114 US) – $15 Price Cut
Intel Core i3-6100 ($109 US) – $20 Price Cut
Intel G4400 ($49.99 US) – $20 Price Cut
Intel G3258 ($49.99 US) – $27 Price Cut

公式からの情報ではないので、真実かどうかはまだわからないが、この値下げ情報が真実だったとしてもまだ価格的にRyzenの方が魅力がある事になる。
というのは、PCはCPUだけでは動かないからである。

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Ryzen、正式発表

噂が事実になった。

圧倒的すぎるコストパフォーマンス

Ryzenが正式にAMDより発表された。
発売は3月2日(日本では3月3日になる)で、価格も以前より言われていた通りの価格である。但し、日本円での価格は今回初めて語られ、最上位の1800Xで59,800円、次点の1700Xは46,800円、次の1700が38,800円となっている。
こうして日本価格を見てみると、最上位の1800Xも驚く程高い感じがしない。この低コストを実現した背景には、Ryzen自体が非常にコンパクトな設計でダイ面積が小さい事が寄与している。これも設計をゼロから行った結果と言えるだろう。整理されたコア構成こうして公開されたRyzenのコア写真を見ると、実に整理された印象がある。
Ryzenは4CPUコア+L3キャッシュで1つのCPUコアコンプレックス(CCX)を構成しており、写真は2CCXのものである。Ryzenの上位コアは8コア16スレッドであるため、写真はその8コアのものである事がわかる。
もっとも熱を持つCPU部分の隣にL3キャッシュを構成し、さらに上下の部分にはI/Oやメモリインターフェースを配置する事で熱分散を狙った配置になっている。
この上位版のRyzenのコアサイズだが、写真から予測されるのが197平方mmという大きさ。32nmプロセスの8コア8スレッドのBulldozerコアは315平方mmだった事を考えると、コスト的には相当下げられるだけの余地があった事は想像に難くない。もっとも、Intelは14nmプロセスの価値としてコストは安くしなかったワケだが、AMDはこのあたりを適正価格に引っ張ってきたといったところである。

気になるのはマザーボード

Ryzenの性能は噂通りだった事で、これ以上の心配はあまりない。
価格も想定していた価格よりもずっと安い価格だったと私は思っているし、これに文句を言う人はあまりいないと思う。
問題なのは、このRyzenというCPUに組み合わされるマザーボードである。
今の所、上位版としてX370、次点でB350が登場するとされているが、それらを使用したマザーボードも今回の発表を機に公開されはじめた。
ASUSより「ROG CROSSHAIR VI HERO」という上位版とその下位版となる「PRIME X370-PRO」が発表され、B350を使用した2製品、合計4製品が発表され、GIGABYTEからもX370を搭載した上位版「GA-AX370-Gaming K7」とその下位版の「GA-AX370-Gaming 5」の2製品が発表された。
これらの仕様は搭載しているオーディオチップなどの違いはあるものの、性能的にはほぼ共通した仕様になっている。
正式にX370チップセットのスペックが公開されていない事から、多分に予測になる話ではあるが、メモリは2チャネルのDDR4、CPUから出ているPCI Express 3.0はおそらく16レーンに留まる。またX370チップセットのPCI Expressサポートは2.0留まりでおそらく8レーン程度しか備えていない。他、CPUからもUSB 3.0が4ポート出ているであろう、というのが、現時点のマザーボードの仕様から見えてくるX370の特徴である。
つまり、今のX370チップセットでは本当の意味でIntelのX99マザーボードと戦う事は無理という事である。
おそらく、さらなる上位版のチップセットが今後登場するのではないかと思うが、現時点のマザーボードスペックでもクライアントPCとして使用する分には困らない程度の性能は持ち合わせている。むしろこれでマザーボードの価格が低価格になってくれればより多くの人がRyzenの恩恵を受けられるのではないかと思われる。

