(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

Radeonが還ってきた

AMDからRadeon RX 6000シリーズが発表された。思っていた以上にアグレッシブなものだっただけに、予想外である。

対抗製品となった

AMDからRadeon RX 6000シリーズが発表された。通称BIGNAVIと呼ばれるNAVIアーキテクチャの次にくるアーキテクチャ群で製造された製品である。
昨年発売されたRadeon RX 5700XTは、NVIDIAの対抗製品では性能的に追いつかず、あくまでも価格でしか勝負のできなかった製品だったが、今度の6000シリーズはNVIDIAに対抗できる製品を目指して開発された。
発表会では、当初、Radeon RX 6800XTを頂点にして製品の発表が行われ、ライバルと同等かそれ以上の性能を持つものとして紹介されたが、発表会の終盤、CEOのリサ・スーは「One More Things」(もう1つ発表がある)と言い、サプライズ的に「Radeon RX 6900XT」を発表した。
AMDがようやく還ってきたAMDからすると、この「Radeon RX 6900XT」こそ本当に発表すべき製品であり、NVIDIAの最上位製品に対抗できる製品である。
今回、発表された製品は、概ね「3090=6900XT」「3080=6800XT」「3070=6800」という構図になる。
しかし、AMDの説明を聞くと、純粋なハードウェア性能だけでなく、組合せで真なる性能が発揮される仕組みになっている。というのも、スペックを見るとメモリ周りがNVIDIA製品より劣るのである。

Infinity Cache

Radeon RX 6000シリーズのメモリスペックを見ると、搭載している容量こそ16GBと多いが、そのバス幅などの性能はNVIDIAに劣り、256bit幅しか持ち合わせていない。NVIDIAでは384bitのGDDR6を採用しているので、明らかにRadeon RX 6000シリーズの方が見劣りがする。
しかし、これを128MBのL3キャッシュと組み合わせて利用する事で、256bit幅でも性能的に上回り、それでいてメモリコントローラーの消費電力を抑える事ができる方法でAMDは攻めてきた。実効レートでは384bitのGDDR6に比べて約2.17倍の帯域を実現し、10%の消費電力削減を可能にしたという。
おそらく、256bitのメモリを利用した最大の理由は、価格を低くするためだろうと予測できる。価格を抑えつつ、消費電力を抑えつつ、性能を超えてくるというやり方は、実に上手いと思う。

500ドル安い

性能の詳細は各技術系サイトの記事を見てもらうとして、私が驚いた事を書いていきたい。
まず、NVIDIAの最高峰であるGeForce RTX 3090の1499ドルよりも500ドルも安い999ドルという価格でRadeon RX 6900XTを提供する、としている事である。
性能的には、前述したように同等もしくはそれを上回るか、というものである事を明言しつつ、価格は500ドルも安いとしている事に大きな違和感を感じる。
何故このような事が可能になったのか?
これは私の予想だが、Radeon RX 6900XTが同6800XTの選別品だから可能になったものと思われる。しかもその選別品といっても、比較的歩留まりも良いのではないかと予想される。
AMDが製造を委託しているTSMCは7nm製造プロセスの製品を製造するメーカーとしてはおそらく世界でもっとも製造しているメーカーであり、AMDのみならずAppleやその他のメーカーの半導体も製造し、そのノウハウを世界でもっとも集めているものと考えられる。
そうなると、Radeon RX 6900XTのようにフルサイズのBIGNAVIを製造するにしても、製造不良は思ったよりも少ない可能性がある。そうなれば選別品も大量に生産できるので、結果的に価格を抑えることができる。
もし歩留まりが悪ければ、当然価格は引き上げられる事になる。この目算がある程度見えているので、999ドルという破格的な価格になっているのではないかと予想する。

ただし…

と、ここまではRadeon RX 6000シリーズがズバ抜けて良い話ばかりしてきたが、この高性能を語る上で外してはいけない条件というものがある。
今回のRadeon RX 6900XTがここまでの性能を叩き出しているのは、組み合わせるCPUやチップセットがある条件を満たしている為である。
それは「Rage Mode」と呼ばれるオーバークロック機能と、スマートアクセスメモリという「Ryzen 5000シリーズ&X570(B550)チップセット」の組合せのみで可能になる高効率のメインメモリアクセス機能を有効にした場合の性能で語られているからだ。
Radeon RX 6900XTをIntel CPUと組み合わせた時には、この性能は発揮できないので、まさにハードウェアの組合せで可能になる特殊機能と言っていい。
なので、これだけの好条件を引き出すには、AMDブランドの製品で固める必要がある。AMDファンならばこの組合せは可能かもしれないが、個別に最良の製品を選択して自作する人からすると、決して上手くいくという手段ではない。
その点には留意する必要があるだろう。

と、いよいよRadeon1 RX 6000シリーズが発表された。Ryzen 5950XとRadeon RX 6900XTの両方を購入すると、ほぼ2,000ドルという価格になるわけだが、それで最強の組合せが出来るとするなら、実は案外安いのかも知れない。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version