このBlogの右隣にも製品紹介しているDr.DAC2の後継機が7月17日に発売される。
Dr.DAC2 DXと名付けられたその新製品は、メーカーによると従来機のオーディオ回路構成を最適化し音質を向上した製品だという。
前機種と比較してどれぐらいの差なのかは分からないが、オーディオ製品というのは配線一つで音質が改善されたりするぐらい微妙なものなので、最適化したから高音質になったとは一概には言えないのではないかと思う。
つまり、音質が向上したという言葉は、それを判断できる数字が見えてこないとハッキリしないという事だ。まぁ、数字にしてもハッキリ体感できるとは言い難いが。
使用している部品などは従来機と全く同じようなので、この後継機の最大のウリはたった一つ。
それは光デジタル出力端子が付いたことである。
オペアンプも従来機と全く同じで、ソケットによって交換が可能となっている。高級オペアンプのOPA627BPなどに交換する事で(音楽ジャンルにもよるが)より高音質を狙う事も可能だろう。
この新製品が出た事で考えられる最大のメリットは、旧機種を安く買う事ができるかもしれないという事。
何と言っても使っている部品は従来機と同じで、違うのは光デジタル出力端子の有無だけ。
ならば旧機種を安く買って高音質ヘッドホンアンプを手に入れるという方法もアリだろう。
今後のDr.DAC2の価格動向に要チェックだ。
2009/07/05 • no comments