痛車という言葉が普通に使われ始めたのはいつごろからだろうか?
当初はものすごく珍しい存在で、しかも車に塗装する訳だからかなり高額な「お遊び」だった訳だが、時代は大きく変わり、その手法も塗装ではなくカッティングシートによるデコレーションへと変化し、いつの間にか世間の認知度も「珍しい」から「またか」に変わってしまったという、ホントに日本はコレでいいのか? と思えるような境遇になってしまった。
痛車を制作する業者も、商売として登場したりしているし、それを斡旋する業者まで現れ始め、イベントには痛車というフレーズもあるような始末。
需要があって供給があるという意味では、それもアリだなとは思うのだが、今度はその依頼主がなんと車の正規ディーラーだというから、世の中変わったなと。
この車はネッツトヨタ高崎が尾林ファクトリーという車のカスタマイズなどを請け負う業者に依頼して制作されたもの。
情報元はASCII.jp×ゲーム・ホビー。
ASCIIのリンク先には、製作途中の画像も掲載され、車の外装に御坂美琴が展開される様子が事細かく説明されている。
この痛車は当然の事ながらネッツトヨタ高崎公認であり、ナンバープレートにはその事も記載されている。
そのプレートによると、この痛車の正式名称は“御坂美琴bB”というらしい。
ルーフにも御坂美琴が描かれており、どうも後半OPに出てくる美琴の模様。
左側面は、決まりポーズのレールガン発射。
まぁ…どこからどうみても痛車そのものである。
5月16日には筑波サーキットで行われる「走ってなんぼ!? 2010」にてお披露目となり、その後ネッツトヨタ高崎にて展示となる。
筑波サーキットに近い人はイベントで、高崎に近い人はネッツトヨタ高崎で見ることができるだろう。
…これで行列とかは流石にできないとは思うが…高崎駅大混乱とか起きたら爆笑モノである。
しかし…この痛車はどこまでいくのやら…
日本ってホントに平和な国だな。
表現の自由と言えば聞こえは良いですが、私達の年代にはなかなか受け入れ難いものがありますね。
でも、認知度がある程度高くなるとネットを通じて爆発的に広まる現代では、最早常識そのものが書き替えられて行くのでは、と感じる事があります。
それが余りに速くてついて行けないのかも。
…痛車については、ついて行かない方が良いかもしれませんがw
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まぁ、お祭り騒ぎで使用する車と考えれば、別にそれでもいいんですけどね。
ただ、本家ディーラーが委託して作ってしまうというところに違和感があるわけで…
なんか世界から見て、日本という国が夢のような国になってるんじゃないかなと思ったりする。
普通にコスプレして歩くことができる(しかも常時)アキバという街があり、その街では派手な痛車が走り、メイドさんが不特定多数のご主人様を出迎える…
書いてて恐ろしい国だとしか思えん(爆)
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