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ニンテンドー3DSを触ってみた

 昨日のBlogにも書いたが、知人が私宛にニンテンドー3DSを手配し、その本体が今日私の手元に届いた。
 頼まれている事を出来る環境になったのか? と思ったら、同封されていた紙に「評価ソフトが遅れているのでとりあえず本体だけ先にチェックよろ」と書かれていた。
 …ハードウェアなんてものはソフトがなきゃ意味がないだろうに!(爆)
 と思ったが、ないものは仕方がない。先に本体だけチェックしてみるかーといろいろ触ってみたら…前言撤回といわざるを得ない程、本体同梱ソフトが良く出来ていた。それは後述するとして…

 とりあえず前のDSiの時にも評価した音楽プレーヤーソフトから。
 この画像はまさしくその音楽プレーヤーを起動している所。上画面右横に緑色のランプが光っているが、ここには“3D”と書かれている。この3Dマークが出ている場合、そのソフトは3D表示に対応している事を意味する。
 つまり、この音楽プレーヤーは立体視対応プレーヤーだったりする。
 機能的には前のDSi(おそらくLLも同じハズ)の音楽プレーヤーとまったく同じ。なのでいろんな事が出来る。
 ピッチを変えずに音程を変えてみたり、ラジオ風にしてみたりカラオケにしてみたり、音そのものをいろいろ加工出来る機能も継承されているし、上画面のアナライザもいろいろなものに変えられる。そして上画面はそのすべてが立体視に対応している。見ていて面白いものから、時計という実用性あるもの(?)までいろいろそろっている。

 このソフトはDSiの頃からある意味完成されていたところがあり、ゲーム機で使うプレーヤーとしての機能としてはこれで必要十分だと思うし、加工して遊べるという意味でも及第点以上だと思う。
 DSiのものと全く同じなので、比較する必要も無いのだが、ハードを織り交ぜて話をすると、本体内蔵スピーカーは若干DSiの方が良いような気がする(個人的主観。ほとんどの場合3DSの方が良いという声が多い)。
 もっとも、DSiは音を最大ボリュームにすると筐体泣き(振動する)が起きるが、3DSはそういう事もなく、全体的に高温よりの音が無難に出るといった感じ。
 録音して音分析したワケではないので明確には言えないが、私の耳で聞いた限りではDSiの方が音の出方が素直なように思える。おそらくそれは筐体に開けられている穴の数による影響かもしれない。
 DSiはスピーカー1つに対し筐体に開けられている穴は1つで、3DSは5個開けられている。それが何を意味するのかにもよるが、DSiの音の方が抜けが良いように感じるのはそのせいかもしれない。
 ただ、音関係の半導体は3DSの方が進化したものが使われているだろうから、デジタル音声部分は3DSの方が優れているのではないかと思う。アナログになる部分、つまりスピーカーの問題ではないかと思う。
 実際、3DSにしか搭載されていない「サラウンド」というサウンド設定にすると、音の広がり方で全くDSiよりも良い音に聞こえてくる。
 また、内蔵スピーカーでなくヘッドホンで聴くと、両者の音はハッキリと違いがわかる。これこそ内蔵しているサウンドチップの違いが出るといっていい。
 DSiは高音こそハッキリ聞こえるが若干荒れ気味で、低音はかなり弱い。3DSの低音は沈み込みも深い感じで高音もハッキリしている感じがする…と言葉にしてもハッキリ違うくらい違う。もっとも、これは使うヘッドホンによっても聞こえ方が違うため、参考程度にしかならない。ちなみに私が使用したのはSONYのMDR-EX500SLというカナル型(Amazon.co.jpで現在5,540円。安くなったなぁ…)。ま、高級品とは言えないシロモノなので、ホントに参考にしかならないと思う。
 それと…音楽データはSDカードから読み込む。これはDSiと同じで、著作権情報が含まれているデータは再生できない。扱える拡張子はm4a、mp4、3gpのAACファイルとMP3ファイルで、ビットレートは16~320kbps、サンプリング周波数は32~48kHzに対応している。
