Windows7のパフォーマンス

 いろいろ設定を始めたWindows7だが、環境が整い始めたため、再度Windows エクスペリエンスインデックスを計測してみた。
 ハードウェアに変化がないため、数値的には同じだろうと思ったが、ドライバを入れなおしたりしたため、そこでの変化を期待した。
 結果からいうと、最初に計測した通りで変化はなかった。
 だが、概ね今のハードウェア上では良好なようである。

 ちょっと見づらいかもしれないが、コレがウチの環境である。
 プロセッサ、メモリは7.3、グラフィックスとゲーム用グラフィックスが7.2をマークした。最高値が7.9である事を考えると、まずまずの所…を超えてかなり良い結果だと言える。
 だが、基本スコアが5.9と奮わないのは、偏にプライマリハードディスクの値が5.9だからだ。


 5.9という数値が悪い数値なのかというと、そうでもない。
 今回計測しているHDDは、1TBの5,400rpm、32MBキャッシュ搭載のもの。
 回転数が7,200rpmに変わったところで多分そんなに大きな差にはならないと思う。
 それで5.9というスコアなのだから、それ以上を出すためにはRAID 0のストライピングとするか、SSDに切り替えるかしかないだろう。
 つまり、そうした特殊な事をしない限りはほぼ6.0前後に落ち着くものと思われる。
 またソフトの互換性についても、ほとんどが32bitアプリとして動作している。
 64bit対応と謳っていても、インストーラーだけが対応していてソフト本体は32bit稼働なんてものがかなり多い。
 それでも問題なく動作すれば使える事に違いはない。
 違いがあるとすれば、それはそのアプリで扱えるメモリ量が32bitにとどまってしまうというぐらいである。
 一般人には無関係な話と言える。
 兎にも角にもWindows7に今は慣れる事が最優先だ。
 OSのレスポンスはかなりいい。
 慣れれば総合的な使い勝手はXPを超えること間違いなしである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. アバター画像 関西の人 より:

    移行作業、お疲れ様です。
    今後、私にもWindows7移行が控えているわけで、情報は助かりますm(__)m
    いっそ、Windows7の記事カテゴリ作りませんか?w
    ただ、私もWindows7のOS遊ばせているのが勿体ない。
    だが、イマイチ新規で構築するのにも踏ん切りがつかない…。
    どうすれバインダーw

  2. アバター画像 武上 より:

    踏ん切りが付かない段階では何もしない方がいいです。
    こういうのは、思い立ったが吉日ですので。
    Windows7は、デバイス関係につながるものでなければ、ほぼ32bitプログラムとして動作します。
    実はWindows7にはProgram Filesのフォルダが2つあります。
    一つはその名の通りのフォルダで、もう一つは後ろに(x86)と追記されたフォルダです。
    この(x86)フォルダが32bit動作するプログラムが格納されるフォルダであり、私がインストールしたプログラムのほとんどはコッチに入りました。
    ただ、前述したようにデバイスにつながるプログラムは64bit環境でないと使えない事が多い為、使用できない事が多いです。例えば音楽をCDから出力する昔のゲームなどは弾かれる事が多いです(全てが弾かれるワケではありません)。
    まぁ、基本的な部分が古いプログラムはデバイスとは無関係に動かない事も多いので、いろいろサイトを見て確認するしかないですけどね。

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