13インチMacBook Pro 2020を予約したが、他にも必要なものがある。
外部接続機器
13インチMacBook Pro 2020を購入したが、本体は7月26日~8月1日に納入予定と、まだ本体が届くまでには時間がかかる。
なので、その前に本体が届いた時に困らないよう、必要なものをいろいろと調べ、今まさに準備をしているところで、とりあえず外に持ち出す充電器等に関しては、先日にも記事にしたが、準備を整えた。
だが、まだ肝心なものが残っている。
それは、MacBook Pro…というよりMacBook系は外部拡張端子としてはThunderbolt3、形状としてはUSB Type-C端子しか装備していない、という事である。
充電も、モニタの外部出力も、他USB機器との接続も、全てがこのThunderbolt3端子で行われ、それ以外の端子が用意されていないというのが、Windows系ノートPCと明らかに異なる部分である。
それだけにシンプルではあるし、スタイリッシュでもあるのだが、いざ使おうと思ったときに、流石にUSB Type-Cだけでは不便極まりないので、USB Type-Cから複数の機器を接続出来るハブを購入するコトにした。
10 in 1の変換ハブ
購入したのは、Selore&S-Globalというメーカーの10 in 1のUSB Type-Cハブである。
本当は、MacBook Proの横に2つ並んだThunderbolt3端子を2個使用し、MacBook Proの側面にピッタリとくっつくハブを検討したのだが、その製品だと、他のUSB Type-C端子を持つノートPCでそのハブは使用出来ないと考え、多少不便ではあるが、USB Type-C端子1個で接続できるハブである本製品を選んだ。
1つのUSB Type-C端子を、USB3.0×3、USB Type-C×1、HDMI×1、VGA×1、1000Base-T LAN×1、MicroSD×1、SD×1、3.5mmオーディオポートの10個の端子へと増設できる。
しかも、USB Type-Cは87WのPD急速充電に対応し、HDMIとVGAは同時使用可能というところもポイントである。
これなら、WindowsノートPCでもかなり重宝するのではないかと思う。
この製品で残念な点を挙げると、SDカードスロットはUHS-Iにしか対応していないため、より高速なUHS-IIのSDカードの性能を完全に引き出して使用する事ができない、というところである。
また、HDMI端子が1個なので、ノートPCに2枚のモニタをマルチで接続して使用している人は、1つのモニタをVGA接続して使用する必要がある。
2つの残念な点は、人によってはそもそもそんな使い方をしていない、というケースもあるので、弱点になりうるか問題でもあるが、通常の使い方では困る事はおそらくない。
これで価格は4,000円程度というから、コストパフォーマンスも良い製品だと思う。
よりスタイリッシュに
先程の製品は実用的である事を最優先に考えた選択での製品だったが、やはりMacBook Proをスタイリッシュに使いたい、という人もいるだろう。
なので、MacBook Proの左側面に張り付く製品も一つ紹介しておきたい。
QGeeMというメーカーの製品になるのだが、Thunderbolt3端子を2つ使い、HDMI×2、USB Type-C×2、USB3.0×2、SDカード(UHS-II対応)×1、MicroSD(UHS-II対応)×1という拡張を行う。
なお、USB Type-Cは87wのPD充電に対応し、2つのHDMIによりMacBook Pro等をトリプルディスプレイにする事が可能になっている。
また、SDカードスロットはUHS-IIに対応し、高速アクセスが可能な点も特筆すべき点である。
また、この製品はMacBook Proの側面にピッタリと張り付き、しかも下部は滑り止めが付いており、簡単にThunderbolt3端子から外れないようになっている。似たようなMacBook Proにピッタリ張り付くタイプの他社製品だと、結構グラついて接触がよくないなんて事もあるようだが、本製品はMacBook Proへの密着も視野に入れた製品なので、そうしたガタつきはないと言える。
本製品の残念な点は、これだけの拡張が可能ではあるものの、Thunderbolt3端子を2つ消費するという事である。ま、MacBook Pro等に張り付くタイプの製品は全てThunderbolt3端子を2個商品するので、この製品だけの弱点、というワケではないのだが…。
何はともあれ、全て拡張端子がUSB Type-Cになるまでは、このような機能拡張ハブは必須と言える。
スタイリッシュさを採るか、実用を採るか?
優先順位は人それぞれだろうが、このタイプのハブは一つ持っていると、何かあったときに助かるだろう。