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Angel Halo

Nikon Z7、Z6

遂にNikonからもフルサイズミラーレス。

Zマウント

Nikonがフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラを計画しているという話はかなり前から出ていた。
しかし、その姿に関する噂はなかなかリークされる事もなく時が過ぎていたのだが、この夏にいよいよかという噂が出てきて、8月23日に遂にその発表会にて公開された。
Zシリーズという、今までのDシリーズとは異なるシリーズ名を与えられたNikonのフルサイズセンサーミラーレスカメラは、搭載するマウントもZマウントという新規のマウントが与えられ、マウント内径55mmというとても大きな口径を持つマウントを採用した。
フランジバックは16mmと非常に短く、カメラ本体はとても小さくコンパクトに収まるデザインを採用している。
また、マウント内径55mmという大口径化で、開放F値F0.95のレンズ開発が可能になり、システムとしては今後発売するレンズに大いに期待出来る。ボディ44万円を妥当と見れるか?発売されるカメラとしてはハイエンドの「Z7」と「Z6」の2機種が用意され、Z7は有効画素数4,575万画素、常用感度ISO64~25600といったセンサーを搭載する。Z6は有効画素数2,450万画素、常用感度ISO100~51200といったセンサーを搭載し、感度だけで見ればZ6が上回るが総合画質でZ7が上回るといった構成にしている。
両モデルとも、ファインダーは369万ドットの有機ELパネルを採用した電子ビューファインダーを搭載し、視野率100%、ファインダー倍率0.8倍、対角視野角37℃となっている。
またNikonとしては珍しく、カメラ内手ブレ補正(VR)を搭載し、シャッタースピード最大5段分の補正が得られる機構を内蔵している。この手ブレ補正だが、当然変換マウントを使う事で従来のFマウントレンズでも利用できるようになっていて、レンズ内手ブレ補正機能を持つレンズを繋げた場合は本体の機構と協調して動作するようになっているという。
価格はZ7のボディで44万円ほど。Z6のボディは27万円ほどで、今後さらなる低価格機を予定しているような動きもあるようである。

impress デジカメWatch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1138249.html

個人的見解

詳細スペックなどは他でもいろいろ詳細が語られているので、そちらを見てもらうとして、今回のNikon Zシリーズを個人的にどう考えるか書いてみたい。
全体的なスタイルとしては、個人的にはあまり好きなスタイルではない、と思っている。
まぁ、最近のデジタルカメラ全体がそうなのだが、どうも昔からのカメラというスタイルからかけ離れてきているように見えていたので、今回のNikonミラーレスには原点回帰を願っていたのだが、中途半端にイマドキなデザインに纏められたスタイルで登場となってしまった。
昔ながらのスタイルとなると、もはやオリンパスしかそのスタイルを望めなくなっているのではないかとすら思えて、とても残念である。そういう意味ではオリンパスには今後もこのスタイルを貫き通して欲しいと思っている。
また、採用した記録メディアがXQDカードのみというのも戴けない。
プロが使用するものとしてはXQDカードでも問題はないのかもしれないが、ハイアマチュアやアマチュア向けを考えると、やはり入手製のよいSDカードの方が利便性は高い。メモリスロットがシングル仕様なので、それならばXQDカードスロットとSDカードスロットを設けるという手法もあったように思うのだが…。
それと、このZシリーズは純粋にSonyのαシリーズと真っ向勝負する機種として登場していると思うが、その割に価格的には不利で性能的にもどっこいというのが現時点での状態。未来を見据えたシステムとして考えているにしても、打倒Sonyという旗印の下で発表された製品としては、今一つ弱いように思えてならない。
これらを考えると、今回のZ7とZ6は何となく実験的要素を多分に含んだ、世間の反応を見るための製品という感じがしてならない。
もちろん、Nikonはそんな事絶対に認めないだろうし、Nikonが本気で取り組んだ新製品だと言えばそれが絶対的に正になるのだが。

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YAMAHA AG03を買う

ここ最近、買い物が多い…。

利用頻度が高くなれば考えもする

先日から買い物が多いのだが、ついにウェブキャスティングミキサーであるYAMAHAの「AG03」を購入した。小さくても音は良い感じこの「AG03」自体は、2015年に発売した製品であるため、かなり発売から3年が経過した製品なのだが、後継品が発売される事もなく現在に至っている。
後継品が出ない最大の理由として考えられるのは、全体的な購入層数が限られるという事と、この「AG03」含めたAGシリーズの出来映えが非常に良かったという事ではないかと考えられる。
ライバルであるTASCAMもMinistudioシリーズとして「US-42」等を発売したが、最終的にYAMAHAのAGシリーズを超える製品にはならなかったと考えられる。
ちなみにYAMAHAのAGシリーズとTASCAMのUSシリーズのどちらが良い製品なのかについては、明確な答えはない。人によって反応が異なるし、機能的にも一長一短があるので、最終的には使用者が判断するしかない。
今回私が「AG03」を購入するに至った理由はいくつかある。
それは自宅でPCに対してマイクを使うケースが増えたからである。

