ウチの会社周辺ではiPhoneの使用がかなり厳しい。
自宅では使えるが、会社があまりにも山奥であるため、ソフトバンクの圏内に入らない。
なので、私のケータイは未だDocomoな訳であり、Docomoが好きだからDocomoを使い続けているわけではない。前に、私の昔の知人が「なぜ君ほど新しいモノ好きがiPhoneを使わないのか?」と聞かれたことがあるが、つまりはこういうワケである。
私だってできるならiPhoneを使っていろいろなアプリを手元で使ってみたいし、セカイカメラを使ってみたいと思っている(現在、セカイカメラはWi-Fi問題で利用できない様子。まだ修正版は出てない?)。
しかし、現実問題として利用できないケータイを持っていても意味がない。
それが私がiPhoneを使いたくても使えない最大の理由だ。
そして今度発売されるiPadにしても、ケータイのような3G回線に関して、ソフトバンクがその主権を持つのなら同じ理由で使えない。
新しいモノ好きには厳しい現実である。
そんな私の問題をオールクリアできるようになるかもしれない話が浮上してきた。
ソフトバンクモバイルが3月28日に携帯電話のエリア改善に関する施策を発表したのだが、その中で電波の届かないエリアの情報をユーザーから受け付けるTwitterアカウントを設けることをアナウンスしたばかりか、自宅や店舗・企業向けにフェムトセル(小型基地局)を無償提供する計画も発表されたのである。
Twitterの話はまぁいいとして、フェムトセルの話は効果は絶大だと言える。
実際、フェムトセルを設置するにはブロードバンド回線が必要となるが、回線のない家や店舗に対しては、フェムト専用ADSLを無償で提供するという話もあり、その敷居はぐっと引き下がる事になる。
私の周辺環境でいうならば、会社にはすでに光回線が入っているため、会社側が導入してもいいと言えば、そこでソフトバンクモバイルの回線が出来上がることになる。
要するに、これでiPhoneは難なく使えるわけであり、これから先、iPadも含めて利用できる光明となる。
ま、あくまでも会社側が導入すれば、の話ではあるが、無料でフェムトセルを貸し出すというそのアイディアは、ソフトバンクらしい考え方と言えよう。
ちなみに、今回の発表では無線LANアクセスポイントの設置を検討している店舗や企業に、無線LANルーターを無償提供することも発表された。こっちも5月10日から受付を開始し、同じくブロードバンド回線がない事業者に対しては専用のADSLを無償提供するとしている。
ソフトバンクがようやく重い腰を上げた…そんな感じがするわけだが、これもiPadをライセンス獲得の手段なのだろうか?
って、そもそもiPadのそういうライセンス関係ってどうなってるんだろうか?
知ってる人、おしえてーな。
SIMロック解除に対する動きだったんですかね…
返信
真偽は定かじゃないけど、そうかもしれない。
iPhoneやiPod touchの通信量で、3G通信回線は今のままだと間違いなく破綻する事になるといわれている。
もちろん、それは会話通信が主体の場合だけど、任天堂が次世代DSに採用するといわれている、3G回線をデータのみで利用するという手法が、これから先いろんな通信会社で採用してくる可能性がある。このデータのみの通信だと、3G回線がパンクせずに済む場合があり、それを見越してソフトバンクが動いた可能性もある。
どちらにしても、今は回線利用の変革期にあるのは間違いないと思う。
返信