用途によってはコレで十分という事も。
Athlon 200GE
AMDから、Zenアーキテクチャを採用したAthlonブランドの低価格APU「Athlon 200GE」が発売された。CPU部は前述したようにZenアーキテクチャだが、GPUはRadeon Vegaアーキテクチャを内蔵している。パッケージにはCPUクーラーも附属し、価格は6,480円(税別)。TDPは35Wで、14nmプロセスのZenアーキテクチャを採用、ソケットはAM4に対応している。
GPUはVegaアーキテクチャを採用しているので、以前のRadeon R5を採用したAPUと比較して最大169%の性能向上となっている。
ソケットAM4を採用したチップセットA320やB350搭載マザーボードと組み合わせて使用する事もできるが、基本的にAMD 400/300シリーズのチップセットに対応する。既発売のマザーボードであれば、BIOSのアップデートで使用する事ができると思われる。
動作としては、2コア/4スレッドで動作し、クロックは3.2GHz、GPUはCore数が3、クロックが1GHzとなっている。
今回発売されたのは「Athlon 200GE」だが、上位モデルとして「Athlon 240GE」や「Athlon 220GE」が発表されていて、2018年の第4四半期に登場する予定となっている。
低価格で
この「Athlon 200GE」を使えば、格安のマザーボードと組み合わせれば、低価格でそれなりの性能のPCを組む事ができる。
何しろ、CPUとGPU、マザーボードの合計金額で15,000円ほどで構成できるので、これに最近価格が落ちてきた4TBのHDDやDDR4メモリ、比較的小容量の電源と安いケースを組み合わせれば、結構低価格でPCが組めてしまう。
以前は、低価格PCはIntel系のものが主流だったが、APUが広まってからGPU能力を要求する低価格PCはAMD系、という流れができた。
今回の「Athlon 200GE」はCPUとしてもZenアーキテクチャなのでIntel系コアに引けを取らない感じで性能を追求する事ができる。
そういう意味では選択肢が広がった事の意味は大きいだろうし、手軽に自作PCに挑戦したい人の幅も広がるというものである。
何はともあれ、今CPU分野はAMDがとても元気なので、残すところはGPUである。
ホント、この部分だけはAMDに何とか頑張って欲しいところではあるが…やはり2正面作戦を採らざるを得ないAMDは資金的に厳しいという事なのだろうか。
とにかく頑張ってもらいたい。
今使っているPCの更新をしたいと思っているのです
Ryzenで組むにドレがコスパ良いかなぁ
久しぶりなので色々見てるトコですわ~。
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コストパフォーマンスよりも、まずは自分のやりたい事がどのレンジに当たるかを探り当てる方が先かな、と思います。
Ryzen5でいいのか?
Ryzen7が必要なのか?
Ryzen3で能力的に足りるのか?
その次にコストパフォーマンスを見ていくという流れかと。
最近はマルチスレッド処理が当たり前なので、どの程度の並列処理が必要かで決まると思います。
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自作PCは完全に趣味の領域ですので
「目的のためなら手段を選ばず
手段のためなら目的を忘れる」系の位置づけなんだよなー
多分オイラの使い方なら高スペックは要らない
でも組みたい、みたいな。
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だとしたら、価格が許容できるのであれば、CPUはRyzen5 2600Xかな。
6コア12スレッドでIntelのCore i7系には及ばないけど、Core i5系とは十二分に渡り合えるみたいな、そんな感じ。
ただ、Core i5と違ってGPUは内蔵していないので、ディスクリートGPUは必須だけど、価格的に25,000円台で購入できるCPUなのでお買い得感はあるんじゃないかと。
もしこれでコストが合わないという事であれば、グッと性能を落としてRyzen5 2400Gという選択肢も。
コイツはGPUとしてVega11を内蔵していて、しかも4コア8スレッドで動作する高コストパフォーマンスAPUなので、ディスクリートGPUがなくても動作可能。価格的に16,000円台で購入できるので、GPUを強化したいならさらにディスクリートGPUを追加してやればいい感じ。
AMDで組みたいのなら、このような選択肢が一例になるけど、性能をもっと突き詰めたいならあとは単純にベンチマークテストとにらめっこするしかない。
個人的にオススメなのはRyzen5 2600Xかな、とは思うけどね。
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