予想はしていたが、そのまんまの構成だった…。
ダライアス
シューティングゲームというと、日本ではインベーダーゲームを始めとした、平面上で敵を撃ち、敵がバラ撒く敵弾を避けて戦うゲームというのが一般的なイメージだと思う。
スクロールする方向によって、縦シューティングと横シューティングがあり、モノによってはどちらの構成も取り入れたというゲームもある。
海外ではシューティングというと、どちらかというと射撃というイメージがあるようで、一般的にFPS(ファーストパーソンシューティング)という、第一人称視点のものを指すようである。
私は個人的にはFPSも嫌いではないが、どちらかというと日本的シューティングゲームの方が好きで、それは縦であっても横であっても関係がない。
縦であれば、カプコンの1942シリーズが結構好きだったりするが、横だとしたら、有名どころとしてコナミのグラディウスあたりがふと頭に浮かぶ。
だが、横スクロールにはそれと同等に有名な作品がある。
それがダライアスシリーズで、初代は1987年にゲームセンターに置かれた巨大な筐体を持つ作品だった。
まだブラウン管の時代でありながら、鏡を使って横3画面を実現した作品で、当時子供だった人は「いつかこの筐体を自宅に置きたい」と思っていた人も多かったのではないかと思う。大人になって、実際にそれを実現した人もいるようだが(爆)
ダライアスといえば、その世界観が特徴的で、ボス戦になると水棲生物をモチーフとした巨大戦艦との戦いになるのだが、その巨大戦艦との戦いがまさにダライアスのステータスとも言えるシンボルになっている。
そのダライアスのアーケード作品を纏めたタイトル「ダライアス コズミックコレクション<アーケードエディション>」とコンシューマ作品を纏めたタイトル「ダライアス コズミックコレクション<コンシューマーエディション>」が2019年2月にNintendo Switch作品として発売されたが、それに伴ってPlayStation4版も発売されるのではないか? という噂が以前から存在していた。
もともとPlayStation4は、同シリーズの最新版である「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」が発売されていた事もあって、オリジナルになる「ダライアス コズミックコレクション」が発売されても不思議ではなかったからだ。
2020年3月発売
この噂の通り、PlayStation4版の「ダライアス コズミックコレクション」が2020年3月に発売される事が発表された。パッケージでの発売ではなく、ダウンロード専売である。
「アーケードエディション」が4タイトル7バージョン収録で5,200円(税別)、「コンシューマエディション」が9タイトル収録で6,500円(税別)になる。
「コンシューマーエディション」では、Nintendo Switch版より3タイトル多く追加されたものになり、新ガジェットや新モードの追加機能も収録されるが、これはNintendo Switch版との差ではなく、同じく2020年3月にはNintendo Switch版もアップデートが実施される。
PlayStation4もNintendo Switchも両方持っているという人は、どちらを買っても結果は同じものになるが、Nintendo Switch版はパッケージ版も存在するので、パッケージで欲しいという人はNintendo Switch版という事になる。
私の場合は…携帯機のように遊ぶとしても、PS4をPS VITAでリモートすればNintendo Switchと同じような形態で遊ぶ事ができるので、ホントにどちらでも問題はなさそうだが、動作的に何か違いがあるのか、気になる所もある。
まぁ、元々の作品が2Dゲームなので、Nintendo Switchのマシンパワーでも何ら問題なく動作するだろうから、ホントに差はないと思うが、どうしてもマシンパワーが気になるようなら、PlayStation4版が安心かもしれない。
だが…PlayStation4版が出るという事は、SteamでWindows版が出ても不思議ではないように思えるのだが…まさか出るのか?