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ビデオキャプチャ環境のその後

フルHD、60fpsのキャプチャは未だ困難の連続?

MonsterXX2の存在

このBlogではまだ記事にしていないかもしれないが、私が使用しているUSB3.0接続タイプのMonsterX U3.0Rの姉妹品みたいなキャプチャボードに“MonsterXX2”という製品がある。
同じSKNETから発売された製品なのだが、PCI-Express×1接続のキャプチャボードである。
USB3.0接続とPCI-Express接続では、その安定性は明らかにPCI-Express接続であるため、私も後々にはMonsterXX2に買い換えかなぁ…と思っていたのだが、このMonsterXX2がとんでもない地雷製品だという事が判明した。
私としては、発売されている製品をここまでハッキリと「地雷」宣言する事は稀なのだが、コイツは明らかに地雷である。

2ちゃんねる
【SKNET】Monster X Part36【X/X2/X3/XX/XX2】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/avi/1458043900/ (現在リンク切れ)

2ちゃんねるの記事なので信憑性が…と思われるかもしれないが、ココには実際に人柱になった人たちの声が集まっている。だから参考にはなるワケで…。
で、どうしてここまで「地雷だ」と明言できるかというと、このMonsterXX2の基盤をじっくり見ると、その理由が見えてくる。いや、普通の人はじっくり見たりしないのだが、よくみると、この基盤上に、Renesas製のUSBコントローラーチップが載っているのである。
つまり、このMonsterXX2という製品は基盤の上でUSB3.0とPCI-Expressの変換を行っていて、コアとなるキャプチャユニット部分は相変わらずUSB3.0接続のままなのである。
つまり…設計そのものは以前のMonsterX U3.0Rと同じで、PCI-Expressボードの上でUSB3.0からPCI-Expressに変換しているだけ、という製品なのである。
だから、USB3.0接続による相性問題はそのまま残っているし、もっと酷いのはこの変換コントローラーの影響か、前より相性問題が多数出てしまっているらしい。
PCI-Expressスロットとの相性もあるようで、マザーボードメーカーによっては全く認識しない事もあれば、認識した後、一度スリープするとデバイスを見失って認識しなくなる、なんて事もあったり、酷いのは再起動する度にPCI-Expressスロットを抜き差しして再接続してやらないといけない、なんて事例もあるらしい。
これを地雷製品と呼ばずして何と呼べば良いのか?

MonsterX U3.0R

私はこのBlogでも以前書いたようにMonsterX U3.0Rを接続する為に、PCI-Express×4接続のRenesas製コントローラー搭載のUSB3.0拡張ボードを購入し、それでMonsterX U3.0Rを接続している。こいつはプチフリ問題がなければなぁ…この事でほぼ正常に動作し、スリープ後にもデバイスを見失う事なく接続できている。
但し、プチフリ問題は依然として残っていて、あらゆる手段…効果があるのかどうかは定かではない省電力設定も見直したが、それでもこのプチフリ問題は根本的には解決しなかった。
この省電力設定、OSの設定だけでなく、マザーボードのBIOSの設定から見直したのだが、それでも解決には至らなかった事を考えると、省電力設定には意味はあまりないのかもしれない。
もし私の環境で改善できる部分があるとするならば、MonsterX U3.0RのドライバをHDCP解除ができない最新のドライバにアップデートするぐらいではないかと思っている。
もちろんそうなればHDCPの解除を何かしらの別手段で解決するしかないのだが、それを行ってもし動作改善するのであれば、やってみる価値はあるのかもしれない。