 ちなみに私はDSiに使っていた4GBのSDカードを入れた(3DSには2GBのSDカードが同梱されている)が、そのまま音楽ファイルを認識した。フォルダ構造などはDSiと変わっていないと見える。
 ま、ここまで読んで戴いた時点でわかると思うが、詳しい本体レビューはPC系・ゲーム系サイトで語られ尽くしていると思うので、個人的主観でいろいろ書いていく。
 外装で気になったところは、その外観。
 ニンテンドー3DSはDSシリーズの中では最上位にくる製品である為か、その見た目の高級感志向は高い。もっとも、ホントに高級な部品を使っているワケではないので、あくまでもソレナリのものでしかないが、とにかく艶のある本体が特徴的。
 初代のPSPもそうだったが、とにかく光沢がある本体で指紋がかなり目立つ。3DSの上画面は液晶と液晶周りがフラットに出来ているのだが、その面も光沢面になっている。
 なので明るい場所だと映り込みが激しい。感覚的にはグレアタイプの液晶モニタに近い。
 これをよしとするか、は個人的主観になるだろうが、私はアリかな? と思った。ただ、映り込みが気になる人は液晶フィルムで対応した方がいいかもしれない。
 他に外観に気になる所はないが、裏面にMADE IN CHINAと書かれていた。コスト削減の為、国内生産はしていないのだろう。
 本体の設定をしていて気がついたのは、3DSはとうとうWi-FiにおいてWEPだけではなくなったという事。
 WEPは既に安全性がない、と言われているセキュリティであるため、当然このあたりは改善されている。
 ただ、DSソフトもエミュレーションで動作するため、DSソフトが通信する時の為に、3DS用のWi-Fi設定とDS用のWi-Fi設定の2種類が設定できるようになっている。
 私はWPA/WPA2-PSK(AES)で3DSを設定し、DSは…WEPしか選べないのでWEPで設定した。
 DSの頃から搭載されていたがAOSSによる自動設定などもあるため、無線LAN環境がある家庭ではそんなに設定に苦労する事はないと思う。私は全部手動設定したが(爆)
 あと、内蔵ソフトが最初からかなり入っている。
 中でも3DSを最も体感できるのがARゲームズで、専用のマーカーが書かれたカード(本体に同梱されている)を3DSの立体カメラで写し込み、そこからいろんなアクションを起こしたり起きたりするゲームで、これだけで結構遊べてしまう優れもの。内蔵センサーのジャイロも使って遊べるため、右を向けば画面も左側面に向かう(回り込むため左右逆になる)感じで、臨場感も感じられる。
 どんな感じのソフトかもっと詳しく説明すると…CMで箱の中を覗いたり矢を射ったりしてる…あれである。多分私が説明するよりわかりやすいだろう。
 それともう一つ、顔シューティングという、実にイロモノ的ソフトがある。これもジャイロを使うソフトで3DSらしいソフトと言える。
 これはプレイ前に1回だけ顔を撮影し、その顔をベースにいろんな敵が立ち向かってくるシューティングゲームである。1回だけ? と思うかもしれないが、この1回の撮影で得られたデータから、いろんな表情の顔データを生成し、それを敵として表示する。SDカードの容量に画像データをいろいろ保管していくようなので、ある程度の空き容量は必要だろうとは思うが、標準で2GBのSDカードがあるため問題はないだろうと思う。
 この顔シューティング、ゲームそのものは単一プレーヤーのゲームだが、これほどパーティに向いたゲームはないのではないかと思う。何しろ撮影した顔が敵となって向かってくるのである。いろんな顔データをあつめて、みんなで大笑いしながら遊ぶというのが、本来の遊び方ではないかと感じた。
 この2本のソフトはホントに良く出来ているため、今現在の3DSのソフトに魅力を感じないのであれば、ソフトを買わずに本体だけ先に買ってもこの2本で遊べてしまうぐらい良ソフトと言える。
 というか、このソフトを発売せずに内蔵にしたあたりは、任天堂の太っ腹さを感じずにはいられない。
 あと…昨日のBlogにも書いたが、3DSには「思い出きろく帳」というソフトがあり、この中に「ソフト図鑑」というものがある。これは今まで起動したソフトが記録されていき、何回起動したかなどのデータが蓄積されていく。
