あのファイアボールが帰ってくる!

 2008年にTOKYO MXで放送され、そのクォリティの高さと内容の面白さで、爆発的人気を博したディズニーアニメ“ファイアボール”の新シリーズの制作が決定したらしい。
 この“ファイアボール”は日本国内で日本人スタッフが制作しているもので、監督・脚本は第1期と同じく荒川航氏が担当する。

 この作品、従来のディズニーという感覚で見る事すらできない作品。
 ヒロインのドロッセルお嬢様とその執事ゲデヒトニスのやりとりは、多分日本人にしか分からないネタ満載である。
 …ディズニーアニメだが、アメリカ本国でも展開したんだろうか?


 そういえば、昔PlayStationで発売された“ジャンピングフラッシュ”というゲームで、敵のムームー星人が、いつもやられる事をグチりながら居酒屋で酒を飲んでいる…なんてイベントシーンがあり、それをそのままアメリカでソフト発売したところ、アメリカ人が「内容として理解できない」なんて事を言ったなんて事があった。
 日本ではごく当たり前のようなネタも、さすがにアメリカでは理解できない訳で、この“ファイアボール”もそうしたネタに近いと言える。
 ただ、この作品の奥深いところは、そうした国によっての認識の違いを逆手に取ったネタがあるという事。
 この作品で「テーブルマナー」という言葉に深い意味がある事を知ったが、そうした意味も実のところ国によっての認識の違いなんじゃないかと思ったりする。
 何はともあれ、まだ“ファイアボール”はBlu-rayソフトが出ていないので、今回の新作と合わせて第一作目&第二作目でBlu-rayソフト化してくれる事を期待したい。
 見たことない人はぜひ見ていただきたい。
 マジで面白いから。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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3 Responses

  1. ruser より:

    あの掛け合いが再び!!
    人間との決着がどうなったのかも気になるし、期待出来そうですね。
    何よりもゲデヒトニスが!
    お嬢様? …ハテ?

  2. 武上 より:

    前作の続きになるのかどうかもわからんよ。
    まぁ、確かに人間との決着は気になるけど…テーブルマナーで解決したんじゃなかろうか?w
    ゲデヒトニスが何となくマイナーチェンジしてそうな予感w
    足の数が増えてたりして(爆)

  3. ruser より:

    非人型歓迎!!
    ドロッセルお嬢より、やっぱゲデが好き o(^-^)o
    あの独特の間とか、投げっ放しのネタとか、色んな意味で型破りだったなぁ。
    前作の引きなんて、完全に無視されても不思議じゃないかもしれません。
    前作とセットのBDが出てくれたら即買いしそう。

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