(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

Tagged: Radeon RX 6000

ミドルレンジの決定版?

NVIDIAからGeForce RTX 3060Tiが発表されたが、399ドルで従来のハイエンドより速い、という話。

Ampere世代のミドルレンジ

8nmプロセスで製造されたAmpereアーキテクチャの「GA104」コアを採用する、GeForce RTX 3060TiがNVIDIAから発表された。
お買い得とまでは言わないが一番コストパフォーマンスはいいかもしれない38基のStreaming Multiprocessor(SM)、4,864基のCUDAコア、152基のテクスチャユニット、38基のRTコア、152基のTensorコアが利用できるGPUで、NVIDIAとしてはミドルレンジに区分されるものである。
VRAMとして14GbpsのGDDR6目盛りを8GB搭載しており、そのメモリインターフェースは256bit、GPUとVRAM間のメモリ帯域幅は448GB/sになる。PCとのI/FはPCI Express4.0×16で、電力指標のTGP(Total Graphics Power)は200wになる。
これらのスペックを持ちながら、その価格は399ドルと魅力的な価格なのは消費者にとっては喜ばしいところ。とはいいつつも、気になるのはやはり性能で、この性能を見る限りは、RTX 3080等を考えればまさしくミドルレンジという製品になるが、前アーキテクチャ製品と比較した時の性能差が一つのポイントになるのではないかと思う。

性能は確かに上だが…

性能に関して詳しいレビューは、専門サイトを見てもらった方がいいだろう。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1292078.html

この記事を見る限り、確実に性能は前世代のRTX 2080を超えている。
一方で、その消費電力もおおよそ30wほど上回っていて、スペックで言われているパワーリミットの差5wを確実に上回ってくるほど、電力を消費する事も判明した。
RTX 3060Tiは、Gaming ModeとSilent Modeという2つのモードを切り替えて運用できるが、そのどちらの場合であっても消費電力はRTX 2080を上回ってくる。もちろん性能も上回っているので、そのあたりはトレードオフなのかもしれないが、製造プロセスが10nmから8nmとより小さくシュリンクされていての話なので、消費電力に関しては結構微妙なところではないかと思う。
この辺りは、Ampere世代のGPU全般に言えることだが、消費電力が全体的に上がっているからこその性能、といった感じがしないでもない。

Continue reading…

Zen3、発表

シングルスレッドでもIntel超えを目指すAMDの最新の一手は、IPC 19%アップという武器を手に入れた。

7nm製造ではあるが…

AMDがZen3を11月5日に発売する。
正直、私はもっと送れるかと思っていたら、予定通りに発売に漕ぎ着けてきた。最近のAMDは絶好調に見える。少なくともCPU分野では。
今回のZen3では、製造プロセスこそZen2と同じ7nmに留まるが、従来4コアで構成していたCCXが8コアで構成されるようになった。その為、8コアで32MBのL3キャッシュを共有する事となり、コア間の通信レイテンシが大幅に削減されるようになった。つまり、今間までメモリレイテンシで命令待ちとなっていて速度が落ちていた部分がより少なくなるので、全体として高速化した、という事である。
また、Zen2と比較してクロックあたりの命令実行数を19%増加させている。具体的には、浮動小数点演算エンジンと整数演算エンジンの命令実行数の向上によって、実効性能が上がり、またメモリアクセスのレイテンシが低下した事によってロード/ストア数が増加、結果実行エンジン性能が向上し、性能が引き上がる、という算段である。
また、分岐予測バンドが強化された事で遅延が削減され、プリフェッチが改善、IPCが向上している。
Intelは、この命令実行数の向上に関しては、モバイルCPUでは順当に伸ばしているものの、デスクトップCPUでは4年間も停滞させている。
AMDはそこを押さえた事で、Intel超えの性能を実現したとしている。

メインPCの入れ替え時期か?

Zen3が登場する事で、私もいよいよメインPCの更新をすべき時がきたか、と検討を始めている。
今の情報を纏めてみると、Zen2を選ぶメリットは全くなく、これならZen3へ切り替えるのが最も正しい判断だろうと結論づけている。
モデルとしては、最上位の5950Xが欲しいところだが、799ドルという価格設定なので、おそらく価格的には10万円程度にはなるだろうと予想している。
ただ、現時点の情報で判断する上で残念なのは、5700Xが告知されていない事である。
3700Xは、そのコストパフォーマンスの良さで人気のあったモデルだが、それのZen3版が現在のリストにないのである。
16コアの最高峰16コア/32スレッドの5950X、12コア/24スレッドの5900X、8コア/16スレッドの5800X、6コア/12スレッドの5600Xがラインナップとされているが、それ以外が存在しない。
後続で中間モデルが今後登場するのかもしれないが、少なくとも今の段階では選択肢としては妥当な振り分けではあるが、コストパフォーマンスに特別優れたモデルというものが見つからない。
この辺り、Zen2の頃から比べるとお得感が少なく感じてしまう。

Continue reading…

Desktop Version | Switch To Mobile Version