 このソフト図鑑にマジコンの起動が記録される仕組みで、データを消してもマジコンだけは消せない仕様になっているらしい。“らしい”というのは、私が試していないから。勇気ある人はぜひ試してもらいたい(爆)
 専用ソフトが内蔵ソフトしかないため、まだハッキリした事は言えないが、DSiからの買い換えは3DS用ソフトをしないなら不要だと感じた。DSのソフトをするだけならDSiでも変わらない。ただ、初代DSやDS Liteからなら買い換えはアリではないかと思う。
 というのは、初代DSやDS LiteとDSi以降では搭載しているCPUの処理能力(能力というより速度か)が違うため、その全体的な動作の軽快さは全く異なる。実際その処理速度の違いでDSiならワンランク上の事が出来るソフトもある(KORG DS-10 plus等)。
 まぁ、3DSを買ってしまえばDSのソフトだけを遊ぶなんて事はないだろうが、DS Liteからの乗り換えならDSソフトを遊ぶ上でも今まで以上のものになる事は間違いない。3DSそのものが気になる場合はもちろんの事、検討の余地はあるのではないかと思う。
 それと…今回の3DSには充電台が付いてくるが、この充電台は当然のことながら本体サイズぴったりに出来ているため、本体を保護するためのシリコンカバーやプロテクターをつけているとほとんどの場合で充電台が使用できない。だが、充電コネクタそのものはDSiの頃から何も変わっていないため、DSiのアダプターや本体同梱のアダプターをコネクタに直接挿すことも出来る。本体が綺麗なだけに、シリコンカバーなどを使いたい人も多いと思うが、充電台はそういうカバーとはトレードオフと思った方がいいかもしれない。
 ハードウェアとしては非常によく出来ている。外観の出来の良さだけで言えば、初代PSP並なのではないかと思う。ただ、初代PSPとはパーツレベルでは比較にならない為、絶対的な高級感ではPSPに劣る。
 任天堂はこの3DSを3D対応のものという位置づけを最前面に持ってきている。それはメニュー画面でもよくわかる。今回のメニューはすべて3D対応で作られているからだ。
 それほどまでに3Dに期待する意味もわからなくはないが、世間的には既にハードという部分ではNGPに軍配が上がっていると言わざるを得ない。だが、3DSはWiiと同じ結果にはならないように思える。
 Wiiは最初こそインターフェースでPS3とXbox360で先行したが、次第にその性能から人気も両者に負け込んできている。それはWiiで出来る事が両者にも出来る鎔になったからでもあり、ソフトウェアレベルでもはや優位性を保てなくなったからだ。PS3とXbox360はもともと表現力ではWiiを圧倒している。
 だが3DSは少なくとも立体視という見た目の違いがあり、それとジャイロを組み合わせた時のおもしろさは非常に存在感として大きいと言わざるを得ない。
 ただ立体視になるだけならNGPに負けるかもしれないが、立体視とジャイロを組み合わせた時の見た目のインパクトとおもしろさは、おそらくNGPには真似できない。
 ま、そこが両者の棲み分けであり、互いの存在意義の違いになるのではないかと思う。
 とりあえず私は評価用のソフトを待つ体制になった。
 おそらく…知人に言われている評価する事になるだろうソフトはスティールダイバーでないかと思う。
 まだ届いていないので何とも言えないが、私の周辺では3DSのキラータイトルとも言われてるものなので、あらゆるレビューを欲しがっているのではないかと、勝手に邪推している。
 まぁ、世間的にはキラータイトルは「ゼルダの伝説~時のオカリナ~3D」だと思うし、私もそうだと言われても違和感は感じないが、新鮮さではスティールダイバー一択であると思っている。
 とりあえず…何がくるかはわからないが、ソフト到着を待ちたい。
 最後に、もう一度音楽プレーヤーの事を補足。
 いつも自分が聞いている音楽を鳴らしてみて、いろいろ加工してみてもらいたい。
 これがどれだけ面白いものかは、やってみないとわからない。顔シューティングに勝るとも劣らないソフトではないかと私個人は思っている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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