Monthly Archive: 12月 2015

FF7という名作

ハッキリ言って、私はまだ未プレイだったりするのだが…。

まったく別モノ

FF7がPS4でリメイクされるという話は話としては結構前からあるのだが、つい先日「PlayStation Experience 2015」にて正式にFINAL FANTASY VII REMAKEとして発表された。
その時に公開された映像だが…

ハッキリいって全く別モノと言っても良い出来映えだった。
実の所、私はPlayStation時代のFF7は未プレイだったりする。
FFは6をスーパーファミコンでプレイした後、ほとんどプレイする事なく、PCによるMMORPGであるFF11を少しプレイして、その余りにも広い世界に付いていけず、結果、FFは今のMMORPGであるFF14までプレイしていない。
だからちょうど7~10、12、13と未プレイで14を現在プレイ中と、実に飛び飛びでしかプレイしていない。
こんな私だが、FF7が従来の1~6までのFFと大きく異なる作品である事ぐらいは知っている。
中世ヨーロッパのような世界観に魔法を組み合わせていた従来のFFシリーズと異なり、どちらかというと近未来のサイバーパンクっぽい作品…という言葉が正しい表現かはどうかはわからないが、とにかくメカという要素が強く入り込んだ作品がFF7であり、そうした世界観が従来と異なる事から、ユーザーに広く受け入れられた作品であった。
また、今まで2D表現だったところに3Dという表現が加わった最初の作品でもあったワケで、それでも従来のファン層とは異なるファンを獲得した作品と言えるかも知れない。
そんなFF7がリメイクされ、出来上がってきたゲーム画面は、FF7発売後に登場したリアルCGアニメ「アドベントチルドレン」ばりの映像でバリバリ動く作品となっていた。
まぁ、予想はしていたが、実際に動いているところをみると、期待せずにはいられない。これがPS4クォリティである。

旧作を知っておく必要があるのか?

まぁ、そんなわけで、個人的にはリメイクされるFF7には期待するところが大きいのだが、巷でも同じような反応をしている人たちがいて(とくにニコ動で生主やってる人とか…)、そういう人達の中に旧作をプレイした事がない、という全く私と同じような境遇の人達がいたりするワケである。
そうした人達の話で、毎回のように出てくる話が「旧作はプレイしておいた方がいいのか?」という事である。
リメイクされるんだからプレイしておかなくてもいいじゃない、という人もいれば、旧作を知っている事でリメイク版がどう変わったか、つまり旧作にあってリメイクで増えた事がなんなのか、その逆に旧作からなくなったものがなんなのか? という事がわかるから、やっぱり旧作はプレイした方がいいかも…と言う人もいる。
どっちの意見も間違っていないし、正しい話なのではあるが、ようするに旧作をプレイするかしないかで、リメイク版の楽しみ方が変わるという事でもあり、実に迷いそうな選択肢である。
私はどちらにしようか…と迷っているのだが、ココにきてさらに迷わせる情報が。
PlayStation Storeにおいて期間限定でFF7が約33%引きの1,200円で販売されるというのである(というか既に販売されている)。
販売期間は2015年12月6日~13日で、その期間に購入すると「FINAL FANTASY VII – ミッドガル カスタムテーマ」が付いてくる。
まぁ…驚く程低価格という程ではないが、お得といえばお得な話。
さて、どうしたものか…。

とりあえず、リメイク版は既に別モノへと進化しているようである。
プレイした事のある人でも違った楽しみ方ができそうだし、未プレイだった人は名作と呼ばれる物語をハイクォリティ画質で楽しむ事ができる。
どっちにしても、喜ばしい事である。

