気がつけば3TBも1万円割れ

 毎週それなりにPCパーツの情報は気にとめていたのだが、ここ最近はずっとKSRの事ばかりに集中していて、しばらく動向を流し読みしていたのだが、ふと気がつくとHDDの価格がスゴイ事になっていた。
 なんと3TBのHDDが1万円割れを起こしていたのである。
 しかも数量限定とかそういうのではない価格である。
 ちょっと前は2万円を少し下回る程度だと思っていたのだが、気がつけば1万円を下回ってくるとは…。
 しかも3TBの価格がこのような状態になっているという事は、当然のことながら2.5TBや2TBの価格もスゴイ事になっているわけで、気がつけば2.5TBでも8,000円を下回り(これは数量限定だった)、2TBに至っては6,000円前後で購入できる状態。

 私は基本的にWesternDigital製のHDDを使う事が多いのだが、6Gbps対応の2TB品でも6,200円を下回る状態。
 特価品で6,000円近い価格だったという事は知っていたが、今ではこの価格が通常価格。
 何とも安くなったものである。
 ちなみに容量500GBのWD5000AAKXという製品の価格は3,970円。2TBと比較して容量1/4でありながら価格は半分にもなっていない。この辺りが部品価格の原価限界点なのだろう。

 どちらにしても、大容量の3.5インチHDDは実に買いやすい時代になったといえるだろう。そもそも普通に使っている分には2TBは大きすぎる容量であり、HDDの通常使用において半分程度のデータ領域を空けてパフォーマンスを高めたとしても1TBのデータ領域を使用できる事になる。普通に使う上ではそれでも十二分である。
 最近はHDDのみならず、低価格なCPUやマザーボードでもかなりのパフォーマンスを持つ製品が多い為、ちょっとしたPCを自作する場合でも大きな投資をしなくても作れるようになった。ありがたい時代になったと言えるだろう。
 もちろん新規に組むまでもなく、もしそろそろHDDの容量が不安になってきたなと思ったなら、ぜひHDDの換装をオススメしたい。コスト的にも魅力的な事と言えよう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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