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デスクチェア購入

 先日、デスクチェアを新しくしようかという内容の記事を書いた。
 一度記事に書いてしまうと、ぼんやり考えていたものでも意識してしまうのか、次第に欲しくなってしまい購入意欲が強くなってしまう。これは何もデスクチェアに限った事ではなく、だいたい私がBlogに「コレ欲しい」記事を書くと、その後あまり時間経たずして購入してしまうという流れはいつもの事である。
 で、先日コレが良いかも…というデスクチェアを購入してみた。

 価格は9,980円。
 決して高くはないが安くもない価格。問題はこの価格に見合う質感かどうかという事である。
 届いた箱は実に大きなモノだった。
 おそらく120×100×30cmくらいある箱だったんじゃないかと思う。
 その中に全てのパーツがバラされて入っていた。


 マニュアルは至って簡単なものだが、イラスト入りであるため迷うことはない。
 全てのパーツに記号が入っていて、ネジ類に関して言えば全ての部品が一つのブリスターパックに小分けされて封入されていて、間違うことはないだろう。
 マニュアル通りに組み立てていくと、まず足部分から作る事になる。
 5本ある足先にキャスターを取り付け、ガスショックの軸を取り付ける事から始めるのだが、ここで一つ問題が出た。マニュアルにはキャスターの芯が「カチッ」というまで差し込むと書かれているのだが、どれだけ入れても「カチッ」と言わない。仕方がないので言わないまま取り付けたのだが、明らかにちゃんと入っている感じがしない。もちろん、使えないという問題なら大問題だが、今現在問題なく使えている。おそらく「カチッ」と言う機構の作りが甘いのかもしれない。
 次に座面部裏側にガスショックの軸をはめるメカ部品を取り付ける。ここはロッキング機構が入っている部分で、ある意味この部品が椅子のもっとも力のかかる部分でもある。
 その部品を取り付けた後に椅子の背面部を座面部に取り付けるのだが、ここで機構的問題を発見した。
 ロッキング機構のあるメカの座面と接する部分が、なぜか真ん中部分だけちょっと浮くように作られているのだが、この浮いている部分の上から背面部のゴツイ板状の金属パーツをかぶせるように取り付ける事になってしまうのである。マニュアルには何の問題もなく取り付けられるように書かれているのだが、実際にそのまま組み付けようとすると、背面部はロッキング機構メカと完全密着せずに取り付ける事になってしまう。
 どうがんばっても完全密着しない形でしか取り付ける事しかできないため、仕方なくそのまま強引にネジ止めしたが、これは作る側からするとちょっと不安になる要素である。何しろ背面部は自分の体重をかけて寄りかかる部分であるため、不安要素があると日常使っていく上でも安心できない。ネジ部に負担がかかるのは目に見えてわかる事だけに、改善の余地のある部分ではないかと思った。一応結論からいうと、とりあえず問題なく使用する事はできている。ただ気持ち的にイマイチという事である。
 背面部を座面部と合体させたあとは、その合わせをサポート(強化)させる為の肘掛けの取り付けとなる。この肘掛けは大きなRが付いていて、座面部と背面部にそれぞれネジ止めする事から、背面部にかかる体重で背面部が後ろに倒れ込まないようにするための意味も持っているのではないかと思う。
 この肘掛けも実はクセ者で、座面と背面部の合わせ距離で肘掛けの取り付けが楽になるか苦しくなるかが決まる。というのは、座面部と背面部を接合する金属パーツの穴が長穴になっていて、ある程度余裕を持たせてあるのだが、この余裕が肘掛けの接合部にもあればよいのだが、肘掛けの接合部にはそうした余裕が全くないため、座面と背面部の長穴位置によって肘掛け部が取り付けやすいかどうかが決まってくる。
 私の場合では距離が近すぎたようで肘掛けのネジ止め位置が合わなかった。この問題は私の場合は力業で強引に解決した。肘掛け部はRが付いているため、グッと力を入れてより曲げて穴位置を合わせた。強引な方法だが、もともと体重をかけて後ろに倒れ込む力が日々かかる部分であるから、その逆の方向に肘掛け部が力をかけられて接合されている状態にしているため、問題ないと判断した。
 その後はいよいよ足部分のガスショックの軸と、座面部を合体させる事になるのだが…ここにも問題はあった。
 実はガスショックの軸と座面部裏のロッキング機構メカの軸受部は、ただ差し込むだけである。しかしながら、座面部&背面部の重量が相当なもので、それを持ちながら軸受部にガスショック軸を入れる事が思いの外難しいのである。
 位置関係を確認しながら持ち上げて軸を合わせて入れる。ただそれだけの事なのだが、なかなか軸と軸受がハマらない。
 結局何度もトライして、汗だくになりながら何とかハメ込んだ。まぁ、この問題は椅子の品質が高くなればなるほど重量が増すために起きる事であるから、仕方がないといえぱそれまでの問題なのだが、もっと上手い方法があれば組み立てやすい製品と言えるだろう。
 で、完成した後の座ってみたが、やはり座面幅57cmはかなり余裕があって楽である。
 もっとスリムな人なら座面幅52cmでも良いかもしれないが、それでも余裕を見るなら57cmという座面幅は魅力的である。
 また73cmという背面高は背中を完全にカバーしてくれ、また頭を載せてもまだ余裕がある。ある意味、座り心地が良すぎてこのまま寝てしまう事間違いなしである。
 組立時にいろいろと問題がある事を書いたが、価格と品質のバランスとしては決して悪いものではない。むしろ、納得できる価格ではないかとさえ言える。
 とりあえず通販で買えるデスクチェアの中でもこの製品は失敗ではないと言える。
 もっとチャチなものが来るかと思ったが、実用レベルで全く問題ないどころか満足できる仕上がりである。
 背面部と座面部の接合部の浮き上がりは気になるものの、それを肘掛け部でカバーしている事から、その部分も大きな問題にはならないだろう。
 誇張ではなく、安心して買えるという事をここで明言しておこう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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