スタッドレスタイヤへ

そろそろそういう時期になったという事で。

冬支度

本当は先週やってもよかったのだが、都合が付かなくて結局本日Nboxのタイヤをスタッドレスタイヤに交換した。
東京などではこういう事を必要としないかもしれないが、私が住む地域ではスタッドレスタイヤに履き替える人が圧倒的に多い。
まぁ…私自身はオールシーズンタイヤにするという選択肢もあったワケで、従来はそうやってタイヤ交換をしないという方向で過ごしてきたのだが、今から3年前からスタッドレスタイヤに履き替えるようになった。
まぁ…ホントはこんな履き替えとか面倒なのでオールシーズンタイヤの方がいいんだが…3年前の大雪を考えると、スタッドレスタイヤにしておく方が安全という事で、今や保険的な意味合いになっている。
このスタッドレスタイヤの履き替えだが、私の周辺では業者にタイヤ交換を頼むという人も多くて、このシーズンになるとカー用品店とかガソリンスタンドとかカーディーラーはタイヤ交換の仕事が増えるようである。
だが、当然だが私は自分でやる。…まぁ、誰かに頼んでしまえば楽だとは思うが、タイヤ交換を自分でやる事で、タイヤの残り溝とかいろいろ見る事ができるので、今後のタイヤ購入計画とかいろいろ考える訳である。全然減ってねーよwwwで、交換してみたが…
結論、私のスタッドレスタイヤは多分溝がなくなるよりゴムの劣化が先に来る(爆)

スタッドレスタイヤの特性

私が使用しているスタッドレスタイヤはYOKOHAMAのアイスガード5というタイヤである。特性としては、雪とアイスバーンの双方に効くというもので、私の住む地域の特性に合わせてこのスタッドレスタイヤを選んだ。
タイヤ販売店などに行くと、やはり販売力の強いBRIDGESTONEのスタッドレスタイヤを進められがちだが、私は特性を考えてあえてYOKOHAMAを選んだ。なので、買う時には結構予算がかかったりもしたのだが、どうせ買うなら地域にあった特性のものを買いたいワケである。
雪の方が多い地域に住んでいる人が雪よりもアイスバーンに強いスタッドレスを履いたって、余り意味がない。逆も然りである。
なので、スタッドレスタイヤは、まず自分の地域が雪が多い地域なのか、それとも雪はそんなに積もらずアイスバーンになる地域なのか、という事を理解した上で、その特性に合わせたスタッドレスタイヤを選ぶと失敗がない。単純に価格だけとか店員のお薦めだからという基準で買うと、店舗の在庫処分に協力するだけで終わるケースもあり得るのである。
ま、ここまで真剣に考えなくても、今の時代、各社の性能差は随分と小さくなっているので、何を買ってもちゃんと路面に追従してくれるとは思うが、最適かどうかはまた別の話、という事である。
と言うわけで、スタッドレスタイヤを買う時は、ネットでいろんな人のレビューとか記事を参考に、どのタイヤが何に最適か? ぐらいの情報は仕入れた方がいいだろう。

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なぜPS Store DL版がないのか?

ニコニコ動画などで今話題のSTEINS;GATEだが、DL版がない不思議。

別に不思議でもないか…

不思議と言いつつ、見出しでそうでもない、なんて書いている時点で、随分と私も支離滅裂な事を言っているな、とは思うが、PS4ソフトの扱いで時々疑問に思うことが多々ある。
それは、パッケージ版ソフトは予約開始とか随分と早い段階で販売を示唆しているのに、PS ストアのDL版は全く予約とかが開始されないケースがある、という事である。
もちろん、これは流通の関係だったり、販売元の意向などがあるから、そうした事が理由だ、と言われてしまえばそれ以上何も言えなくなるわけだが、人気作になると思しきものに限って、パッケージしか発売しないみたいな事があって、私としては非常に困る自体である。
以前、このBlogにも書いたが、今回発売される「STEINS;GATE 0」はPS4、PS3、PS VITAとマルチプラットフォームで発売されるタイトルだが、これら3機種版の初回特典がすべて“PS4版初代STEINS;GATE DL版のDLコード”だという。
そしてこのPS4版初代STEINS;GATEは、正式発売しないという方向性を示しているため、今回のSTEINS;GATE 0の初回版を買い逃すと、二度と手に入らない、という事になる。
元々、気にはなっていたタイトルだが、今までSTEINS;GATEをプレイしていない私からすると、実に気になる話であり、PS StoreでのDL版が発売されるのならばぜひ買おうと思っていた矢先、いくらPS Storeを探してもタイトルが出てこないという事実を知った。
要するに、取扱がないのである。
販売元からすると、販売店の事を考慮しDL版の発売を見送ったか、或いは発売後にほとぼりが冷めてからDL版を出すのか、そこら辺は解らないが、少なくとも発売に先駆けての予約はないし、今後も全くわからない未定状態。
この時点で、パッケージ版を買わないと決めている私は、購入を諦めるか、最初のポリシーを捨ててパッケージ版を購入するかの二択を迫られる事になる。

