根拠は薄いが可能性が見えてきた。
Sony製新型センサー
Sonyの公式サイトで新型のセンサーが3種類掲載された。
これによると、一つはAPS-C用の24MPセンサーで、残り二つはm4/3用の20MP、及び16MPセンサーとなっている。
現在のSony製センサーの普及などを考えると、このm4/3用センサー2種は、どう考えても業務パートナーのオリンパス機センサーとしか思えないワケだが、そうなるとこのセンサーが何に使われるのかが気になるところ。
順当に考えると、OM-Dシリーズのフラッグシップ機に搭載されるのではないか?となるわけで、時期的に考えても次期E-M1に搭載されるのではないか? となるわけである。
この予測が比較的出やすいのは、E-M5 Mark IIがつい先日発売になったためである。もし次期E-M1に搭載されないとするならば、PENシリーズのフラッグシップに搭載される可能性があるが、PENシリーズとOM-Dシリーズの今までの流れを考えるならば、20MPセンサーはやはりオリンパス全体のフラッグシップ機に搭載するだろうから、可能性として一番高いのはやはり次期E-M1ではないかと考えられるだろう。決して当てずっぽうでの予測ではない理由がココにある。
問題なのは、今回2種類ラインナップされたm4/3用センサーの内、16MPのセンサーがどういった特徴を持ったセンサーなのか? という事である。
16MPセンサーの特徴
掲載された16MPセンサーは、1ピクセルあたり面積が当然20MPセンサーより大きなものになる。これはセンサー自体の大きさが共に同じだからだが、1ピクセルあたりの面積が大きいとなると得られる光量は当然16MPセンサーという事になる。
それを前提として考えると、今回掲載された16MPセンサーは、待ちに待った高感度センサーである可能性があり、そう考えると今後のオリンパス機のラインナップに変化をもたらす可能性もある。
例えば、20MPセンサーを前述のように次期E-M1に搭載し、高感度の16MPセンサーを次期E-M10に搭載するとなると、オリンパスのOM-DシリーズではE-M1系が高解像度型、E-M10系が高感度型となり、E-M5系だけがE-M1と機能的にぶつかる事になる。
どこにどれだけの価値を見出すかにもよるが、センサーの機能によって製品の棲み分けをするならば、今のタイミングは先日E-M5 Mark IIが発売されたばっかりに難しい話になりそうである。
どちらにしても新型センサーの話が出てきたことで、次期フラッグシップ含めた新型機の片鱗が見えてきそうである。
ソニー製のセンサーを搭載するのはほぼ確定でしょうから、今回発表されたセンサーの詳細が気になりますね。
16MPのが高感度に強いセンサーなら、m4/3の弱点の一つを克服できるんですが。
あと、20MPセンサーのピッチに対応出来る解像度のレンズがどれだけあるかも気になりますね。
PROレンズは大丈夫だと思うけど、キットレンズのズームとかじゃ解像度不足になりそうな予感。
高感度耐性も含めてその辺が気になりますね。
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私の朧げながらの記憶ですが、そもそもフォーサーズもマイクロフォーサーズも同じ素子サイズで、そのレンズ設計においては「2000万画素超に対応できる」というのがズイコーデジタルレンズの特性としていたと思います。たしかズイコーデジタルレンズのWikiに書いてあったような…。
なので極端な解像度不足という状況にはならないのではないかと思います。
というか、今のNikon 1はその解像度が1800万画素以上になっていて、それでも1 NIKKORレンズで対応できています。
m4/3でそれが出来ない…とはちょっと考えにくいと思いますよw
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