ネットで会議

先日、仕事でJabra SPEAK 510という製品を購入したという話をBlogで書いた。
これは仕事上、ネットでのミーティングを行う事案が増えた為であるが、それはあくまでも会社で使ったり、ノートPCで使用したりする事を想定して購入したものである。
USBのマイク兼スピーカーをそのまま繋げるもので、USBに挿しただけで簡単に接続でき、また利用可能になるだけでなく、思った以上に音も良いという至り尽くせりな製品なのだが、如何せん会社で使用する頻度が高いため、会社に置きっぱなしにする事が多い。
で、問題は自宅での利用なのだが、自宅でも最近業務的に仕事をせざるを得ない事が多くなり、MicrosoftのSkypeやGoogleのハングアウトなどでサッとつないでミーティングなどという事が必要になってきてきた。
まぁ、だからといって、自宅勤務という事ではないのだが、夜間に繋いで打合せとかという用途が出てきたのである。
で、先日、自宅での音声まわりの環境を見直す必要性に迫られ、それならばと思い立ち、オーディオインターフェースを見直す事にした。
ただ、今回の場合、オーディオインターフェースを見直すだけでなく、そうした音録り環境そのものを見直した方がいいだろうな、という観点から考え、あえてオーディオインターフェースではなく、ウェブキャスティングミキサーを選択した。
利用状況等を考えた時、ウェブキャスティングミキサーの方が接続や取り回しが楽だからだ。

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Dyson AM07

オークションで購入した。

2014年製だった

先日、当Blogで「タワーファンが欲しい」(http://j.mp/2NcUaIT)という記事を書いたが、その際、実は購入を前提にいろいろと模索を続けていて、オークションで良い物件を探し、とりあえずコレ、という物件に手を出していた。
完全な良条件というわけではなかったのだが、そこはオークション、元々完全なものなど望むべくもなく、とりあえず使用できる製品が良い価格で入手できないか? という条件で探したところ、2万円で購入できる物件を発見、入札して状況を待っていたのである。
送風だけの機能をもつDysonのエアマルチプライヤーはAMという型番の製品だが、当然こいつにも世代がある事は先日の記事でも説明した通り。
なので、最新型番になる“AM07”という製品で“LF”と型番に記載されていない製品を対象として探した結果で、価格2万円である。
落札相場を見ると、製造年は不明ながらおおよそ2万円台半ばが多く、時々格安で2万円を下回るものがあるレベルなので、2万円という価格は及第点かな、といったところ。
ただ、箱もなく、おそらく保証も覚束ないだろうな、と覚悟して入札した所、無事落札、購入となった。
実際製品が届くと、2014年製と4年型落ちといった製品で、箱やマニュアルも付属しないものなので、修理とかは完全有償になる事は間違いない。
ただ、それでも製品自体はとても綺麗で傷ひとつ見つからない。品物としては上級といったところである。
まぁ…底面を見たとき、製造ラベルがついていないような気がするのでそこが問題になるのかもしれないし、あとコイツを破棄する時、リサイクル家電法の問題で廃棄料金がかかる可能性はあるが。

風はとてもなめらか

届いたあと、早速定位置において使ってみたのだが、実に接地面積が少なくて良い。
今まであった頭部分の横幅が全くないので、スッキリした感じである。
それと、まぁ…これも実際に店頭で確認したので知ってはいたのだが、このエアマルチプライヤーから送られてくる風はとてもなめらかだったりする。
所謂回転する羽から送られてくる風とは異なるので、強引なまでの“押し”がない。自然の風に近いという表現が正しいかはわからないが、全体的にスッと吹いてくる風という感じである。
それだけに物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、10段階に風の強さを変えられるので、そういう時は風量を5以上に上げた方がいいかもしれない。実際、風量3ぐらいまでだと人によっては使っている感覚がないかもしれない。
ただ、風量5以上だと、今度は吸気の音が気になってくる。
本体下部から吸気した空気を押し出しているので、結構な吸気量になるわけだが、それ故にモーター音が気になってくる。私自身は風量5の吸気音でも何も気にしないが、静かな部屋で静かに過ごしたいという人からすると、耳障りではないかもしれないが気になるかもしれない。

