バレンタインデーは既に日本では一種のお祭りと化した行事だが、そもそもこのバレンタインデーそのものは“土用の丑の日”と何ら変わらないという事も、今の世の中知れ渡ってきている。
つまり、企業宣伝の一種である事を知っていて、人々はその風習と化したお祭りに参加し、企業へと投資している。
消費が伸び悩む中、それはそれで一つの内需拡大の一つなのかもしれないが、一般市民は結局周囲に流されてお祭りに参加する方向へ進んでいる。
しかも今年は“逆チョコ”なる新たな宣伝文句が追加され、さらに消費を拡大しようという流れがあった。
逆チョコが出来たなら、それはすなわちホワイトデーにも逆ができるわけで、お菓子メーカーの巧みな販促として使われる事になるだろう。
まぁ、それを知っていてノるというのはアリだろう。
すなわち、自己責任である。
企業はいろいろな宣伝を使って消費拡大に乗り出してくる。それにノるかソるかは個人の自由だ。
各種の詐欺が横行する中、ギブアンドテイクが成立するお祭りは内需拡大の一手だ。企業と消費者のガチンコ勝負が、内需景気を活性化する要因だと私は思う。
こういう流れを見て「商売の難しい時代になった…」と考える人もいるだろうが、それは違う。
おそらく、この流れは今も昔も何も変わらない。
周知・宣伝する方法が変わっただけの事である。
つまり、今の情報化時代をどう捉え、それにどう対応していくか? という事を迫られているに違いない。
お菓子メーカーはバレンタインデーという過去成功させた風習を今風に作り替え、的確に周知させているからこそ、今成立しているのである。
見習うべきところがある、と私は世の経営者達に言いたい。
あぁ、そろそろチョコレートが安く売ってるはずだ
買いに行こう…。
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食べ過ぎに注意ねw
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