正式には明日発売になるのではないかと思うが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のBlu-ray版を観た。
ver1.01のDVD版も随分と前に観たが、今回ver1.11のBlu-ray版が出るという話が出たのは今から3~4ヶ月前ぐらいだっただろうか?
おそらく来月に封切りとなる第二部の“破”も、最初DVDで発売し、後にバージョンを上げて再編集、Blu-ray版の登場となるのかもしれない。
…相変わらず上手い商売である。
一部からは非難も受けるだろうが、商売の仕方としては実に上手いやり方と言える。
で、そのBlu-ray版の中身だが…確かに再編集されている。
一部、内容が濃くなっていたり、新カットが追加になっていたりするようだ。見た感じ、あまり変わったという印象はない(当たり前だが)。
だが、何よりも変わったのはその解像感である。
ver1.01のDVD版ではフィルム鑑賞としての映像を再現するため、制作過程のデジタルデータをそのまま使わずに、一度35mmフィルムにプリント、そこからHDテレシネして映像を作り出していた。
だからだろうか、デジタル映像で作られたにも関わらず、どこか眠い感じのする映像になっていた(これはこれで味があるのだが)。
しかし今回のver1.11では、デジタルデータをそのまま収録しているため、解像感はハンパではない。
ただ、制作過程では10bitデータだったものをBlu-ray化するために8bitにしなければならない関係で、多少映像に手が入っている。
そのあたりの細かい仕様はココを見てもらうとして、実際に私が観た感想から言うと、Blu-rayの凄さというか、DVDなどとは明らかに違うその映像というのを、理解を超えたところで実感したような気がした。
もっとも、これはフルHD対応モニタで見ているからこその話かもしれないし、映像処理がもっと進んだ機材で観た場合はさらなる感動がソコにあるのかもしれない。
ただ、今までDVD映像しか見てこなかった私の眼に、Blu-rayの凄さを印象づけるには十分すぎる作品かもしれないと思ったのは間違いない。
何でも今回のBlu-ray版ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のビットレートは平均30Mbpsをキープしているという。
DVDでは8~12Mbpsレベルだったと思うが、明らかに次元が違う映像は、数字だけでは語れない迫力がある。
何はともあれ、Blu-rayの再生環境がある人は、ぜひ観てもらいたい作品だ。
アニメ関係に疎い人でも歴史的ヒットとなったEVAは知っている人も多いだろうし、逆にTV放送時を知らない世代であっても、この作品を知ればその世界にハマり込んでいく事になるだろう。
オススメである。
みたい…。
だが、金が無い…orz
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想像していたよりずっと細かいレベルで調整入ってるみたいです。
色深度が8bitなので、結構マッハバンドがあるんじゃないかなとも思ったんですが…それもなく、実に綺麗な映像です。
実際に劇場で観たことのある人が観れば、劇場と同じ再現度はあると思います。
…臨場感を除いてw
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よし。
金が無いからヨドバシのポイントで買ってこよう(爆)
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