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GeForce RTX 20シリーズ

ついに正式発表。

Turingアーキテクチャ

NVIDIAが遂に新型GPUの発表を行った。
Quadro製品ではなく、GamingPC向けGPUの「GeForce」ブランドとして発表されたもので、以前いろいろと噂になっていたGeForce GTX 1180という型番ではなく、新しくGeForce RTX 20シリーズとして、最上位が2080Ti、2080、2070という3製品が発表された。
搭載するGPUは新アーキテクチャに「Turing GPU Architecture」で、先日のQuadro RTXで公開されたRTコアとTensorコアという新しい演算器を搭載しており、リアルタイムレイトレーシングが可能な製品となっている。
今回発表された3製品には、恐らくそれぞれ違うダイが使われていると予想される。
TU102、TU104、TU106という3つのダイが存在していると言われており、それぞれが2080Ti、2080、2070に搭載されていると考えられている。
これらのダイの違いは、CUDAコアの搭載数、メモリバス幅、NVLinkの有無だけでなく、おそらくはRTコアやTensorコアの性能にも違いがあると思われるが、現時点ではRTコアとTensorコアの詳細は不明である。
これらの2080Ti、2080、2070という3製品それぞれに通常製品の他にFounder Editionが存在し、計6モデルが存在するが、おそらく通常製品(無印)とFounder Editionの違いはコアの選別品が使われているかどうかの違いでFounder Editionはオーバークロックモデルとされている。
気になる価格だが、2080TiのFounder Editionが1,199ドル、無印が999ドル、2080のFounder Editionが799ドル、無印が699ドル、2070のFounder Editionが599ドル、無印が499ドルと、結構な価格差が付けられている(全てUSドル価格)。

問題は今後の対応ソフト

今回、NVIDIAがTuring GPU Architectureを搭載した新製品を発表したが、従来のグラフィックス機能に関して、実はそう大きな性能アップとはなっていない。
それはCUDAコア数を見てみれば分かる話で、RTコアを使用したり、Tensorコアを併用してはじめてTuringアーキテクチャの性能が活きてくる。
NVIDIAとしては、各プログラムベンダーに対してRTコアを使用したり、Tensorコアを併用するような開発を行ってもらいたいと思っているとは思うが、当然、全てのベンダーがそれに応じるかどうかは分からない。
ただ、MicrosoftのDirectXにもDXR(DirectX Raytracing)という機能があるので、ベンダーとしては技術的には導入も難しくはないのかも知れないが、後はマンパワーの問題ではないかと考えられる。

Turingアーキテクチャという従来とは異なるアプローチで性能向上を見せてきたNVIDIAに対し、対抗するAMDが足並みを揃えてくるかどうかが今後の見通しを難しくしているところである。
もしAMDがNVIDIAと違う路線で来れば、グラフィックス処理のスタンダード争いが勃発する。そもそもGPGPU処理ではAMDのRadeonでも性能は決して悪くはないものがあったが、今回のNVIDIAは専用コアを持ってくることで深層学習にも対応できる形にしてきた。
AMDとしては、そうしたアプローチに対して、同じように専用コアを持ってくるのか、或いは既存アーキテクチャに延長上で匹敵する性能を出してくるのか、そうした所が気になるところである。
何時までもNVIDIAの後塵を拝するAMDではないと思うが、業界スタンダードとして今後の行く末が見えない現状に、どう一石を投じるのか?
興味は尽きない。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1138877.html

電子工作の話

自作はPC以外はさっぱりですな…。

同人ハードウェア

同人という活動において、最も普及しているのは同人誌という誌面を媒体とした活動の事で、この活動が非常に活発なのは、夏冬に開催される有明のイベントでもよくわかる。
その規模たるや、1日に20万人にも及び、3日間で合計50万人を突破する勢いがあり、今や国内だけに留まらず、海外からも参加者が訪れる程にまで巨大化している。
この同人イベントの存在が、いやま商業誌を超える勢いである事から、企業組もこのイベントに相乗りし、もはや同人なのか商業なのかの垣根を越えた一大イベントになっているのだが、それは比較的実現達成しやすい誌面を媒体にしているからとも言える。
一方で、同人でやるにはハードルがちょっと高い分野もある。
そのウチの一つが同人ハードという分野で、PC関係含めオーディオ等で個人が設計した基板にパーツを載せ、欲しい機能を実現するといった方向で日々進化している。
レトロPCなどを趣味にしている人からすると、もはや同人ハードの存在なくして自らの趣味の履行は難しいのではないかとすら思える。メーカーが公式に対応する周辺機器の発売を辞めてしまったならば、もう残すのは同人ハードでしかなく、そうした同好の士の力を借りるしかなくなってしまう。
時に高級オーディオ…とまではいかなくても、趣味でオーディオ機器を構成したりする趣味の人は、同人ハードの力を借りる事が多い。
特に最近流行り始めたRaspberry Piを使用したハイレゾオーディオ機器などを構築する上では、Raspberry Piに増設するDAC部分の基板などは同人ハードが多かったりする。
そうしたRaspberry Piの同人ハードを作ったりする人は、もともと同人でオーディオ基板をデザインして頒布したりしている人が多いのだが、私がいろいろ参考にさせてもらったりしている人のサイトが以下だったりする。

