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Surface Pro3、国内発売

いよいよSurface Pro3が国内販売を開始した。
何でも、初回分はほぼ予約分で消化してしまったのだとか…。

第二世代機との棲み分けが重要

正直、私がもしVAIO Duo 13を購入する前だったなら、私は迷わずSurface Pro3を購入していただろう。
それぐらい良く出来ているし、Microsoftの本気を感じる。
だが、同時にSurface Pro2に関しても、私としてはMicrosoftの本気を感じた一品でもあった。
16:9で10インチのSurface Pro2と3:2で12インチのSurface Pro3、私からすれば別モノである。
もし、今からSurfaceシリーズを購入しようという意思のある人で、どちらにすれば良いか迷っているような人がいるならば、そういう人にちょっと言っておきたい。

まずこの2機種を同一ラインで見ることの方が間違いであり、自分の利用スタイルをちゃんと把握した方がよい、と言っておく。
Surface Pro2は従来のPCのライン上にある…と私は見ている。画面比率で言っても、キーボードを取付けられるところから見ても、最近の2 in 1のノートPCと同じであり、その解像度もフルHDでWindowsで利用するに向いているものである。
一方、Surface Pro3は、その画面比率から考えても紙の代わりになるものであり、サイズで言ってもA4とほぼ同じラインにある。という事は、その利用スタイルはデジタイズペンを使った手書きスタイルが利用しやすいワケであり、そう考えればタブレットのライン上にある製品ととれる。
もし、大きさという部分で従来タブレットと比較しているのであれば、この言葉は当てはまらないが、もともとタブレットが目指したスタイルは紙の代わりであり、iPadはそれ故に教育機関への売り込みも強かった。
つまり、そうした手書きスタイルを突き詰めていけば、Surface Pro3はまさしく一つの完成形の域に達した製品ともとれる。…まぁ、本体の厚みとか重さとか考えると、とても紙の代わりとは言えないかも知れないが、大きさはまさしく一つの到達点に達したものである。それを裏付けるように、Appleは12インチのiPadを計画しているという噂がある。
つまり、ノートPCの延長を自分のスタイルとするならばSurface Pro2で達成できるし、紙の延長を自分のスタイルとして考えるならSurface Pro3が向いているという事になる。
Surface Pro2の10インチ液晶というのが小さすぎると考える人もいるかもしれないが、ノートPCは昔から鞄にサッと入るサイズが望ましいと言われていた。だからPanasonicのLet’s noteシリーズには必ず10.4インチシリーズが含まれていたし、実際使うと小さいとイイながら確実にPCでの業務に耐えられるのである。

まぁ、私の言い分だけなので、コレを絶対に信じろとは言わないが、自分のスタイルをまず中心に据え置いて検討するというのは、間違いの無い買い物をする基本である。製品を中心に置いてしまうと、あとで使い勝手が悪い事に気づきやすい。注意されたし。

Surface Pro3、便利そう

そういう観点から見て、冒頭のように私からするとSurface Pro3は一つの理想である。
紙の代わりになり得るものであり、そしてノートPCの代わりとして考えた場合であっても、私ならSurface Pro3が最適と言える。

私が現在使用しているデスクトップ機の液晶モニターはWUXGA、つまり1920×1200ドットというサイズである。所謂フルHDと比較して、縦の解像度が120ドット多い事になる。
たった120ドットかもしれないが、この差が私の拘りであり、便利に使えている部分でもある。
つまり私は縦解像度も欲しい人であり、横に延々と広がるデスクトップよりも縦で情報が追加されて欲しいタイプなのである。
だったらフルHDの液晶をピボットで縦にして使えばイイじゃん…という人もいるかもしれないが、それでは横があまりにもなさ過ぎてダメなのである。
この、縦の情報が欲しい人からすると、3:2という画面サイズは縦解像度がありすぎるくらいある。
しかも、この3:2というサイズ比はデジカメで写真を撮る人からすれば理想中の理想である。何しろ、撮影した写真がトリミング無しで全画面にキッチリ入るのである。これを理想と言わず何というか…。
ただ、前述したように、利用スタイルとして動画を観たいとか普通のPCのような使い方を考えている場合だと、画面比率は16:9の方が使い勝手がいい。
だからこそ、利用スタイルが重要なのである。

話が逸れたが、私からするとSurface Pro3はかなり理想的なカタチだと言える。
オマケに背面のキックスタンドはというと…

(impress PC Watchより)

このようにフレキシブルに動くおかげで実に使いやすい。
VAIO Duo 13は、この角度が固定であり、今の所デスクで使う分には困ってはいないが、利用の幅をある程度制限している事は間違いない。
Surface Pro3はその点がないというのは評価すべきポイントだと思う。

最終的にはほとんどの人がSurface Pro3を選びたくなるとは思う。
製品として見て魅力的に映るというのもある。
だが前述したように製品を中心に据えて考えると絶対に失敗する。自分の利用スタイルを中心に据えて、どう使いたいのか? という事を考えて製品選びをしてホシイ。
そうなると…ひょっとしたらSurfaceシリーズ以外に答えが向く場合もある。
よくよく考える事である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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