日本で発売されるiPad、結局SIMロックがかかった状態で発売されるため、通信キャリアはソフトバンクのみという事が確定となった。
Docomoなどは、SIMロックフリー版の発売を想定してmicro SIMカードの提供も視野に入れていたが、結局それは実現する事はなかった。
私的に非常に残念であり、これで魅力も半減したなと思ったり。
ソフトバンク回線の場合、都会に住んでいる人は問題はないかもしれないが、ちょっと地方に住んでいる人だと一気に使用できる範囲が限定されてしまう。
私の場合も自宅では使用できるが、結局会社では圏外となってしまうため、ソフトバンク回線であれば使い道があまりない。
結局、今までiPhoneを使っていた人が移行したり、iPhoneに乗らなかった人が移行したり…そんなシーンになるのではないかと思う。
ただ、Appleのスティーブ・ジョブズCEOは年内にいくつかの商品を展開する事を言っている。
それらも今の時代を考えればネットワークに繋がるだろう事は分かる。その時、再びソフトバンクの回線が必須だとしたならば、それら新製品も私にとって魅力的とは言えないものになる。
時期的にみて、そろそろフリーになるものはフリーにしてしまうようにしないと、魅力的なハードが結局売れなかった…なんて事が起きるかもしれない。
いつも柔軟な発想をするAppleらしからぬ結論に、多少の残念感はあるものの、これを上回るデバイスが登場する事に期待したい。
2010/05/11 • 3 comments
SIMフリーになるか揺れてただけに残念ですね。
DOCOMOが関連製品発表してた気がするけど、影響あるんかな。
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docomoでだしてくれるなら、二番目の番号の機種変更考えていたんで残念ですわ。
年末にでも、フリー版が出る事を期待しましょ。
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SIMロックフリー版の日本発売は、多分日本市場におけるSIMロックフリー問題がある程度形が見えてきた段階で投入されると思います。
現時点で、日本のケータイキャリアはほとんどがSIMロックフリーに対して否定的であり、国が何とかフリーへと持っていこうと誘導している状態。
DocomoなどはiPhoneやiPadに関してSIMロックフリー版がでれば対応カードを販売するとしているものの、Docomoブランドのケータイに対してSIMロックフリーとする事については多分肯定的とは言い難いかもしれません。
まぁ、このあたりは状況の変化で刻々と変わっていくとは思いますが、日本のケータイは最も進んでいるにも関わらず最も鎖国的でもあり、そういう風に進んできたのはハードウェアに頼った仕様にあると言われています。iPhoneとか、ハード的には大したものではなく、ほとんどその機能を際立たせているのがソフト面であるので、そもそも考え方が違っていて、そこから進化した結果が今、という事です。
日本はその思想から変えていかないと、なかなかSIMロックフリーへと進めないというのが実情かもしれません。
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