iPhoneの入れ替えを再度考える

円安が収まらない今、狙いを変えるのもアリかもしれない。

価格高騰が過ぎるiPhone

おそらく、全世界的に考えれば、iPhoneは価格が下がってきているはず。
しかし、日本に関して言えば価格は高騰し続けている。
理由は為替の問題で、全ては円安が原因である。
AppleはiPhoneの価格を下げている感覚なのだろうが、日本の側から見てみると、どう見ても価格が下がっている感覚がない。
iPhone15が発表された時、その価格を見て様子を見たくなった事を思い出す。
ま、その時には性能的な問題もあって様子見にしたのだが。
できれば円がもう少し高くなった時の価格設定で買いたいという気持ちはある。
だが、現在マイナス金利の解除が発表された今であっても、円安は止まらない。しかも先日は久々に記録更新をしてしまうぐらいの円安状態である。
この先、夏が来て秋に入る頃、円安から円高に変わるなんて事が考えられるだろうか?
今よりはマシになっていたとして、それがAppleがiPhoneの価格を大幅に見直すレベルで円高になるかと考えれば、おそらくそんな事はないのではないかという気がする。
こうした考えの下、いろいろシミュレートすると、残念ながらiPhoneを、それもProなどを新品で購入しようと思えば、17~20万円ぐらいの価格になるのは、もう避けられない状態と言えるかも知れない。
そうした価格的価値感の中で、今自分がiPhoneを使っていく上での機能を天稟に書けた時、果たして新品が必要なのか? と考え始めてしまった。
いや、実際に新品で欲しいと思えるような機能だったり特徴があればよいのだが、iPhone15シリーズまでの内容で考えると、正直1つ2つ型落ちの中古品であっても、何ら困る事なく使えるのではないかと思えてくる。
というわけで、ちょっといつもの考え方から視点をずらし、中古品アリのスタンスで今一度考えてみようと思った。

iPhone15 Pro 256GBが17万円台と考えると

中古市場が賑わっているという話は、iPhone15シリーズが発表されていた頃から言われていた
中古モデルが異様な価格高騰に見舞われており、この価格で中古品を買うぐらいなら新品をかった方か…という結果になりそうな、そんな感じであった。
ただ2世代の型落ちとなるiPhone13 Proシリーズだと、価格は10万円を下回るものもある。まぁ、中古品なので、キズなどの状態よって価格が変わっているのだろうが、おおよそ9万円程度でiPhone13 Proなら購入できそうな感じである。
ではiPhone14 Proだとどうなるか?
こうなると価格は12~14万円と高くなり、これだとiPhone15 Proの新品17万円台とそう変わらない価格に感じるレペルになる。
価格差から来る購入検討ラインは、どうもiPhone13 Pro以下というところに引かれる感じと言えるかも知れない。
これで10万円以下ならアリかもしれない
スペックから見ると、iPhone13 ProとiPhone14 Proはカメラ部分に大きな差があるのだが、今現在のiPhone Xを考えれば、iPhone14 Proほどの性能が無くても問題はないか? という感じである。
何か新しい事をする、という段階になって性能が響いてくるとも言えるので、今後性能が必要にならないとは言い難いが、今までと同じような運用なら、中古品の検討はアリだろう。

気になるのはAI

ただ、前述した必要な性能という面で注意しなければならないのは、AI機能である。
AppleはiOS 18でAIを使用した何かしらの機能を発表する可能性がある。
これは出遅れたAppleが他社に追いつくための必須性能でもあるので、間違いなくiOS 18でAIの活用を推進してくるハズで有る。
このAI処理をクライアント側で行うとなると、性能は間違いなくある程度必要になる。それがどの程度の性能になるかはまだ判らないが、Siriが大幅に進化するとも言われていたりするところから考えると、注意が必要かもしれない。
ただ、今年発売されるiPhone16シリーズが機能を確実に満たした機種だとして、そこからの型落ちiPhoneでどこまでの機能が引き出せるのか? と考えると、そう簡単に前モデルほ切り捨てる事をしないAppleと考えれば、3世代前のiPhone13シリーズであっても、おそらく問題なく利用できるだろうと考えられる。
もしAIをもっと慎重に捉えるとするなら、今年のモデルを買うよりは、さらに先のモデルを視野にいれた方がいいだろうとすら思う。

というわけで、金銭的な理由も含めて、中古品を検討するのもアリかな、と考えた。
注意しなければならないのはバッテリー品質だけだろう。
こちらは最悪バッテリー交換を視野に入れて導入価格を考えておく必要があるかもしれない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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