昨年情報公開となっていたPS3版ガンダムUCの、その公式サイトにて情報が更新された。
今回更新された情報は、年末12月31日に東京国際フォーラムにて行われた『ガンダムUC イッキ見キャラバン 大晦日アンコール上映』で公開された、プレプロモーション映像がアップされたという事。
実際にCGで作られたMSが動く様が動画で確認出来るワケだが、出来としては良く出来ているかな…という感じ。
フロムソフトウェアが開発という事で、自分的にはもうちょっとディティールが細かいかな…と思っていた所もある。
何しろACVのACの作り込みは凄まじいワケで、それぐらいのクォリティを期待したくなるのも無理のない話である。
ま、今のところプレプロモーションだから、これからまだまだブラッシュアップされる事に期待したい所である。
このPS3版ガンダムUCは、OVAの第3巻までの話を追体験できる仕様で、主人公であるバナージ・リンクスの視点だけでなく、他のキャラクターの視点でもプレイができるという。
もちろんそれ以外のゲームモードも搭載しており、メカアクションゲームとしてもかなりの出来になるだろう…と思われる。
感覚として、フロムソフトウェアが過去に制作したACEシリーズに近いかもしれない。
なお、このPS3版ガンダムUCのパッケージには通常版と特装版が存在するのだが、普通どう考えても特装版しか売れないだろ…としか思えない内容。
特装版にはBlu-rayのCollector’s Disc(1~3話ダイジェスト&スタッフインタビュー)が付くだけでなく、原作者である福井晴敏書き下ろし小説“機動戦士ガンダムUC 戦後の戦争”が付属するのだから、ガンダムUCが好きな人にとって特装版を選ばないという選択肢はないのではないかと思う。
しかし、1話~3話のソフトで書き下ろしが1作付いてくるとなると、次の後半部分のソフトにもさらに1作、書き下ろし小説が付いてくるという事なのだろうか?
そういえば“とある科学の超電磁砲”のBlu-rayにも“とある魔術の禁書目録”の書き下ろし小説が全巻に付いてきたが、そういうノリと解釈してよいのだろうか?
ちょっと期待したいところである。
しかし今現在のガンダム作品において、ガンダムUCほど期待されてる作品がないように思う。こちらはTVシリーズでない為、主作品とは言えないと思うが、そのもっとも主作品かつ普及媒体であるTVシリーズのガンダムAGEは、私も見ていないし周囲の反応としても不振なような…。あと、機動戦士ガンダム THE ORIGINのアニメ化の話は昨年の夏前の情報から何も変化がない。ホントにガンダムUC一択な感じ…。
ま、私はそれでもいいんですけどね。
THE ORIGINのアニメ化の話が進展してくれれば、また状況も変わるだろうけど…ひょっとしてAGEが終わらないと制作開始しないのか?
とりあえず、ガンダムUCはガンダム好きにはぜひ観てもらいたい作品。
宇宙世紀というファーストガンダムから流れてきた時間軸に沿って、そのつじつまを合わせるが如く細かい設定を並べたこの作品は、おそらくガンダムを観続けてきている人に受け入れられるハズ。そう思う。ま、ラストの受け取り方は人それぞれと思うが。
今から原作みるのもなぁ…という人は、特装版買ってダイジェストで1~3話を観て次のソフトが出るのを待つのもいいかも。多分…昔ガンダムを観ていて、今は大きなお兄(父)ちゃんになってしまった人からすると、お金ないだろうから…小説買った方が安いか(爆)