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期待が膨らむRyzen

ベンチマークが公開されはじめたRyzenが面白い事に。

期待高まる

2月末から3月頭にかけて、Ryzenが発表、発売になるという話が出ている。
もう数週間先の話であり、ここに来てそのベンチマーク結果等の話がネット上を駆け回るようになり、その結果を見る限り、期待するなという方が無理という情報が飛び交っている。
以前、このBlogでも記事にしたが、RyzenはRyzen 7、Ryzen 5、Ryzen 3という3種シリーズとして発表されるが、Ryzen 5のみ、6コア12スレッド版と4コア8スレッド版の2種が存在する。
問題はそれぞれの性能だが、Intelコアと比較しても十二分な性能を発揮しているという話ばかりである。
特にRyzen 7 1700XのES品では、Core i7 6900Kに肉薄する結果を示しているが、この上位版である1800Xは、クロックのBoost機能がOFFの状態でありながらほぼほぼ6900Kの性能を超えるという結果を示しているという。
この1800Xは499ドルという価格設定と噂されているため、その価格でこの性能だとするともはや価格破壊の領域である。
私的には1700Xくらいの性能でも十二分なのだが、その1700Xが385ドルというプライスになっている時点で、これはもう価格破壊なのではないかと思っている。
また、私が気にしていたコアに内蔵する対応命令だが、x86-64はもちろん、その他にもSSE4.2、SSE4A、AVX、AVX2、FMA3、AMD-V、AESがCPU-Zのスクリーンショットで確認されているという。
IntelのKaby Lake等だと、この他にもTSXやものによってVT-xなども命令として加わることになるが、そもそもTSX命令はサーバ向けの命令である為、クライアントとして使用する上では大凡Kaby Lakeと同等の命令に対応していると言えよう。

マザーボードの価格も魅力

Ryzenシリーズで私が一番期待しているのが、マザーボードの価格が安いという事である。
Intel系のマザーボードは、ハイエンドクラスになると価格が6万円を超え、7万円台という超級マザーボードが存在する。
ココまで来ると、何がどうなってこんな価格になったと言いたいぐらいのコストだが、RyzenのAM4マザーだと、現時点で2万円弱ぐらいの価格、高くても3万円台ぐらいに収まる傾向にあると言われている。
何が価格の違いに繋がっているのかはよくはわからないが、少なくともチップセットであるX370の価格そのものはIntelのZ270と比べて圧倒的に安いのではないかと思われる。
もしこの価格が事実だとすると、上手くすればRyzen 1700Xとハイエンドマザーであっても6万円台に収まる話になる。
もしIntel製品で同じだけの性能を追求すると、9万円台くらいは優に超え、10万円に届く価格と想像できる。
これだけ差が付くと、流石にIntelもKaby Lakeの価格の見直しをしてくるのではないかと思われるが、こういうのはCPUだけの話ではなく、マザーボード等の周辺含めた話であるため、Intelだけが価格を変えれば良いという話とは異なってくる。一度出来上がった製品価格は、複数のメーカーが関わると早々変わらないため、AMD側でRyzenはコスト勝負である事を打ち出して販売すれば、消費者側をガッチリ掴む事は可能だろう。

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見えてきたRyzenの姿

発売まであと1ヶ月程度?

結構魅力的

2月に入り、ようやくRyzenの姿が見えてきた。

北森瓦版
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8834.html

今まで、価格でIntelに勝負してくるだろうとか、Core i7 6900Kと性能的には拮抗するだろう、とか、とにかく予測中心の、しかも噂レベルの話ばかりが先行する従来のAMD製品の流れから、信憑性が今一つの情報ばかりだったが、ここに来て纏まって形になった情報が出てきたようである。
最上位モデルはRyzen 7 1800Xという名称となり、8コア16スレッド、3.6GHzベースでBoost時に4.0GHz、に達する製品のようで、Ryzen 5シリーズは、名称こそ同じRyzen 5でも6コア12スレッド製品と4コア8スレッド製品が存在する事も判明した。
また、名称末尾に「X」が付く製品は、XFR(正式にはExtended Frequency Range)という、自動オーバークロック機能が搭載され、冷却能力に余裕のある環境だと、Boostクロック以上の速度にクロックアップする機能を持つと判明した。
前述の「Core i7 6900Kと性能的には拮抗する」と言われている製品はRyzen 7 1700Xで、最上位ではないものの、かなり上位にくる製品という事も見えてきた。但し、コイツの価格が389ドルという価格が見えている為、コストパフォーマンスに関して言えば恐ろしい程高い製品と言える。
演算機として見た場合、これらの性能はIntel製品と比べて確かに魅力的であり、期待のできる製品だが、私としてはもう一つ、搭載するアーキテクトも知りたい所。
例えばAVX関係はどうなのか? などもっと詳しい情報が知りたいところだが、流石にこれはCPU-Z等の情報が出るまでは待つしか無いかも知れない。

面白いのは低価格品か?

