高性能かつ低価格。
PCに限らず、どんなものでもそういったものはいつの時代も求められてはいるが、必ずしも両立している製品があるかというとそうでもない。
だが、今回のAMD780GとAthlon X2 4850eの組み合わせは、かなり両立していると言えるものになるかもしれない。
Athlon X2 4850eはTDP 45Wでありながら動作クロックは2.5GHzのデュアルコアで、同じ性能でTDPが65WのAthlon64 X2 4800+が現時点で1万円以下である事を考えると、おそらく登場した時の価格は1万2000円程度ではないかと考えられる。
一方、AMD780Gを搭載したマザーボードはすでに発売されていて、その価格は1万円弱~1万2000円前後。
つまりこれにDDR2メモリを2GBを追加しても3万円あればCPU、マザーボード、メモリが揃ってしまう事になる。しかもこの性能で。
3万円をちょっと超える価格がOKなら、メモリ4GBも夢の話ではなくなり、しかもビデオ性能をもうちょっと上げたいなと思ったなら、RadeonHD 3400シリーズ(1万円前後)を追加すればHybrid Graphicsで動作するという、ローレンジ製品とは思えない性能を持つ事が可能だ。
性能的には、ミドルレンジと言ってもいいかもしれない。
人によってはセカンドPCの性能だというかもしれないが、人によってはこれで十二分な人もいる。
いや、実に良い時代になった。
2008/03/07 • 3 comments
うへー。
7日にAthlon X2 BE-2400買っちゃったよー
CPUは待てばよかったかなー。
マザーボードはGA-MA78GM-S2Hを購入しつつ
現在PCケースを自作中。
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Athlon X2 4850eはBE-2400とクロック差が200MHzだが、それがデュアルコアだと考えるとそれなりの性能差になるかもしれない。
キミは買い換えてもいいし、買い換えなくてもいい。
…ちょっと世界樹の迷宮風に(爆)
あとマザーボードももうしばらく待てばよかったかもね。
実はこういう製品があるのですよ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0307/cebit07.htm
この記事に掲載されている一番最初のマザーボードで、J&W Technologyの“JW-RS780UVD-AM2+”は、マザーボード上に内蔵ビデオ専用のDDR2メモリを載せているそうです。
どんなスペックのメモリかは不明だけど、少なくともメインメモリより高速なのは確かだから、性能の底上げになる事は間違いないと思うよ。
RadeonHD 3470あたりのビデオカードと組み合わせれば、安価にHybrid GraphicsでマルチGPU化できるし、それらが各々専用メモリで動作するのだから、普通に組み合わせてるよりはずっと高性能化が期待できるかも。
まぁ、買ってしまったならどうしようもないかもしれないが。
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追記。
RadeonHD 3470を追加カードとするのはあまり得策でない模様。
どうやら、Hybrid GraphicsをONにした場合、速度的に遅い方に併せて処理が並列化されるらしい。
なので追加カードはRadeonHD 3450搭載のものでいいという事に。
実売6000円前後で変えるビデオカードなので、マザーボードのカスタム品って感じでそろえるのもいいのでは?
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