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鎌ステイが悪いわけじゃない

 先日、ビデオカードの冷却のために鎌ステイなるものを注文した。
 鎌ステイは、PCIスロットに取り付ける汎用のステーで、それにファンコントローラーとファンが1つずつ付いた製品である。
 画像で見たときはその大きさを実感できなかったのだが、いざ届いた箱を見ると…意外と大きかった。
 ウチのPCはVGAの排気をよりダイナミックにするため、ケースの側面から背面にかけて排気するファンとそのガードが取り付けられている。
 そのため、こうした鎌ステイのような追加のファンを取り付けようとすると、それらと干渉する可能性がある。
 その危惧があったのはわかっていたのだが、鎌ステイを見たとき、私の熱問題を一挙に解決するのはこの鎌ステイ以外にありえないと思った。
 そして実際に取り付けようとしてみたら…やはり干渉してしまった orz
 狙いは間違っていなかったのだが、想像以上に鎌ステイが大きかったのが敗因である。

 これは鎌ステイ公式サイトに掲載されている画像だが、まさにこのスタイルを狙っていたのである。
 だが、ウチはこのスタイルにさらに排気ファンが取り付くため、鎌ステイに取り付けられたファンがそれと干渉してしまうのである。
 これは困った。


 いろいろ試行錯誤してみた。
 既存のVGA排気ファンを外してしまい、鎌ステイにすべての排熱を任せてしまうという事も考えた。
 だが、どれも中途半端で、決定的に冷える構成は難しいという結論に至った。
 鎌ステイが悪いわけではなく、単に私の下調べが悪かっただけなのだが、実に勿体無い話である。
 で、結局どうしたかというと、昔買ったPCIスロットに取り付く排気ブローファンを一つ追加しただけ。
 このブローファン、実にすごい吸引力で、これは空気の流れが変わると確信が持てる逸品なのだが、弱点は音がうるさいという事。
 回転数を制御するファンコントローラーがついているわけでもなく、ただ純粋に排気するだけのブローファンなのだが、安物ゆえの問題でノイズがすごい事に。
 結局取り付けたはいいが、今は電源を通さず、止めてしまった。要するに今はただの飾りである。
 今回はもう一つの実験を行った。
 今まで側面パネルの穴をずっとふさいできたのだが、今回はその穴を開放してみた。
 ビデオカードにもブローファンがついているため、周辺の空気を吸い上げている事は間違いない。
 であれば、側面パネルが穴のあいた状態であれば、ビデオカードのブローファンで側面の空気を吸入できるのではないか? と考えたのである。
 で、やってみた結論から言うと…なんと吸気しているのである。
 ティッシュを近づけてみると、間違いなく空気が流入していた。
 と言うわけで、今回はこれで様子見という事にした。
 とりあえず、側面パネルに取り付けるファンガードが邪魔をしている。
 見てみると、取り付いていた部品も一部分が6ピン電源コードに干渉しているだけでファンの本体は問題なさそうな事も確認した。
 あとはファンカードでなく、直接ファンが取り付けられるステーを作ればそのまま吸気ファンがつけられるかもしれない…そう、なければ作ればいいんだという、自作原点の発想で考える事にした。
 こういう時、モノづくりをしている会社に勤めている利点が生きてくる。
 もちろん、私が加工機を使えるわけではないが、図面さえなんとかできれば、作れる人にお願いすればなんとかなるかもしれない。
 …図面作れるかどうかが問題だが orz
 何はともあれ、まずどんなものが必要かをまとめ、こんな感じのものがあればなんとかなるという図解を書いてみようと思っている。
 冷却の道はまだまだ遠い。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. captainalice より:

    うちも似たようなものですねえ。
    VGAはファンレスなのですが、PCIカード固定用のネジ穴で固定するステーを買ってきてでかい静音ファンをとりつけております。
    うちは元からファンレスのミドルレンジクラスですけど、ハイエンドカードの冷却は大変そうですね。
    GPUのイノベーションはいつになることやらw

  2. 武上 より:

    空冷は排気を重視した方がいい。
    昔、何かでそう読んだ記憶があります。
    吸気しても、内部の空気が上手く排気されないと、吸気した空気が上手く内部を循環しないそうです。
    部屋の換気と同じですな。
    空気は抜けをよくすれば吸気しやすくなるので、まずは排気から…と今のPCは構成しました。
    なので私の場合は今は吸気に多少力を入れるべきなのかもしれません。
    少なくとも…水冷にしたくないなぁと思ってます。
    最近、あんまり聞かなくなってるし。

  3. うめー より:

    PC本体にファンを取り付けるのは楽しいです
    去年はジャンクPCケース買ってきて120mmファンを取り付けて
    遊んでました。
    本来取り付かないサイズのファンをPCケースを切り抜いて
    付ける作業は楽しかったですよ。
    エアフローを考えるのも超楽しい。
    実機のエアフローを見る為に線香の煙を使うのだけれど
    最近の線香は煙が途中で消えてしまって困りものでした
    煙の多い線香って最近少ないんですね。。。

  4. 武上 より:

    たしか色つきの煙を出す線香とかあったかも。
    そういうのは、空気の流れを見る為の線香なので、煙が消えにくいものだったと思います。
    …値段は知りませんが(爆)
    ステーとか自作できるといいなぁと最近は特に思います。
    それができないから、側面ファンに困ってるわけだし。
    クラフト系、あんま強くないのが問題だなぁ、私は。

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