今回のRyzenの面白い所は、シングルスレッド性能もそこそこ高いという事。
それによって低価格品にも結構魅力的な部分が出てくる。
例えば、Ryzen 5 1400Xという製品は、AMDのRyzenシリーズでは下から4番目の製品ではあるが、その構成は4コア8スレッドというIntelで言えば上位に位置する構成と同等であり、また動作クロックも3.5GHzベースでBoost時3.9GHzに達し、XFRでさらにその上を狙える。GPUはディスクリートであるため、外付けGPUが必須だが、価格は199ドルと良い感じに安い。これでIntelの上位品を脅かす事も不可能ではない可能性があるとなれば、断然面白い製品と言える。
問題は、日本国内に入ってくると結構な価格差が生まれる事も多いため、199ドルと言えど2万円台後半になる可能性があったりもするので、そこはまだ安心できないところだが、どちらにしてもライバルのIntel製よりは安い事は間違いない。
コスト重視で考えれば、実に魅力的な性能を提示してきたな、と改めて思う。

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4K対応のWebカメラ

ようやく次のステップに進んだ感じ。

世界初の4K対応

Logitech(日本ではLogicool)が、世界初を謳う4K対応Webカメラ“BRIO 4K Pro”を発表した。4K解像度では30fpsでの出力が最高になるが、4K解像度と言っても4,096×2,160ドットというDCI 4Kの解像度に対応している。また、フルHDでの映像では60fpsで出力可能であるため、その部分でも現行製品と同等もしくはそれ以上の性能を持つ。
価格は199ドルと現時点では米国と欧州での発売のみが発表されており、日本での発売はまだ未定となっている。USB2.0接続で対応できるものなのだろうか?Windows Helloによる顔認証機能に対応しており、このWebカメラを使ってWindows10のログインが可能。その他、デュアルマイクによるノイズキャンセリング、オートフォーカスにも対応し、HDRで照度の少ない環境下でもクリアな映像が得られるという。

背景交換にも対応

“BRIO 4K Pro”は、専用のソフトをインストールすることで、背景交換(映し出されている映像から人物などを切り抜いて他の背景を合成する機能)が利用できる。これは映像を立体的に捉えている事によって可能にしている機能の一つと考えられる。Windows Helloによる顔認証も、映像を立体的に捉える事で写真でのログインを不可能にしているが、それと同様の機能を違った形で利用しているのだろうと思われる。
また、その専用のソフトのインストールによって、画角を標準90°から78°または65°へ変更できる機能も搭載する。
これによって背景が映り込む幅を変更する事ができたりする。

詳しいスペックなどはまだよく分からない所も多いのだが、Webカメラとして考えた場合、現時点では最高峰と言えるかもしれない。

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UHS-II対応SDカード

対応機器でも対応しない事があるとして交換。

SDカード問題

私自身、SDカード含めた、NANDフラッシュメモリ媒体をあまり信用していない。
というのは、いつ使えなくなるかなどの問題が結構頻発するからである。
私自身、USBメモリが突然認識しなくなったり、SDカードが認識しなくなったりと、認識しないトラブルを酷い時は年に数回経験している。
つい最近だと、ニンテンドー3DSに入れていたSDカードが全く認識しなくなった例などがある。
それと、安いUSBメモリ…特に中華製などに多いようだが、一定以上のデータを描き込んだ媒体が突然読み込めなくなる、という問題もあるようで、何が問題発生のトリガーになるのかがよく分からないものもある。
NANDフラッシュメモリは、手軽に扱える事もあって、単に記憶メディアだと思っている人も多いが、正確に言えば半導体である。
まぁ、記憶メディアそのものが半導体だという事なのだが、この半導体という考え方が全くない人が多い。
通常半導体と言えば、CPUやコントローラーなど基盤にはんだ付けされているチップを想像する人も多いと思うが、決してそれだけではない。NANDフラッシュメモリも、れっきとした半導体部品である。
ただ、ROMやRAMに使われるような半導体と比較して、アクセス速度は遅いが、不揮発性でありながら書き換えが可能というメリットが、広く普及する最大の原因となったメモリというだけの事である。
この便利に使える理由が同時に脆い部分を作り出しているとも言えるわけで、前述のような認識トラブルが絶えない。
SDカードやUSBメモリでトラブルに出会った事がない人というのは、かなり希有な存在なのではないかと思う。