FF零式 HD版でも…

そういえば、たしかFF零式 HD版の時もたしか当初は店頭向けパッケージ版しか発売されていなかったという事があったような気がする。
どうしてDL版が当初から存在しないのか? という事に関しては、もう予測しかできないが、販売店を擁護している、とか販売店の意向を尊重しているとか、そういう言い方しかできない。
DL版はもともとパッケージが必要ないという製造上の利点もあり、またメーカーとしてはPS Storeのプラットフォームを使うという所にある程度のライセンス量みたいな課金が発生するかもしれないが、それを踏まえても利点の多い販売形態になる。しかし、だからといって販売店を蔑ろにできるか? というとそういう事もなく、ましてメーカーのグループ企業が販売チャネルを持っていたりすると、そこを切る事ができないなどの理由もあって、ある程度販売店を優遇しないとマズイ傾向があったりする。
なので従来は販売店でパッケージ版を購入するとプライズなどのグッズが貰える等のプレミアム感を出して対抗していたが、最近の特典プライズが“ゲーム内DLC”とかだと、DL版でも特典に出来てしまったりして、販売店で購入するメリットが一部薄くなったりとバランスが難しい状況にあったりする。
私が業界人だったときもそうだったが、アキバの販売店などは販売店自体が特典を作っているケースがあり、販売元からすると、その特典を制作する分の制作費をディスカウントする事を余儀なくされる。
要するに、仕入値を安くしろ、という事である。
バッケージ分の製造費を加算してさらに仕入値まで下げる…販売元からすると、それが昔からの(アキバ系販売店への)売り方だからそんなものか…と考えがちだが、ここにDL販売という製造費がかからず、それでいて収益が望みやすい販売形態が出てきたわけだから、本音としてはそちらで売りたい、というのもあるハズである。
だが、実際にはプレミアム感を出した売り方もしたいわけで、どうあっても販売店側を切る事はできない。まぁ、実際には“いろんなしがらみがあるために販売店を切れない”という理由もあるのだが、現状では販売元と販売店、そしてDL販売プラットフォームの三つ巴の思惑が交錯しているワケである。

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ver0.5.1.3

World of Warships、私の進みが遅ともシステムはアップされていく…。

バージョンが上がると…

World of Warships(以下WoWs)のバージョンもいよいよ0.5.1.2から0.5.1.3へアップした。
…って、まだ1.0未満だったのかよ(爆)
普通、サービス開始したら1.0からじゃないの? と思っていたのだが、どうやらそうじゃないらしい。というわけで、数字で見れば実に小さなバージョンアップという事になるのだが、実際、そのアップデートの中身に関しても私にはあまり関係のある内容ではないのが本当の所である。

WoWs パッチノート
http://j.mp/1PBWcB1

これなら別にバージョンアップしても何ら影響ないな、と思ってプレイを開始すると、それはそれで違和感を感じる。
何故か?
それは入れていたMODが未対応になってしまっているからだ。
特に私はMODで大日本帝国艦艇の旗を日章旗から旭日旗に表示を変えるようにしていたため、それが真っ先に目立つのである。
画面に表示される日章旗を見る度に感じる違和感…やはり帝国海軍の艦艇は旭日旗でなければダメだ…そう思い、新しいバージョンに対応したMODを探すと、私が入れていたMODに関しては新バージョンが公開されていた。

ASLAIN
http://j.mp/1Hg7QP9

どうも急造したものなのか、ページそのものは0.5.1.2のところなのだが、確かにバージョン表記は0.5.1.3に変えられている。
とりあえず、コレを入れておけば問題はなさそうである。

いざMODアップ

とりあえず、アップされていた0.5.1.3のMODをダウンロードし、インストールを開始する。
このMODはインストーラーそのものは日本語化できるため、インストール時の言語を日本語に設定すれば問題ない。
インストールの項目の中に「Clean install」という項目があるので、それを選ぶと前バージョンを確実に消して現バージョンをインストールできる。MODは比較的あらゆる所にデータが分散してしまいがちだが、同じ所から出されていてちゃんとインストーラーで管理されているMODだと、このように散らかしがない状態にできるのは有り難い。
インストールを進めていくと、MODの中で何の機能をインストールするかを訊いてくる。というのも、このMODは複数の機能をパック化したものであるから、その複数の機能から入れたいものだけを選ぶ事ができるのである。
この選択画面は英語なので、ちょっとわかりにくいかも知れないが、インストールを進めていく最初の所でプレビューできるウィンドウを表示するかどうするかを最初に選べるため、それを選んでおけばMODの各機能に用意されたスクリーンショットが表示できるため、それでインストールするMODを決めていく。
と、ここである事に気がついた。
私が一番入れたいと思っているMODがリストにないのである。
そう、旭日旗MODがないのだ。

