メーカー製PCを買っている人にはあまり有名ではないかもしれないが、PC自作派の人からするとAntecというメーカーは結構有名である。
特に有名なのがAntec P180というケースなのだが、このケースは重くて発熱が大きい電源をケースの下部分に隔離し、マザーボードやドライブ関係をケースの上側部分に集中させるという、変わった方式を採用していた。
この事が発熱の大きいPentium4時代のPCに向いていた為、PC自作派の人達の注目を浴びたと言える。
P180はその後P182という後継機を発売した。
機能的な進化はあまりなかったが、今回発表された新型は、その名機P182の後継機にあたるP183というモデルで、更なる排熱強化を達成したケースである。
フロントドアとドアフレーム、ドライブベイにエアホールを設け、フィルタとフィルタドアを一体化するなどして、エアフローをさらに強化したモデルである。
私はこのAntec製PCケースと、アルミケースの金字塔であるWINDY製ケースを天秤にかけ、結局WINDY製ケースを選択した。
もし、WINDYがアウトレットセールをしていなかったなら、おそらくAntec製を買っていただろう。
自作しない人からすると、何を言っているんだという話題かもしれないが、自作PCは自分の思い通りの性能を追求できる唯一の選択だと私は思っている。
そういう人からすると、こうした多機能なPCケースは存在そのものがありがたいものである。
自作した事のない人も一度自作してみる事をオススメしたい。
組み立てるのはそんなに難しい事ではない。
今の時代はコネクタ類も決まったところにしか挿せないようになっているため、ちょっとしたマニュアルがあれば簡単に組み立てられる。
もしどうしても不安だというのなら、入門用ベアボーンキットから始めるのも手である。ベアボーンキットには丁寧なマニュアルが付いているものが多い。
ネットブックという、限られた性能のノート型も悪くはないが、大画面で操作するPCはその操作性は快適である。
そしてそのPCの性能までをも自分でコントロールできたなら…PCライフはより楽しいものになるだろう。
つい最近ケースだけ残してそっくり中身を入れ替えましたが、その時選んだのがAntecの電源でした。コネクタ類も充実してるし、何より動作音がやたらに小さいのに驚きました。私のケースは九十九のショップブランドのものですが、エアフローを重視した作りになってます。今はTDP120WのPhenomX4なんで、冷却もきっちりしないと「また」焼けるなんて惨劇が起き兼ねませんのでw
そんな理由もあって余裕と信頼性のあるAntecを選びましたが、安定しててイイですね。
あぁ、また何かパーツが欲しくなって来たw
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追記
電源の鏡の様なクローム仕上げにニマニマしてた私はもう色々と手遅れでしょうか?
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コメント認証の番号が7777でした!
ふぃ~ば~!
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去年PCケースを自作しました。
木と鉄の融合ですー
静かで低発熱なのは良いんですけど
メンテナンス性がイマイチな出来に。
1週間ほど前に八王子のドスパラでジャンクPCケースを
600円で2台買ってきました、一台は普通に組みましたが
もう一台は痛PCに改造してみようかと。
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PCケースに何を求めるかでそのスタイルはいろいろ変わるんだと思います。
私は「機能」と「ソリッドなスタイル」を求めるため、素材感のある機能性の高いものを求める傾向があります。
WINDY製ケースに向かったのは、アルミの素材感と、機能的な部分からです。
なので、純粋に機能のみを追い続ければ冷却や静粛性に向かうでしょうし、萌えに向かえば痛ケースに向かうでしょう。
ま、人それぞれですw
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