ストラテジーゲームの金字塔が6年ぶりに刷新される。
世界最強のストラテジーゲーム
世界のストラテジーゲームの中でも、これほどプレイヤーを熱中させるゲームは珍しいと思う。
日本では信長の野望とか三国志などの光栄のゲームや、大戦略シリーズのシステムソフトアルファのゲームが同じジャンルと言えるが、規模で言えばCivilizationシリーズは全世界を相手にしているだけあって、圧倒的支持を受けるタイトルである。
私も4作目と5作目をプレイした事があるが、文化というものを上手く取り入れ、世界的歴史建造物などを活用したゲーム性は実に面白く、またその組合せが結果的に非常にユニークになったりして、その面白さは普通の歴史を追従するゲームとは比較にならないところが、Civilizationシリーズの真の面白さと言える。
そんなCivilizationの新作が、今年10月16日に発売になる。
とうとう6作目となる本作は、開発が5作目の拡張パックを担当したスタッフだという事で、5作目を踏襲しつつ、5作目とは全く違う戦略性をもった作品になっているという。
現在ロサンゼルスで開催されているE3 2016では本作のプレゼンが行われたようで、搭載される要素などが見えてきたようだ。
地形活用で様変わりする施設
本作では、文化がとても重要な要素を持つが、その文化が発展していくといろいろな施設を建設できるようになる。従来のシリーズではその施設は一つのヘックス内に収まるもので、その周辺ヘックスの地形というものにあまり意味はなかった。あるとすればその周囲の地形に道路がひいてあれば、物資移動が速くなるなどの変化ぐらいしかなかった。
ところが本作はこの周辺地形によって、施設の方向性が変わるようになった。例えば学術系施設を山岳部に建設する(つまり周辺地形が山岳)と、その学術系施設では天文観測ができるようになり、科学ボーナスが得られるようになるのである。
また、商業施設の周辺に河があれば、交易が容易になり収益が上がるようになったりする。
その他、書き出せばまだまだ変化点はあるのだが、よりドラスティックに戦略性に手が加えられており、ある種複雑なパズルを解いていくような地形選びで、各都市の性格が決められるようになっているようである。
また、今回はAIがかなり進化していて、指導者の性格による戦略のみならず、文化への執着など、史実に基づいた文化面への変化も持つようになった。もちろんそれだけでなくランダムで性格要素が加わる部分もあり、ただの歴史追従という形とは異なる流れを生み出すようになっているという。
こうして見ると、シリーズを重ねる毎に進化している事がよく分かるが、それだけに、再びプレイヤーが睡眠不足と戦うハメになる、という所は、シリーズ通して変わらない部分なのではないかと思う。
ストラテジーゲームが好きな人は、今年の秋までしばらく待たれよ。
あ…
この記事は見なかったことにします。
色んな意味で危険きわまりないのでw
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まぁ…今はまだいいさ…。
今はな…。
それでも10月16日に悪魔は囁く…。
それだけはもう変えられない…。
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