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VAIO Duo 13 in Windows10

いよいよWindows8インストールモデルも対応したので入れてみた。

信用できるのか?

Windows10、世間では随分と移行している人が多いような記事を見かけるが、実際どうなんだろうか?
正直、Windows7と比較したとき、私は画面の見た目とか含めてもWindows7の方が実は好みだったりするのだが、それでも全ての動作が軽くなっているという話もあるし、世間の流れというのもあるし、結局はその動きに逆らえないかな、と。
なので、SonyがいよいよWindows8プリインストールモデルのWindows10移行を案内していたので、VAIO Duo 13をWindows10へとアップデートする事にした。

まず最初に、リカバリーメディアを作った方が良い、とだけ言っておく。
実は私は作らなかったのである。
だが、いつ何時何があるか解らないのがMicrosoftとSonyである。…両方ともかよ(爆)
なので、こうしたシステム全体の事に触れる改変の時には、ぜひリカバリーメディアを作る事をお薦めする。
リカバリーメディアそのものの作成は、多分1時間ほどかかる。あらかじめ取っておいた方が、スムーズにWindows10アップデート作業が進むことになるだろう。
それともう一つ、Windows8.1のアップデートは最後まで当てておく事。これも必須と思った方がいい。
ココまでやっておけば、いよいよWindows10のアッブデートへの道を進むだけである。

Windows Updateから

Windows10 Updateの予約をしている人であれば既にWindows10へのアップデートモジュールがVAIO Duo 13内にダウンロードされているハズである。
だが、実はこの予約をしていない人であっても、実は既にアップデートモジュールはダウンロードされていて、特定のフォルダに格納されている。
だから、今回の私の様に突然Windows10へアップデートしようとか考えたとしても、実はWindows10へのアップデートはダウンロードから始まるという事はない。
あとはシステムからWindows Updateを実行するだけである。

実行すると、システムはもう喜び勇んでWindows10へのアップデートを開始する。
何せ、モジュールが既にダウンロード済みだから、仕事が早い早い(爆)
おそらく、1時間もかからない内にWindows10へのアップデートは完了してしまった。随分熟れてきたなぁ…今回、私としてははじめてクリーンインストールではない形でOSをアップグレードしてみたが、何の設定もしなくていいというのはラクチンである。
とりあえずWindows10へのアップグレード(アップデートと言っているが、この時点ではアップグレードだと思う)を終わらせた後は、Windows Updateを当てて最新状態にする。コレ、常識。
で、次にSony謹製のVAIO Updateを行い、VAIO特有のプログラムを追加で入れる。メーカー製のパソコンではこういう操作が必要なメーカーがいくつかある。それも実行した方がいい。
ここまで出来て、ホントの意味でWindows10への移行完了である。

VAIO Duo 13において、Windows10へとアップデートすると、いくつかの問題が出るという話ではあったのだが、果たしてそれらはどうなったのか?

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GeForce GTX 960 Tiという存在

この話がもっと早く出てきていれば…

GeForce GTX 970を選んだワケ

NVIDIAがGeForceの900シリーズを発売して結構な時間が経っている。
シングルとして980 Tiを頂点に980、970、960、950と続いているワケだが、このナンバーシリーズで性能が段違いに違うのは、970と960である。
というのも当たり前の話で、この二つのGPUは元となるコアが異なっている。
GM204を使用する970に対しGM206を使用する960は、CUDAコア数も当然異なるが、メモリ帯域も256bitと128bitと大きく異なる。
ゲームの上では960でもかなりの動作が期待出来る…と言われてはいるものの、実際に4Kモニターという高解像度領域を視野に入れたとき、残念だが960は力不足を否めない。何しろ970でも「行けなくもないけどしんどいかな?」なんて思う事があるのだから、960では力不足を感じてもそれは当然の結果である。
実際、私が970を導入した最大の理由は、この960ではパワー不足かも…と感じたからである。
当初は予算的にも960という選択肢で進むつもりだったのだが、その性能からどうしても960を選択する結論に行き着かなかった。
この970と960の間の性能差は、私にとって超えることのできない溝だったワケである。