new_westen_elec
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/

上記サイトで、ちょっとおもしろいものを見つけた。

Active Booster基板

上記サイトの中でちょっとおもしろいと思ったものは、Active Booster基板といって、8cm程度のフルレンジスピーカーを搭載した、比較的小さなエンクロージャ容量を持つスピーカーに対して、低音要素を補う機能を持たせる機能を実現する基板である。

new_westen_elec
Active Booster 基板 頒布開始しました
http://j.mp/2wgcrho

この記事の中で貼られているリンク先では、基板のみを扱っているため、実際には部品リストに沿ってコンデンサ等の部品を購入し、自分でハンダ付けする必要があるのだが、ハンダ付けが出来る人であれば、そんなに難しい電子工作ではない部類のものである。
対象としては、1L~3Lという小型エンクロージャーを使用したスピーカーを対象としているという事なので、音響雑誌の付録などで付いてきたスピーカーを組み上げたことのある人などには最適な同人ハードになる可能性がある。
大きな部屋でゆったりとした環境を作り音楽を楽しめる人であれば、そもそものスピーカーを強化すればよいのだが、そうではなく自作でいろいろと工夫して楽しみたいという人には、こうした同人ハードは実に有り難いものである。

PCの自作はここ最近いろいろとやった感があるが、オーディオ関連は全くのご無沙汰状態なので、挑戦してみようかなぁ…とか思ったりした。

タワーファンが欲しい

夏も半ばを過ぎた今、何を言っているのか?

細長い扇風機

2018年の夏、とんでもなく暑い日が続き、日本全国でも観測史上初という気温をマークしたりした年ではあったが、そんな暑い日が続く時期を超え、今頃になっての話ではあるのだが、自分の環境としてタワーファンが欲しいと思い始めた。
元々、数年前から自分の部屋の環境から、あまり幅を必要としない扇風機が欲しいと思っていたのもあるのだが、ここに来てその需要がより強まったと言える。
理由は窓を開けられなくなったから。
本格的な日中の気温だと、窓を閉め切ってクーラーの使用という状態になるので、この理由とは合致しないのだが、今までは通気の関係で2箇所の窓を開けられていたのだが、周辺環境から1箇所の窓を開けられなくなり、部屋全体を通気させる事が出来なくなってしまった。
そうなると、強制的に部屋の空気を循環させてやる必要が出てきて、より大きな容積で風を起こせる状態を作ってやる必要が出てきた。
そこでタワーファンである。
ほとんどのタワーファンは、本体根本あたりから周辺空気を吸い込み、本体の大部分を使って空気を排出する仕組みになっているので、空気の移動量がとても多いのである。
またクーラーを使っている時であっても、タワーファンくらいの空気循環量があれば、より涼しく感じるので、その存在の意味はとても大きい。

全高1m超え

で、こうしたタワーファンを導入するに当たって、まず一番最初に思いついたのが、ダイソンの羽根のない扇風機である。
最近はダイソン以外からもタワーファンは発売されているが、やはり原点と言えばダイソンである。スタイリッシュというだけではないダイソンで発売しているタワーファンは、最近は空気清浄機付きタワーファンが主流で、単純な扇風機機能のみのタワーファンはどちらかといえば主力製品という位置付けではなくなりつつある。
空気清浄機の機能をも求める人は、もちろんそちらの製品を選べばよいのだが、私としては扇風機としての機能のみで必要十分なので、対象製品としては「エアーマルチプライヤー AM07」という製品が対象になる。
全高1007mmという大きな筐体が特徴で、コイツを何とか安く買えないかな、といろいろ調べ回ったところ、オークション等では非常に厄介な問題がある事に気付かされた。
それは一見同じ型番で全高が870mmの製品が存在するという事である。
あくまでも“一見同じ型番”であって、正式な型番は異なるようなのだが、ほとんどのケースでその型番が表に出てくる事がなく、同じ型番であるAM07で製品紹介されているのである。

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ソルダリングに戻るIntel?