Sony製

このトラブルが多いSDカードのウチ、2016年3月発売のSony製SDXC/SDHCのUHS-II対応メモリーカードにトラブルが発生する事が判明し、メーカー側で無償交換のアナウンスが出ている。

Sony 製品に関する重要なお知らせ
http://www.sony.jp/rec-media/info/20170203.html

UHS-II対応規格というのは、アクセス速度が高速化されている規格で、最近のデジタル一眼カメラ等に使用されるケースが多い。
最近のデジタル一眼カメラは、連写も秒間に10数枚とか撮れるものも多く、結構な大きさのバッファサイズを持っている。
しかしバッファメモリはあくまでも揮発性メモリであるため、バッファに記録したデータを外部メモリに描き込む必要がある。
ところが連写などをしていると、次々と書き換えないとバッファメモリもすぐに一杯になってしまう。そこでそのバッファメモリのデータを書き出す為にもUHS-II対応メモリという高速対応のSDカードが使われるようケースが増えてきている。
ところが、このような高速化対応SDカードは、度々故障する。もちろん、この故障が直るケースは稀で、トラブルが発生したなら、そのSDカードは今後常に問題を孕んだままになり、直る事はない。
この「直らない」という事こそ、NANDフラッシュメモリが半導体である事を表している端的な事だと思うが、とにかくSony製品で問題が発症したなら、即座に期間以内に交換した砲が良い。
SDカードは消耗品だという事をよく理解し、各々対応した砲がよいだろう。

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いつものAMDと変わらない気が…

年末予算をメインPCに割り振らなかったのが吉と出たかも…。

予断を許さないRYZEN

AMDのRYZENがまたしても不穏な状況を醸し出しているようだ。

北森瓦版
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8813.html

中国語サイトでRYZENのリリース時期に関する話題があったようで、それによるとAMD自身は2月末にRYZENを発表すべく進めているようだが、マザーボードメーカー側でBIOSのバグを潰すのに時間を要する、などというような情報がリークしているようである。
現在ではそういった書き込みは見られなくなっているそうだが、順調なようでそうでない…という噂が1ヶ月前の今の段階でまだ出てきている時点で、AMDはいつもとホントに変わらないなという感じである。
そもそも、私はRYZENは昨年末に登場していなければならないと思っていた。
理由は単純で、Intel側の新CPUもチップセットのみならず結構な割合でパーツを交換する必要があるタイミングであるため、Intelから顧客を奪う絶好の機会だと思っていた。
だが、当然の如くAMDの対応は遅れ、新年明けてまだ出てこない状況にある。
これでは買い換え組みは引き続きIntelに残る可能性が高くなるばかりである。自作PCと言えど、パーツの買い時というものがあるわけで、完全にそれを逃した形になる。
結果、年度末と言えば聞こえは良いが、商戦時期としてはやや外れた時期にAMDは新製品投入という事になるが、今、それすらも危ぶまれる噂が流れた事になる。
AMD通常営業もほどほどにしないと、狼少年と呼ばれても仕方が無い状況になってしまう。

価格も揺らぐ…

そしてもう一つ、8コア/16スレッドのSR7の価格が、580~720ドルになるという情報も囁かれた。
この情報も現在ではWeb上から消えてしまっているそうだが、もしそうなら当初言っていた価格とは大幅に異なる話になる。
当初は、通常版のSR7は300ドル台からになる、という話だった。一部オーバークロック耐性の高い個体のみ500ドル台で発売するような話だったわけだが、前述の噂が真実なら通常版が既に500ドル以上という価格になる。
価格については、安く出てくれば出てきたで不安という人もいるし、価格で勝負できなければIntelに完敗するという人もいて、意見の分かれるところだと思うが、私は前述したように既に時期を逃している関係から、価格で勝負できなければ戦う以前の話になるのではないかと考えている。
だから…というわけではないが、私的には300ドル台での登場が望ましいと思う。少なくとも8コア/16スレッドの性能がIntelの6コア/12スレッドと同等と言っていても、処理内容によってはIntelコアが優勢になる場合もあり、それが4コア/8スレッドと比較してもIntelコア優勢の可能性もあるわけで、そこに消費者側がメリットを見出すとしたら、価格はできればKaby Lakeの7700kクラスの価格が限度ではないかと思う。おそらく、海外で300ドル台ならば、日本国内だと5万円前後くらいになるだろうから、価格としてはそのあたりが妥当な所かと思う。