当初、NVIDIAから発売されるGPUの性能において、960の性能はここまで970と差のあるものではなかったと言われている。
ところが960のGPUにGM206を採用する事が決まった段階で、どうしても今の性能差になってしまう事か見えた際、NVIDIAは960 Tiという製品の投入を検討していたという話がある。Tiが付く型番は、NVIDIAの伝統としてそのナンバリングの上位モデルという位置付けで、960 Tiは960より性能が上で、970の直下に来る性能という立ち位置になる。
こういう性能の谷に入り込む製品として、960 Tiが計画されたとしても、理解できるぐらい、970と960の差があった、という事でもある。
ところが、この960 Tiの話はいつの間にかフェードアウトしていた。
出てくるだろうと思っていたが、結果として出てこなかったため、私は970を選ばざるを得なくなったのである。

ライバル不在だった

何故960 Tiが登場しなかったのか?
その理由が、どうも「ライバル不在の製品帯域だった」と言われている。
は? と言いたくなる人もいるだろう。
商売で考えるなら、ライバル不在の領域というのは売る条件としては最高に良いはずである。
ところがNVIDIAはライバル不在が理由でその製品の発売を見送ったというのである。
何故なのか?
この理由は実は簡単な話で、半導体の製品を作るという事のコストが莫大なものだからである。
ライバルがその性能領域に製品群を持っていたならば、その独占を防ぐ為に製品は投入するが、たまたまその領域にライバルが不在だった…しかもその上位と下位は自分達の製品が存在する、という状況であるから、あえてコストをかけて製品を出す必要がない、と考えたと思われる。
そう言われれば、納得できない話ではないのだが、それ故に性能・価格に大きな差のあるラインナップの谷を作った事は、消費者側からすると残念極まりない話である。

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オフィス製紙機

6年前にトイレットペーパーにする装置があったと思うが…。

より完全な再生へ

セイコーエプソンが、オフィスで不要になった紙をオフィス内で再生させるオフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」という装置を2016年に製品化するという発表を行った。
発表された装置の大きさから言って、少なくとも現時点では家庭用装置ではないのだが、廃棄するコピー紙からコピー紙を再生するという、エコシステムを実現する装置である。
たしか2009年ごろに、シュレッダーを開発している企業がシュレッダーゴミを再生してトイレットペーパーを製造する「ホワイトゴート」という装置を開発した、という話がテレビなどでも紹介された事があるが、今回のエプソンのPaperLabはシュレッダーゴミではなく、使用済みのコピー紙を投入すると、約3分で新たな紙が再生されてくるという、ある意味完全再生の装置になる。コレ、事務所にあるといいなぁ…再生という意味では、これに勝るものはないのではないかと思うほど、普通に再生する紙を排出するという、理想的なリサイクルマシンである。

基本原理は同じように思えるが…

PaperLabの原理は、再生したい紙を一度紙繊維レベルまで分解し、紙を再構成するというもの。もちろんそんな単純なものではなく、エプソンの特許技術に基づいて完全に繊維状態にしてそこから再生紙を作ってしまう。
以前取り上げられたホワイトゴートの場合も同じで、シュレッダーゴミを水で溶かし、紙の繊維を取り出して、その繊維を再度並べて、それを乾燥させてロール紙状にするという仕組み。
どちらも紙を分解し、再生するという方法だが、ホワイトゴートとPaperLabの違いは、言うまでもなく再生できる紙に大きな違いがあるという事である。
ホワイトゴートは、紙の繊維の強さからトイレットペーパーしか再生させる事ができなかった装置だが、PaperLabは再び普通にコピー紙のような紙を再生できる。6年後の再生装置は、遂にここまで進化したのである。

まだ製品が具体的に発表されたわけではなく、エプソン側である程度の見込みが出来たという事で、今回発表に踏み切ったとの事だが、早い所製品が出回り、エコな環境を実現できるようになればと思う。

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