個人的に必要ないと思っているPlayStation5だが、買うだけの魅力はあるのか?
完全に時期を逸する
私自身、以前から比べればゲームプレイ時間もかなり短くなってきている。
それは、生活スタイルの大きな変化がきっかけで、その後、その変化が常態化し、結局ゲームプレイ時間が短くなったまま、というのが今の状況である。
なので、どうせプレイしないんだろ? という気持ちがあるため、高価なPlayStation5に関して、購入する意思がほぼない状態になってしまった。
これがもし2年前だったらこんな事にはならなかったとは思うが、欲しいと思ったときに買えず、結果そのまま変えない状況から必要が無くなったという、完全に買い時を逸した形に収まってしまっている。
ただ、現時点でPlayStation VR2に関してはPlayStation5戦用ハードという事もあって、このVR機で本当にやってみたいソフトが出てきたならば、再びPS5の購入から検討しなければならないかもしれない、なんて思ったりもするのだが、残念ながら今のところ発売されたPSVR2の状況を見て思うのは、何とも微妙という感じ。
ハードウェアとしてPSVR2は良いモノだという事は判るのだが、これを活用したソフトに当たりが見当たらないという事、PSVR2がPS5専用だという事が、どうも私の食指に引っかからない理由になってしまっている。
もしPSVR2がPCと接続できる機器だったなら…PS5を買わなくてもPSVR2だけでも購入してPCゲームのVRソフトでやってみたいとは思うが、そういう作りになっていないので、それすらも検討のテーブルに乗ってこないというのが、今の私の状況である。
PC版登場の影響
PS5の購入意欲が伸びないのは、一重に対応ソフトが同時にSteam版を発売するから、というのもある。
もうPCの方に予算を投入している私からすると、PS5でプレイする意味がほぼない。PCでプレイできればそれで事足りるし、なによりPCの性能の方がずっと上なので、映像的にもより豪華にプレイする事ができる。
注目しているARMORED CORE 6も、Steamで発売される事が決まっているので、別にPS5である必要が無い。FF16に関して言えば、現時点でPC版での発売は言及されていないが、海外ではPS5版発売後6ヶ月は独占販売という情報が出た事で、半年後くらいにはPC版が発売されるのではないかと予想されている。
このように、確実ではないものの、PC版の登場が予想できてしまう事が、私としてはPS5への購入意欲を希薄にさせている事は間違いない。
いや…これも、2年前にPS5が普通に購入できていれば、PCゲームのハードに予算を投入してPCゲームに移行した、という人を少しでも減らす事が出来たのだろうが、この壊滅的なPS5不足の結果、より高度なゲーミングPCへ移行してしまった層をPS5購入者にするという事は相当にハードルが高いように思えてならない。
というか、今のPS5の中身がx86機に酷似している事にも問題はあるように思うが。
Sonyの動き
そして気になるのは、本家本元のSonyの動向である。
SIEとしてはどうかは判らないが、SonyとしてはPCゲームにどれだけ力を入れていくのかが気になる。
INZONEというブランドで、SonyがPCゲーム市場に入ってきたのは昨年の夏前ぐらいだったと思うが、その時以来、動きが見えてこない。
モニタ、ヘッドフォンを発売した後の動きがないので、その後、ゲームデバイスを何か発売するのかと思いきや、そうでもないという実に中途半端な流れだけに、Sonyがこの分野をどう扱いたいのかがわからない。
私はSonyの事だから、その後にゲーミングチェアとか発売するのかと思っていたし、場合によってはPSVR2に酷似したVR機を出してくるかとも思っていた。
INZONEに関しては、当Blogでもその動向に対してSonyがPCゲームに舵取りをするのではないかという予想として記事を書いたことがある。
しかし、実際にはそんな事もなく、未だINZONEブランドは騒ぎ立てることもなく、静観を決め込んでいる。
このブランドでSonyは何をしたかったのか?
正直、謎であるが、Sonyそのものがゲームというジャンルをどのように考えているかという一つの見極めの為の一石が、INZONEブランドだとするなら、投じた反応がよくなかった、という事なのかもしれない。
さて…結局私はPS5をどうするか? という事だが、今のような流れで行けば、見送りという、私がPlayStationというプラットフォームと付合ってきて以来初めての対応になりそうである。
PS4は何だかんだと結局Proまで購入したぐらいだったが…。
状況は今後変わるのだろうか?
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