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UHD BD

Blu-rayもいよいよ4K時代に入ることになるが…。

ようやく登場したドライブ

パイオニアからUltra HD Blu-ray Disc(以下UHD BD)に対応したBDドライブが発表された。PS4には搭載されなかったが、Xbox One Sには搭載され、価格的には通常のUHD BDプレーヤーよりも安い価格で既に市販されているものだが、PCに搭載する単独ドライブとして、ようやく製品が登場した形になる。
UHD BDは、解像度が4Kになり、HDRやBT.2020などの広色域に対応する規格で、最近よく耳にする規格に対応したBlu-ray Discという事になる。
このUHD BDにPCが対応する為には、現時点でIntelの第7世代CoreプロセッサのS番もしくはH番が必要で、さらにIntel SGX(Software Guard eXtentions)対応であり、さらにマザーボードがHDMI 2.0/2.0a対応である必要がある、と言われている。
この言葉の意味がわかる人ならすぐに分かる事だが、現時点ではAMD製CPUではまだ未対応という事になる。
さらに、ソフトウェア側の準備としてWindows10のアップデートも必要で、次期Windows10のアップデートRedStone2、つまりCreators Updateの対応で本格的に対応が進んで行く見通しになっている。
つまり、現時点ではまだまだPCでUHD BDの再生すらまともにできない状態だという事であり、今ようやくハードウェア側が準備が整いつつある、という事である。
何故こんなに複雑な準備が必要なのかというと、それは著作権保護機能の強化に原因がある。

デコードしながら再生

BDの時もセキュアな環境で再生できるようにBDの規格を制定したのだが、そのセキュアな環境を作る為にソフトウェアによって暗号キーを更新し、再生するという仕組みを採った。ところが、PC用のBD再生ソフトウェアからその暗号キーのアルゴリズムが流出し、結果としてソフトウェア側から暗号キーを解除する事ができてしまうという問題が発生した。
そこで、UHD BDではソフトウェアではなくハードウェアによる暗号キー解除を行う仕組みにした。それが必要要件に入っている“Intel SGX(Software Guard eXtentions)対応”という部分である。つまり、Intel SGXで暗号キーを解除しながら、読み出したデータをデコードしながら再生するという方法を採ったわけである。
これによって、CPUのハードウェアを利用して外部ソフトのアクセスができない環境で再生するという事が可能になった。これなら、専用ハードを持っていなければ再生できないワケである。
だが、この方法だとCPUというハードウェアが直接関与する出力でしか再生できない事を意味するため、マザーボードに搭載されているHDMI端子からCPUに内蔵されたGPUを経由して出力した映像でしか再生できない事を意味する。
ディスクリート(外付け)GPUでは、現時点でUHD BDは再生できないのである。
ディスクリートGPUメーカーであるNVIDIAやAMD側として、この状態が良いわけがなく、今後何かしらの対策が出てくるとは思うが、現時点ではIntelのハードウェアでないと暗号キーを解除できないという壁が存在する。
しかもIntel SGXに本格的に対応するのは、第7世代Core、つまり昨年末に登場したKaby Lakeからであり、そのKaby LakeでもS番もしくはH番でないと対応できない。しかもこのIntel SGXはマザーボード側も対応している必要があり、Intel200シリーズのチップセットでないと対応しておらず、しかも全てのIntel200チップセットを搭載したマザーボードが対応しているわけでもない。モノによってはBIOSでディスクリートされているだけの場合もあれば、そもそもBIOSで設定項目が存在しない場合もあるし、まだまだメーカー側の対応が行き届いていない状態である。
さらに追い打ちを掛けると、外付けディスプレイに出力する場合は、HDCP2.2に対応していないとダメだという要件もある。HDMIやDisplayPortでHDCP1.4対応というのは既に広まってはいるが、現時点でHDCP2.2に対応しているというのはまだ少ない状況である。
PCでUHD BDを再生するという状況は、まだまだ一般的とは言えないのは、こういう部分を見ていてもわかる話である。

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