実写映画化するのか?

 スティーブン・スピルバーグ監督率いるドリームワークスが“攻殻機動隊”の実写映画化権を獲得したらしい。
 攻殻機動隊といえば、私的には押井守監督の“Ghost in the Shell”よりもSTAND-ALONE-COMPLEXの方が断然名作だと私は思っているのだが、はて、実写化となるとどんな感じになるのやら…。
 スピルバーグ監督なので、がっかりな仕上がりにはならないだろう…とは思うが、ここ最近、日本のゲームやアニメが原作の映画を他国が実写化、それがとてつもなくがっかり…なんて作品が多発しているだけに、かなり気になる。
 攻殻機動隊という作品に、スピルバーグ監督が個人的に関心を示したという事らしいが、本気で映画化するつもりなのだろうか?
 あと、ちょっと前の話になるが、PS2で名作と言われた“ワンダと巨像”も映画化に向けて進行中らしい。
 脚本は“ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー”の ジャスティン・マークス氏らしく、ロード・オブ・ザ・リングのようなファンタジー映画にしたい…とか。
 こちらは実写映画化と謳っていないようだが…まぁ他国で作るとなると実写はほぼ間違いないだろう。
 実写映画化権は他者に取られる前に取ってしまうという戦略的取得もあり得るため、必ずしも実現化するとは限らない。
 しかし、実現化しなければ投資が無駄になるため、その無駄を覚悟するかどうかでも実現性が変わってくる。
 果たして…この2作は実現するのか?
 かなり興味のある話である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. ruser より:

    攻殻機動隊がアメリカで実写映画化されたら…。うーん、なんだかサイバーな戦闘シーンしか浮かびません。
    製作がドリームワークスならまだ大丈夫かなと思うけど、ハリウッド映画だったら間違いなくそうなるでしょうねw
    ワンダと巨像もデスカ…。
    原作ファンとしてはあの独特の雰囲気を壊さなけりゃ良いが…と不安になります。
    一人の少女の魂を救う為、禁を破ってまでひたすらに戦い続けるワンダの姿を描くのはとても難しいと思うから。それをストリートファイターのなのにアクションを切り捨てた微妙な作品を作ったアノ監督となると、そりゃまあ不安を感じるなと言う方が無理な話w
    ワンダもドリームワークスならまだ期待出来るんだけど…。
    ちなみに、映画化するなら実写のが良いでしょうね。
    …あの圧倒的な存在感を持つ巨像を描けるなら、ですが。

  2. 士之 より:

    ドラゴンボールエヴォリューションは、史上稀にみるクソゲーならぬ、くそ映画でしたね。
    90分に納まる作品じゃないのに無理矢理切り出すことで別物に…。
    悟空がトッポイ高校生で、顔色の悪いピッコロと戦って一撃で勝負が付くお粗末さ。
    せめて、悟飯ならわかるけど、ほとんどCGなんだから、ちっちゃい子役つかってもよかったのに。
    ま、こんな微妙な状態なので、攻殻機動隊も、変な作品にならないことを切に願う。
    一番心配なのは、タチコマがC3PO化されないかどうかだ(爆)

  3. ruser より:

    どの設定を持って来るかにもよるけど、フチコマの方がアメリカの映画には合ってそうですね。
    それ以前に玉川さん以外のタチコマなんて不許可です(笑)

  4. 武上 より:

    私が思うにスピルバーグ監督が興味を示したのは、押井守監督のGhost un the Shellじゃないかと思います。
    同じく、ジェームス・キャメロン監督があの映画に興味を示していました。
    なのでドリームワークスが手がけるとしたら、STAND-ALONE-COMPLEXの方ではないでしょうね。
    それにしても…ワンダと巨○を実写にしたら…あの登場人物の少なさをどう演出するんだろうか?w

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