第9世代のKモデルで戻るという話。

STIM

リーク情報ではあるが、Core i 9000シリーズのKモデルには、CPUとヒートスプレッダの間に使われる熱伝導体としてハンダが使われるという話が出ている。
遙か昔…Intelでも、この熱伝導体にはハンダ(ソルダーペースト)が使われていたが、Ivy Bridgeの頃からペースト状のサーマルインターフェースマテリアル(グリス系のもの)が使われ、CPUクーラーへの熱伝導率が悪くなったと言われてきた。
グリスが使われたのは、純粋に原価低減を目的としたものと言えるが、Intel側としては十分な性能が見込める製品である事から、あえて原価の高いハンダを使うよりはグリスで原価を抑える方が良いだろうという判断だったのかもしれない。
だが、当然のことながら一部のオーバークロッカー達からは苦言が呈されており、その結果、殻割りなどという、一度ヒートスプレッダを強制的に剥がし、その上で高性能なグリスや簡易的なハンダを盛り付け、元に戻して使用するという、メーカー保証外の行為が横行し始めた。
このサーマルペーストグリスは、Coffee Lakeまでずっと使われ続けていて、私が持つCore i7-8700Kもグリス系が使われている。
なので8700Kを使用している人の中には、殻割りをしてオーバークロックを実施している人も当然いて、YouTubeなどでもそうした動画が公開されているケースもある。
ところが、前述したようにIntelの次の世代である第9世代Coffee Lake RefreshのKモデルに関しては、再びハンダ(Solder Thermal Interface Material、略してSTIM)が使われるというリーク情報が出たため、当然一部のマニアからは賞賛されているのだが、こうしたハンダを使う事になった背景を考えると、そこには多少なり複雑な思いも生まれてくる。

ターボブースト5GHz

Coffee Lake Refreshの最上位版であるCore i9-9900Kは、現時点では8コア16スレッドで、そのベースクロックは3.6GHz、ターボブースト時には5GHzで駆動するモデルと言われている。
TDPは95Wで、この値こそ変わらないものの、Core数が8コアと多くなる事を考えると、おそらく相当な発熱量になるだろうし、また消費電力も最大時では相当に上がる事になると思われる。
その相当に上がってくる熱の処理を考えた時、Intelは現状のグリス系では不都合が出た、と判断した可能性がある。ハンダ系にする事でより熱を外に逃がす必要が生まれた為、オーバークロックを許容するKモデルでSTIM採用という判断をしたのではないだろうか。
実際、ライバルのAMDのRyzen 2700Xでは、ハンダが使われていると言われており、オーバークロックした時の安定性などは格段に良いと言われている。
そうしたライバルの動向を考えると、IntelもKモデルはよりオーバークロックに適した形で提供しないと、ユーザーの反応によってAMD人気を危惧しないといけない状況になってきた、という事なのかもしれない。

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Sonyのマイコン

今必要とされるプログラミング力。

Raspberry Piではない

世界でプログラミングの教育を推進する目的で発売されたマイコンボード「Raspberry Pi」シリーズ。
目的が目的であるため、当初は3,500円くらいで何とか発売できれば…という状況だったが、初代はともかく、その後発売された高機能モデルなどの価格は、総じて5,000円を超えるような価格で提供されているワケだが、個人的に言えばそれでも安い部類。
ただ、世界では当然だがコレでも高い、とする国もあるのも事実で、そこで作られたのがさらに小さなマイコンボードである「Raspberry Pi zero」シリーズだったりする。
基本的にARMコアで動作するRaspberry Piシリーズは、基本となるOSなどの入手性などから、確かに教育という分野では価格も相まって絶対的な普及力をもった製品だとは思う。
だが、提供されるものが基本的なプロセッサ部分だけであり、そこからいろんな機能を派生させようとすれば当然だがいろんな専用半導体を搭載した拡張ボードが必要になったりする。
こればっかりはプログラム処理だけでどうにか出来るものではないので、やむを得ないのだろうが、そんな目的に一石を投じるような製品が今年5月にSonyから提案されていた。おもしろそうなマイコンではあるそれが「SPRESENSE」(スプレッセンス)と呼ばれるIoT向けのセンシングプロセッサ搭載ボードである。
SPRESENSEは、Sonyが開発した6コアプロセッサである「CXD5602」を搭載したGPSとGLONASSの同時受信が可能なマルチGNSS、192kHz/24bit対応のハイレゾオーディオコーデックなどを搭載したボードで、基本的にはARMのCortex-M4Fと専用処理アーキテクチャを組み合わせたものになっている。
GNSSは今秋リリースされるファームウェアによって「みちびき」(準天頂衛星システム、QZSS)に対応するという事なので、こうしたGPS機能を使用した新しい使い方が何か生み出されるかも知れない。
Raspberry Piもそうだが、こうしたマイコンボードは、基本的な機能をメーカーが提供し、ユーザーが開発キットを使用して利用方法を考え、プログラミングして実装、使用するというスタイルをとる。
なので、その利用方法はまさにメーカーも想像も付かないようなものが生まれたりする。Sonyとしては、搭載したセンサー類からある程度方向性は想定しているかもしれないし、そこがRaspberry Piとは異なる部分ではあるのだが、ひょっとしたらココからとんでもない製品が生まれるかも知れない。