HD60Pro

実はもう一つ、PCI-Express接続で信頼できるフルHD、60fpsキャプチャ環境を実現できるキャプチャカードが存在する。
HD60Proという製品で、コイツは今の所悪い話をあまり聞かない。モノは良いのだが…ならこの製品でキャプチャすれば良いじゃないかと言われるかも知れないが、このHD60Proには一つ重大な欠点がある。それはアマレコTVに対応していないという事である。
私はキャプチャソフトとしてアマレコTVを使用しているのだが、それは使いやすいというだけでなく低遅延だという事も理由の一つだったりする。
コーデックも有料版を入れているぐらいで、アマレコTVには絶対の信頼を置いているのだが、このHD60ProはアマレコTV上でデバイスが認識できないのか利用できないらしい。私も自分で確認していないので、どういう理由で使用できないのかまではわからないが、おそらく専用のキャプチャソフトでしか利用する事ができないようになっているのだろう。
というか、そもそもHD60Proはハードウェアエンコーダを搭載している為、その制御をする為に専用キャプチャソフトしか使えないようにしているのかもしれない。

こう考えると、汎用性が高いのはどうしてもSKNETの製品であり、私の場合だとMonsterX U3.0Rを使い続けるのが吉、という結論になってしまう。

USB接続とPCI-Express接続

私がなぜPCI-Express接続に拘るかというと、USB接続では前述のような省電力設定等で供給電力がカットされやすいのである。
もちろんPCI-Express接続であっても、そうした設定によっては省電力動作になってしまうのだが、電源供給が安定しているという意味ではUSB接続の比ではない。
だからこそPCI-Express接続のキャプチャボードが欲しいわけだが、USB接続でも電力供給に不安のない場合もある。それがセルフ電源方式で、ACアダプター等でUSB接続機器の電力を供給する仕組みのデバイスである。
だが…残念な事にMonsterX U3.0Rはセルフ電源方式ではなく、USBバスパワーで動作するため、どうしてもUSBによる電源供給にならざるを得ない。
だからこそ、省電力設定でトラブルを回避するという方向を模索しなければならないのだが、とにかくフルHDかつ60fpsによるキャプチャは、これに対応する安定したデバイスが登場する事が望ましい。
時代は4Kだ、8Kだと言っている時代に、未だフルHDでのキャプチャに問題を抱える今の状況は、正常進化しているとはちょっと言えないように思える。
ホント、不思議な状況である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. けまり部 より:

    フルHDキャプチャの人柱さんを探していて拝見しました。

    当方Intensity Pro 4K+アマレコTV4をPS4用etc.に使ってます。これも鉄板ではないのでMonster XX2勢はどうかなーと思っていたのですが・・・こちらはもっと厳しいようですね。
    アマレコがハードウェアエンコードのキャプチャに対応していないのは、アマレコが生データを読み込んでソフトエンコーダに転送することに特化しているからだと思います(そのお陰で低遅延なのでしょう)。

    ブログにこちらのキャプチャ状況を書いておきました。
    ご参考になれば幸いです。

    • アバター画像 武上 より:

      貴重なコメント、ありがとうございます。

      アマレコTVはハードウェアエンコード製品には一切対応していないというのが痛いところ…ではあります。おっしゃるとおり、元々が生データを扱う事を前提にしている為だと思います。

      その後、私もいろいろ試行錯誤を重ねたのですが、実の所、その後「MonsterX U3.0R」で、一切のプチフリ問題が発生しない状況となりました。
      理由はOSをWindows10にした、という事と考えられます。まぁ、早い話が明確な理由がそれしか思い浮かばないという事なのですが、Windows10環境にしてから、何故か「MonsterX U3.0R」でプチフリ問題がでなくなりました。
      PCI-Express×4接続のRenesas製コントローラー搭載のUSB3.0拡張ボードの稼働が安定したのか、それともMonsterX U3.0Rの接続が安定したのかはわかりませんが、Windows10環境でプチフリが一切発生しないようになり、今はいたって快適に運用できています。

      MonsterXX2はとにかく拡張ボードの形はしていますが、中身はMonsterX U3.0RのUSB3.0接続をPCI-Express接続にブリッジさせる仕様なので、MonsterX U3.0Rよりも安定しないと断言しても良いでしょう。

      しかし…Blackmagicdesign製品はプロっぽい感じで高級感があって、私には手が出しにくい(爆)
      配信程度しか想定していない私の用途では高級に感じますw

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