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Tagged: TYPE-MOON

月姫 -A piece of blue glass moon-

ついに発売された伝説の作品。

リメイクとされているが…

今年の1月3日、当Blogで月姫のリメイクが発売されるという事を記事にした
新年早々、こういった情報が出てきたという事も驚きだったが、それが長年リメイクされると言い続けてなかなか出てこなかった月姫というタイトルだっただけに、私としてもとても興味のある情報だったわけだが、そんな月姫のリメイクである「月姫 -A piece of blue glass moon-」が、ついに発売となった。

PlayStation4版とNintendo Switch版の2つのプラットフォームで発売されたのだが、Steam版がない事がとても悔やまれる。
初回限定版やデジタルデラックス版などの豪華仕様も発売され、公式のアニプレックスから購入すると、数量限定ではあるが、Type Moonの冊子が付いてきたりして、特典も話題となるぐらい、ファンにとってはお祭りとなるような作品なワケだが、私が今回の「月姫 -A piece of blue glass moon-」の発売で一番驚いたのは、そのデータ容量だったりする。
今回の「月姫 -A piece of blue glass moon-」は、内包されているシナリオとしてはたった2つのシナリオしか含まれていない。
再構築と称して、奈須きのこ氏が「月姫」を分解、シナリオそのものの時代設定を2000年代以降に修正し、それに合わせて全年齢版に変更、各所を作り直しているとの事だが、そうした再構築シナリオの中でもアルクェイド編とシエル編の2つのシナリオのみを今回リリースしているようだ。
おそらく、今後追加DLCという形でシナリオを増やしていくのだろうと予想はできるのだが、今回、たった2つのシナリオしか含めていないにも関わらず、そのデータ容量がPS4版で36.05GB(1.01パッチ後)、Nintendo Switch版で20.9GBという、とんでもないデータ量となっている。
同じデジタルノベルゲームのPCゲーム「428 〜封鎖された渋谷で〜」は、約13.5GBという容量なので、如何に「月姫 -A piece of blue glass moon-」が大容量ゲームなのかという事がわかる。

PS4 Pro向けに

PS4版とNintendo Switch版でデータ容量に大きな差があるのは、おそらくNintendo Switch版のほうがゲームカードに収める関係からPS4版よりも最適化が著しい可能性はある。だが、最適化だけでこれだけのデータ量差にはならないハズで、この差はそれ以外があると考えるのが妥当である。
そうなると、PS4版は他に何の違いがあるか、という事が問題となるのだが、どうもPS4版はPS4 Proの映像表現が強化される「PS4 Pro Enhanced」に対応しているようだ。つまり、基本的なシステムとしてはNintendo Switchや通常のPS4と同じだが、PS4 Proでプレイすると、より高品質な素材でゲームがプレイできるようになっていて、その素材分データ量が多くなっている、と考えられる。
また、音声に関してもほぼフルボイス対応となっている事で、とんでもない量のボイスデータがデータ量増加の原因とも考えられる。
だが、前述したようにこのデータ容量はシナリオ2つ分での話である。
今後、追加されて増えていくだろうシナリオの存在を考えると、そのシナリオが増える度に結構な量のデータが追加されていく事になると考えると、最終的には100GBくらいの作品になってしまうのではないかとすら予想できてしまう。
全てのシナリオが実装される時期も読めないが、その総データ容量も全く読めない。それが「月姫 -A piece of blue glass moon-」という作品の最大の特徴かもしれない。

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月姫、リメイク

たしか2008年ごろにリメイクされていたハズだったかと思ったが…。

2000年発のゲームをリメイク

おそらく、伝説のビジュアルノベルゲームと言っていいんじゃないだろうか?
「月姫」とはそんな「伝説」という名をもってしても全てを語れないほど、私の世代では圧倒的な存在感を持つ作品だと思う。
思えば元々は同人作品。それ故に、そのプログラムは汎用的なシステムの上で動いていた事もあり、結構グレーな遊び方も存在していた(これについては後述)。
そんな「月姫」が2021年夏、PlayStation4、Nintendo Switchの一般作として発売される事が2021年1月1日に発表された。
月姫 -A piece of blue glass moon-タイトルは「月姫 -A piece of blue glass moon-」とされ、あくまでもオリジナルとは異なる事を強調しているようである。
…ま、当たり前か。
オリジナルは成人作品だから、そのままってワケにはいかないのだろう。
あまりにも有名なタイトルなので、あらすじなどはバッサリと省くが、吸血鬼の姫と死を操る少年(青年?)の話である。
本作品は2003年には「真月譚 月姫」としてアニメ化もされているのだが、オリジナルの圧倒的なテキスト量をそもそもアニメ化する事はほぼ不可能なので、個人的にはオリジナルの要素の1/10も含まれていないのではないかとすら思う。
今回発売される「月姫 -A piece of blue glass moon-」は、そのアニメ版のキャストとは異なるキャスティングがなされている。これを残念ととるか、それとも斬新ととるかは人それぞれだが、個人的には変わっていても仕方が無いのかな、と思っている。さすがに20年の時を経ているので、そこはイマドキにしていかないと何の為のリメイクかと。

追加要素はあるのか?

個人的に今回のリメイクで気にしているのは、追加要素があるのかどうかという事。
そもそものオリジナルがとんでもないボリュームなので、追加要素などなくても十分楽しめる事はわかりきっているのだが、オリジナルに含まれていた要素が全て入っているという事はあり得ないので(そもそも成人作品なので全てが入っているわけがない)、それを補う、あるいはさらに増補する意味で追加要素があるのかが気になる。
基本ビジュアルノベルであるという事は変わらないだろうから、今更アニメしますとかの要素があるとそれはそれで逆に困るというか、クォリティを疑わなければならなくなるし、そもそもがテキスト要素だからこその面白さもあるので、動くとかそういうのは期待しないにしても、おそらく設定上で入れられていない要素がまだまだあると考えられるので、そういうのを追加してくるとか、そういう方が本作品を期待する人には響くのではないかと…。
TYPE-MOONというスタジオが勃興する前の作品(立ち上がるきっかけにはなっているとは思う)なので、古くからのファンからしてみれば「今更…」と言いながら期待し、新しいファンからすれば「伝説の作品」の登場でもあるので、内容についてはいやがおうにも期待したい…というのが、一般的な見方ではないかと思う。

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