日本は遅れているらしい

SPRESENSEは、前述したように基本的にはARMのCortex-M4Fをベースとしたシステムで、その開発キットとしてArduinoに準拠したボードとなっている。なのでWindowsでもMacでもLinuxでも、Arduino IDEでそのプログラムを開発する事ができる。
ま、このような記載すると簡単そうに思うかも知れないが、当然ながらプログラミング技術がなければそれらも出来ようはずがない。
日本は、このプログラミング技術への教育が相当に遅れているようで、今後AI開発が重要になってくる曲面でも、有効な人材の確保がとにかく難しくなっている。
逆にインドなどはカースト制度に縛られない職業としてプログラマーになりたいという人が多く、非常に多くの技術者が輩出されている。もっとも、その輩出されたプログラマーがどこまで優秀か? という事に関しては、世間で言われているほどではない、とするデータが出たりするなど、質を問題視する話が浮上する事もあるが、絶対的な人数という意味において日本は大きく後れを取っているのが実情である。
何故このような事態になっているのか、というと、そこには言語的な壁があったりと、英語圏ではない事の問題があったりするのだが、そもそもの根本的な部分で、教育が足りないとする話もある。
私の時代などは学校でプログラムの授業は全く存在していなかったが、今の時代はそういう授業も必要な時代ではないかと思うし、その為のRaspberry Piではないかと思ったりする。
SonyからSPRESENSEが発売されているのだから、日本の学校はSPRESENSEを使ったIoTの授業を進めていくというのも手ではないかと思うが…。どちらにしても、今の時代はプログラムが組めるかどうかで、一つの差が生まれたりするのではないかと、自分なりに興味を持ちつつ、自分の不利さ加減を実感したりする。
私など、拙い日本語の記述しかできないのだから…。

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GPUの大革新か?

NVIDIAが新アーキテクチャを発表。

レイトレーシングを追加

NVIDIAが、カナダのバンクーバーで開催されているCG学会「SIGGRAPH」で、新Graphics向けGPUの新アーキテクチャ「Turing」の基調講演を行った。
それによると、2006年にCUDAを導入して以来の最大の飛躍と称して、従来のラスタライズ式グラフィックスに加えて、レイトレーシングや深層学習ベースのレンダリングテクニックを統合したハイブリッドなレンダリングを可能にするという。これが今後のスタンダードになるというのか?レイトレーシングまでをもハードウェアでアクセラレートするというのは、確かに従来ではなかった技術ではあるが、これにより、リアルタイムグラフィックスで革命的な性能を実現するという。
このようなハイブリッドなハードウェア処理の話は、今までも全くなかったわけではなく、2010年頃からNVIDIA自身が話題にしていたらしい。しかし、今まで何故それが実現しなかったかというと、単純にハードウェア性能とソフトウェアがその発想に追いついていなかったからである。
しかし、ここに来て製造プロセスが12nmぐらいにまで進化し、処理する為のトランジスタを多数組み込んだとしても、現実的なダイサイズに収める事ができ、またその動作速度も確保できる時代になったからこそ、今新アーキテクチャとして投入してきた、というわけである。
ちなみに今回NVIDIAが発表、投入してきた製品は、Quadroというプロフェッショナルグラフィックス製品になり、まだ一般向け製品というわけではない。
しかし、その一般向け製品に関しても、同じ方向性で進んで行くであろう事は、発表されたTuringアーキテクチャを見ればよくわかる。
前世代より増えたトランジスタの大部分は、従来の性能向上に寄与してきたシェーダに使われる事なく、レイトレーシングの為のコアと深層学習向けのコアにつぎ込まれているからだ。
つまり、今後のグラフィックス分野では、単純にシェーダコアを増加させた性能向上だけでなく、もっと違った処理を専用のコアで処理したりする方向に舵切りをした、という事である。
そう考えれば、確かにCUDAを導入して以来の最大の飛躍と言えるのかもしれない。

根本が変わる

正直、Turingに関する詳しい技術内容を説明するのは難しい。
それぐらい、高度な話になってしまうワケだが、レイトレーシングをリアルタイム処理可能にする事で、そもそものグラフィックス向けGPUの方向そのものが大きく変化する事になる。
より詳細な話は、以下のサイトで確認すると良いだろう。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1138078.html

今回NVIDIAが発表した新アーキテクチャ「Turing」と、それを可能にするQuadro RTXシリーズの技術的な内容を垣間見る事ができると思うが、レイトレーシングをリアルタイム処理する事でレンダリングは新しい時代に突入する方向性が見えてくると思う。
単純に従来のレンダリングはCUDAコアが行い、レイトレーシング処理はRTコア、深層学習の推論はTensorコアで処理する事で、リアルタイムレイトレーシングを実現するというのが、概要になると思う。
この話を単純に受入れると「Turing」という新GPUはヘテロジニアスコアではないかと考えられるのだが、明確にNVIDIAはヘテロジニアスコアだという話はしていないようである。
とにかく、今までとは異なる方向性でグラフィックス技術の根底を変えてきている事は間違いなく、NVIDIAとしてはこの方向性こそが新時代を切り開くものと見ているようである。

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Ryzenを組んでみたい

突然沸き起こる自作PC熱。

AMD系を組んでみたい

先日、第2世代Ryzen Threadripperが発売され、未だその熱が冷めないRyzenだが、私も昨年末にメインPCの刷新をするにあたってRyzenには期待していた。
しかし、最終的にはIPCの問題などを考慮し、Intel系コアを選択する事となったので、久々にAMD系で組むという夢は実現する事はなかった。
だが、ここ最近の話題性から、Ryzenに興味がなくなったわけではなく、また、第2世代Ryzenの改良点から、よりIntelコアの性能に近づいた等の話を聞くと、やはりRyzenで組んでみたいなぁ、という思いは強くなる一方である。
ただ、拡張性の高いメインPCは既に組んでしまったので、もしRyzenでPCを組むとなると、私が昔から好むミニPCという分野で組んでみたいかなぁ、という気持ちになる。
発熱の多いRyzenでミニPC…普通に考えればバカみたいな判断だが、だからこそ小さな筐体で8コア16スレッドを動かしてみたい、という気にもなるわけで、そういった事が可能かどうかをいろいろ考えて見た。

筐体はそれでもソレナリで

ミニPCといっても、プラットフォームとして小さなMini-ITXを使用するというだけで、PCの筐体そのものはソレナリの大きさを確保したいところ。
理由は単純で、RyzenはGPU機能を内包した製品としてRyzen-Gシリーズがあるが、今回のターゲットは第2世代Ryzenなので、CPU内にGPUが存在しない事を考えると、筐体内にディスクリートGPUを接続しないといけない。
となれば、筐体のサイズはそれなりの大きさを確保しなければならないわけで、それならばと考えたのが、先日当Blogでも紹介した(https://blog.angel-halo.com/2018/07/in-win-a1/)無線充電機能を搭載した「In Win A1」が適しているのではないかと考えた。おもしろいケースではあるこの筐体は、筐体購入と同時に600Wの電源もついてくるので、筐体価格としては多少割高ではあるものの、ミニPCとしての基本機能は抑えられている筐体なので、最適ではないかと思う。
この「In Win A1」にMini-ITXのマザーボード等一式パーツを組み込んで作った場合、どんな構成になるのかを想定してみた。

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紅蓮祭 2018

毎年恒例のFF14のお祭り。

距離感が難しい

FF14、2ndキャラでようやく「蒼天のイシュガルド」をクリアし、3.0が終了した。
現在、3.1以降のサブクエストなどを消化しているところで、このサブクエストの中のレイドコンテンツ以外をクリアしたところでメインクエストを随時進めていこうと思っている。
このメインクエストが終了して3.5が終われば、いよいよ紅蓮のリベレーターへと進む事ができるのだが、まだ道は遠そうである。
で、その前に今年も恒例となった紅蓮祭が始まった。
昨年の紅蓮祭でも、元々の目的であるボム等との戦いはなくなってしまっているのだが、今年の紅蓮祭もボム等との戦いはなく、純粋に夏のお祭りイベントというスタイルになっている。
夏、とくれば海、という事で、今年の紅蓮祭もリムサ・ロミンサから始まり、コスタ・デル・ソルがそのメイン会場となる。
今回はアクティビティとして、SASUKE…よりはずっと楽ではあるが、アスレチック要素のあるイベント構成となっている。ま、言うほど難しくはない。普通の場合は…全部で3つのアクションを乗り越える必要があるのだが、一つ目は高台の飛び石のようなアクションで、次々と台を飛び越えていけばクリアとなる。これはあまり難しくないので、すぐにクリアできると思う。
2つ目のアクションだが、これは先程とちょっと異なり、台の面積がかなり細長くなっている。
繋がっている場所であれば歩く事もできるので、ギリギリまで寄って、次の台へとジャンプしてクリアするのだが、FF14の操作体系では、ジャンプした際の着地点の読みがとても難しいので、人によっては何度か挑戦する事になるだろう。
ま、それでもそんなに難しい事はない。リトライも簡単なので、すぐに超えられるはずである。

ココからが本題

さて、3つめのアクションだが…実はココからが問題。
いや、普通にクリアするだけなら多分問題はないとは思う。
今までと違うのは、壁に階段状に設置されている台を上って行き、祭関係者に話しかけられればそれでクリアなのだが、ここで慣れていない人はまず躓く事になる。
階段状なので、次々と飛び越えていけば良いのだが、FF14はジャンプの強さと距離などが非常に読みにくく、つい飛び越してしまったり、或いは距離が足らずに登れなかったりと、コツを掴まない限りは上手く飛べない。
そういうのをいくつか飛び越えて、何とかたどり着ければアクティビティはクリアとなる。
だが、実はこの3つ目のアクションには裏面が存在していて、3人目の祭関係者への報告が終わった後、その報告者の裏側の壁に、未知なる上へと向かうアクションが隠されている。
しかも、こちら側は一度失敗すると最下段まで落ちるので、また最初からリトライする必要がある。
一部の噂によると、この裏面をクリアするのに8時間かかった外国のプレイヤーがいるとか…。まさに激ムズの裏面だったりする。
ちなみに…私は未踏破なのだが、踏破しても何か特別なアイテムが貰えるわけではないらしい。まさに名誉の為だけのアクションである。

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32コアCPU、発売される

32コアCPU、発売される

実売約24万円。Ryzen Threadripper 2990WXがついに登場。

サーバ用ではない32コア

AMDから遂にエンスージアスト向け(正確には開発者、研究者向けらしい)の32コアCPUである「Ryzen Threadripper 2990WX」が発売された。実売24万円とか…シャレになってねーよ…32コアという物理コアを持っている為、論理コアで考えれば64スレッドという、とんでもない数の並列性をもつCPUだが、今までのPCでは当然ここまで並列性の高いCPUは存在していなかったので、想像ではとんでもない性能を叩き出すに違いないと考えていても、実際問題どうなのか? という現実を調べなければわからない。
深夜販売が実施され、既に一般人の手にも分かっているが、プレスにも既に評価キットが配付され、その性能が調べられ始めているので、今回はその中身をいろいろと考えて見たい。
私が見たのは以下のレビューサイト。

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1137864.html

他にもいろんなレビューサイトがあるが、結果的にはどのサイトも似たような結果が出ている。…当たり前と言えば当たり前の話である。

まだ最適化が追いついていない

レビューサイトの結果を見てみると、CINEBENCH R15ではとんでもない結果が出ている。
圧倒的な並列性能でマルチコアでの処理はCore i9-7960Xの1.6倍の処理能力を示している。
シングルスレッドは相変わらずCore i9-7960Xが優位だが、Core i9-7960Xの89%の性能で2990WXも動作しているところを見ると、従来のZen系の性能より多少向上しているところが見受けられる。
ところが、一般的にはマルチスレッド性能が高ければ高いほど有利な動画エンコード性能含めて、他いろいろなアプリケーションでは、残念な事に全てにおいて2990WXが最高性能を叩き出してはいない。
具体的には前述のレビューサイトを見てもらいたいが、未だアプリケーション側でここまでのマルチスレッド処理に対応できていない事が見て取れる。
AMDもこうした事を理解していて、それ故にLegacy Compatibilityモードが存在していて、Core数を半分、1/4に制限するモードを持っている。
ただ、2990WXはこのLegacy Compatibilityモードであってもメモリアクセスモードを変更する事ができない仕組みになっている。
これは、2990WXが従来のThreadripperと異なる構造を執っているからに他ならない。

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